被扶養者の認定に関するQandAをアップしました。

事業主各位
被保険者各位
2015 年 9 月 30 日
日本発条健康保険組合
被扶養者の認定に関するQ&A
Q1:妻がパートタイマーで働いていて、年収は 130 万円未満なのですが、被扶養者として認定され
Q4:学校を卒業して就職した娘が、すぐその勤務先を退職しました。その場合は、再び被扶養者の資
ますか?
格を取得することは可能ですか?
A1:対象家族が以下の条件を満たしていれば、当組合の被扶養者として認定されますので、所定の手続
A4:すぐの退職であれば、Q2の雇用保険の基本手当も受給できない(離職日以前 2 年間に被保険者期
きをお願いします。
(手続きは事実発生から 5 日以内に)
間 12 カ月以上が条件)はずなので、退職と同時に被扶養者の資格を取得し、次の勤務先が決定するまで
●申請する者の年収が被保険者の年収の 2 分の 1 未満
は被扶養者になることができます。
●労働日数・労働時間が勤務先の一般社員に比べて、どちらか或いは何れも 4 分の 3 未満
但し、社員 500 名を超える勤務先でのパートタイマーは、2016 年10月より社会保険適用範囲が変
更となるのでご注意下さい。
(当組合の被扶養者になれない場合が生じます。
)
Q5:同居している 60 歳代の父母は被扶養者として申請できますか?
A5:60 歳以上の家族はそれぞれ年収が 180 万円(年金収入を含む)未満であり、かつA1の条件を満
たしていれば、ご両親双方を被扶養者とすることが可能ですが、当組合で総合的に判断をする場合があり
Q2:妻が正社員で勤務していましたが、この度、退職し、雇用保険の求職者給付の基本手当(失業手
当)を請求することとなりました。被扶養者として申請できますか?
ますので、ぜひ事前にご相談下さい。
なお、ご両親が 60 歳未満であれば、年収はそれぞれ 130 万円未満であることが求められます。
A2:基本手当が支給されるまでの間に、待期或いは給付制限期間があります。この期間中は被扶養者と
して認定されます。
Q6:別居している母(60 歳代)を扶養に入れたい場合の条件は何ですか?
但し、その後の基本手当の受給期間中、手当額が日額 3,612 円以上の場合は、被扶養者にはなれません A6:母親の年収以上の仕送りを被保険者が行っている証明をするとともに、母親の年収が被保険者の年
ので、資格を喪失します。3,612 円未満の場合は継続して被扶養者になれます。
もちろん、この期間中に新たに勤務先が決定し、そこで社会保険に加入する場合は、同日付で被扶養者
収の 2 分の 1 を上回っていないことが条件になります。もちろん、母親の年収が 180 万円未満であるこ
とが前提です。
の資格を喪失します。
具体的には、様々なケースが想定でき、当組合で事実関係を総合的に判断するので、事前にご相談下さ
手続きに際しては、誓約書等が必要となります。
退職後
当組合被扶養者認定・国民年金第 3 号被保険者
雇用保険基本手当受給中
国民健康保険加入・国民年金第 1 号被保険者
雇用保険基本手当受給終了後
当組合被扶養者認定・国民年金第 3 号被保険者
い。
Q7:海外に在住する家族は申請できますか?
A:基本は国内の場合と同様で、認定に必要な書類が提出することが前提です。対象家族の年収を証明す
る書類が提出できない場合は、勤務先の証明をこれに代える方法もありますので、当組合宛にご相談下さ
Q3:家族が自宅で自営業を営んでいます。この場合で被扶養者になれるのはどのような条件がありま
い。
すか?
A3:原則として下記の条件を満たしていれば被扶養者として認定されます。
Q8:提出を求められる書類は個人情報を含んでいるので、提出したくないのですが、提出は強制でし
●被保険者により生計を維持されている。
ょうか?
●売上高から必要経費を控除した所得が年間 130 万円(60 歳以上は 180 万円)未満である。
A8:健康保険法施行規則第 38 条に、
「被保険者は、被扶養者を有するとき、又は被扶養者を有するに至
但し、事業の場所が自宅との兼用の場合、事業に直接要する費用以外の経費(例:減価償却費、通信費、 ったときは、五日以内に、次に掲げる事項を記載した被扶養者届を事業主を経由して厚生労働大臣又は健
教育費など)は必要経費とは認められません。
また、申請に添付する書類として、前年度の確定申告書(或いは農業所得決定通知書)などがあり、ま
た必要に応じて、被保険者により生計維持されていることを証明する書類の提出を求めます。
農業を営んでいる方もこの条件に準じます。
康保険組合に提出しなければならない。
一
被扶養者の職業、収入、住所、氏名、性別、生年月日及び被保険者との続柄
二
被扶養者が被保険者の直系尊属、配偶者、子、孫及び弟妹以外の者であるときは、同一の世帯に属し
た年月日及び扶養するに至った理由」とあります。
したがって、提出を拒んだときは被扶養者として認定されないこととなります。
以上