擬制世帯主 世帯主本人は国民健康保険以外の健康保険に加入しているが、世帯内に国民健康保険に加入している方 がいる世帯主をいいます。 介護保険第2号被保険者 65 歳以上の方を第 1 号被保険者、40 歳から 64 歳までの方を第2号被保険者と言います。第 1 号被保険 者は介護保険料として納め、第 2 号被保険者は、加入している健康保険税(料)と一緒に納めます。 総所得金額 総所得金額とは、事業所得、給与所得、雑所得(公的年金を含む。) 、一時所得、不動産所得、土地・建 物・株式等にかかる譲渡所得(特別控除が適用されます。)などの所得の合計です。 ただし、課税対象でない年金(遺族年金、障害年金など)や退職所得は含みません。 なお、所得とは、収入金額から必要経費等を差し引いた金額のことです。 (各種控除前) また、平成 22 年 4 月から、非自発的失業者については、総所得金額に給与所得が含まれる場合、手続 きを行うことにより、給与所得を 30/100 として計算します。 特定世帯 国民健康保険加入者が、後期高齢者医療制度へ移行して、国民健康保険の被保険者でなくなったことに より、1 人だけが国民健康保険に残った世帯であって、国民健康保険の資格を喪失した日の属する月(特 定月)以後 5 年を経過する月までの間にある世帯をいいます。 特定継続世帯 国民健康保険加入者が後期高齢者医療制度へ移行して、国民健康保険の被保険者でなくなったことによ り、1 人だけが国民健康保険に残った世帯であって、特定月以後 5 年を経過する月の翌月から特定月以後 8 年を経過するまでの間にある世帯をいいます。 特定同一世帯所属者 後期高齢者医療制度の被保険者のうち、次の(ア)及び(イ)に該当する人をいいます。 (ア)後期高齢者医療制度の被保険者資格を取得した日において国民健康保険の被保険者資格を有する 者 (イ)後期高齢者医療制度の被保険者資格を取得した日において同一の世帯に属する国民健康保険の世 帯主(以後継続して世帯主である者に限る。)と当該日以後継続して同一の世帯に属する者(当該 日に国民健康保険の世帯主であった場合にあっては、当該日以後継続して国民健康保険の世帯主で ある者) 賦課限度額 国民健康保険税を課税する際の上限です。医療分・後期高齢者支援金等分・介護分それぞれに決められ ており、計算上は限度額を上回る場合でも限度額を超えて課税することはできないことになっています。 特別徴収 納税義務者に代わり特別徴収義務者が納める方法です。国民健康保険税では、厚生労働大臣の年金保険 者が特別徴収義務者となり、納税義務者に代わり支払う年金より天引きして納付します。 市県民税の特別徴収では、事業所が特別徴収義務者となり、納税義務者に代わり支払う給料より天引き して納付します。 仮徴収 4 月・6 月・8 月分の年金からの特別徴収をいいます。年税額が決定していませんので、前年 2 月に特 別徴収が行われている方は 2 月分と同額を、それ以外の方は前年度の税額より計算し、仮に徴収します。 本徴収 10 月・12 月・2 月分の年金からの特別徴収をいいます。仮徴収が行われていた方は、年税額から仮徴 収税額を差し引いた残りを徴収します。それ以外の方は、年税額から普通徴収分を差し引いた残りを徴収 します。 普通徴収 納付書または口座振替によって税金を納付する方法です。 長寿医療制度(後期高齢者医療制度) 平成 20 年 4 月から始まった新しい制度で、保険者は、都道府県単位で設置される広域連合です。 75 歳に到達すると現在加入している健康保険から自動的に加入することになりますので、手続きの必要 はありません。ただし、65 歳~74 歳の一定程度の障害のある人が加入する場合は申請が必要になります。 被保険者証は、1 人に 1 枚交付されます。保険料も加入者ごとにかかり、基本的に年金より天引きされ ます。
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