「マイナンバー法に対応した業務フロー・情報管理体制の構築」 担当者

「マイナンバー法に対応した業務フロー・情報管理体制の構築」
担当者向け実務研修会
【内容詳細】
1.マイナンバー制度(社会保障・税番号制度)の概要
①社会保障・税番号制度とは何か
②マイナンバー法(番号法)の内容
③民間企業おいて個人番号・法人番号が必要となる場面とは
2.業務フロー構築の実際
(1)個人番号の取得に関するポイント
①取得するタイミング(いつ、どのように提供を受けるか)
②利用目的の特定、通知・公表等(利用目的の変更は可能か、明示は必要か)
③本人確認の業務フロー(本人、代理人からの提供、本社以外に所属する従業員の場合)
④番号取得の際の FAQ
・番号の間違いを確認・修正する事務
・個人番号を提供してくれない株主・顧客への対応(強制はできるか)
(2)
「税務関係」の社内事務の業務フロー構築
①従業員等に対する税務の実務ポイント
・扶養控除等(異動)申告書
・源泉徴収票
②株主等に対する税務の実務ポイント
・株主から個人番号・法人番号の提供を受ける時期
・経過措置(3年間)
③取引先に対する税務の実務ポイント
・取引先が法人である場合の対応
④金融機関における対応
(3)
「社会保険関係」の社内事務の業務フロー構築
①対応すべき帳票一覧と留意点(健康保険・厚生年金保険、雇用保険、労災保険)
・会社が作成して提出する書面
・従業員が作成して提出する書面
・健康保険被扶養者(異動)届、国民年金第 3 号被保険者関係届
②業務フロー構築のポイント
3.情報管理体制構築の実際
(1)番号法ガイドライン
①番号法ガイドラインと個人情報保護法のガイドラインとの相違点
②安全管理措置の実際
③特定個人情報取扱規程策定のポイント
(2)特定個人情報保護評価書への対応
特定個人情報保護委員会は、どのようなリスクがあると認識しているのか
4.2016 年 1 月までの対応スケジュール
【詳細準備事項】
①自社において、以下の帳票について、誰が作成してどのように社内を流通しているのか、業務フロー
を作成する
・給与所得の源泉徴収票
・扶養控除等(異動)申告書
・健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届
・健康保険被扶養者(異動)届、国民年金第 3 号被保険者関係届
・出産育児一時金の支給の申請
・雇用保険被保険者資格取得届
・教育訓練給付金及び教育訓練支給給付金受給資格確認票
②以下の規程について確認する
・個人情報保護を推進する上での考え方や方針(いわゆる、プライバシーポリシー、プライバシース
テートメント等)
・個人情報取扱規程
・個人情報取扱細則(特に個人データ等の廃棄・削除に関する規程部分)