やる気いっぱい <夢> 元気いっぱい <命> やさしさいっぱい <心> 赤江っ子通信 №14 宮崎市立赤江小学校 校長 久島 孝昭 H27.7.22 台風11号通過後の17日(金)にやっと九州南部の梅雨が明けました。昨年度より1日遅れでしたが、今 年はとにかく雨が多かったなあという印象です。子どもたちも真夏の日差しの下での水泳ができたのは、ほ んの数日でした。いよいよ明日から夏休みに入ります。いよいよ本格的な夏を期待したいですね。 ○ アオバズクのヒナが孵りました。 アオバズクのヒナが孵っていました。そろそろかなあ、と思っていましたら、 17日(金)の早朝、出勤してきた職員が正門前の路面にいるヒナを見つけまし た。すぐに事務室の富井先生が写真を撮ってくださいました。私も19日(日) にイチョウの枝にとまっている姿を確認しまた。産毛が確認できましたので、ヒナに間違いはないと思いま す。今年も無事にヒナが育ってくれてよかったです。 ○ 家庭教育学級、教育講演会を行いました。 14日(火)の午後、本校体育館で家庭教育学級の教育講演会を行いました。講演会には6年生も参加し ました。講師には宮崎県発達障害者支援センターで臨床心理士をされている鮫島奈緒美先生をお願いしま した。演題は「支援が必要な子と共に生きる共生社会の実現のために ~さまざまな個性の子どもたちが 輝く世代に~」でした。実際に講演するに当たっては、6年生にも分かりやすいように「さまざまな個性 を持った君たちが輝けるように」ということで話をしていただきました。概要は次のようなものでした。 ・みんな(周りの人)ができることができないと苦労する。 ・発達障がいは「脳の障がい」が原因だと言われるが、自分は「脳の働きの違い」だと思う。 ・何に意識が向いているかで、同じ現象を見ても、考え方が違う。 ・ 「生きる力」とは、できることは自分でする。少しがんばればできることをがんばる。できないとき は助けを求めることができること。 ・実行に移すことが苦手な子どもには具体的な手助けが重要。 ・優しい言葉を使おう。否定的な言い方をしない。人のよい所に目を向けよう。 子どもたちはもちろん、私たち大人も互いの個性を認め合い、毎日を笑顔で過ごしたいものですね。 ○ 台風接近に伴う対応について 台風11号の接近に際しては、その進行速度の遅さに事前の判断や対応が難しかったのですが、保護者 の皆さんには弁当の準備などご協力いただき、ありがとうございました。おかげさまで、大きな影響を受 けることもなく過ぎ去り、ほっとしています。四国や中国・東海地方では大きな被害が出たようです。被 災地のみなさんが一日でも早く、いつもの生活を送ることができるようになってほしいと思います。 今回は、台風の最接近が予想される2日前に弁当持参の判断をしました。台風の進行速度が遅かったた め、万が一子どもたちを下校させるとしたら、どのタイミングがよいか判断が難しく、給食を止めても状 況によっては午後まで授業できる対応をとるためです。前日まで判断を待つこともできましたが、そうな ると、家庭によってはお仕事の関係などで弁当の準備ができないことも予想されましたので、2日前に判 断して文書でお願いしたところです。 今回は結果として通常通りでもよかったと思われますが、台風対応は子どもたちの安全を第一に、最悪 の状況を想定して対応していきます。 結果として、今回のように対応が空振りに終わることもありますが、 被害を受けるよりはずっとよいと思います。今後も台風接近が予想されますが、その都度、情報をもとに 最善と思われる判断・対応をしていきますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。 ○ 吹奏楽部、宮崎県吹奏楽コンクールで金賞を受賞しました! 18日(土)に宮崎市民文化ホールで標記コンクールが行われ、本校吹奏楽部は見事金賞を受賞しました。 私をはじめ、職員も応援に駆けつけましたが、有馬先生の指揮のもと、子どもたちが心を一つに併せて素 晴らしい演奏を披露してくれました。金賞、おめでとうございました。 ○ 結団式を行いました。 21日(火)の朝の時間に、体育館で9月27日(日)に予定している運動会のための結団式を行いました。 本校は赤・白・青・黄の4団が優勝を目指します。団の色、団長、スローガンも決まりましたのでお知 らせします。なお、5学級ある1・2年生と、3学級ある3・4年生は、学年で4団に 編制しなおしました。 団 長 赤団 青団 白団 黄団 ○ く ぼ た そ 副団長 ら たか はし 久保田 青空くん 髙橋 う ち ば え たてもと ま なと な つみ 菜摘さん 内八重 愛斗くん 立本 伊織さん とし み ほ のか 年見 穂風さん す みた 住田 じょう ひ だか あ おい ご とう はや と 日髙 葵衣さん ○ スローガン い おり 丞 くん 後藤 隼都くん 輝け笑顔! 今ある力を出し切って 燃える赤江っ子魂 見せてやろう! 1学期前半が終わりました。 いよいよ今日で1学期前半が終わりました。子どもたちはそれぞれにいろいろなことを学び、たくまし く成長してきました。ここまで命に関わるような重大な事故や事件はなく、子どもたちが夏休みを迎える ことができてうれしく思います。保護者の皆さんのご指導とご協力に感謝申し上げます。 ここで1学期前半を振り返ってみます。 「命」に関しては、多くの子どもたちが毎日元気に登校してきてくれましたが、手足を骨折した子ども が数名出たのが残念でした。夏休みやこれからの生活で、事故やけがなく、みんなが元気で過ごしてくれ ることを願っています。 「夢」に関しては、5月に子どもたちに 1 学期中にかなえたい夢を書いてもらいましたが、これまでに 40名近くの子どもたちが夢をかなえたと報告に来てくれました。夢をもち、それをかなえるためにいろ いろな場面で頑張っている子どもたちをこれからも応援していきます。 「心」に関しては、朝の活動において、あいさつ運動や清掃活動などに主体的に取り組んでくれる高学 年をはじめ、思いやりのある行動が校内のあちらこちらで見られました。また、心を豊かにするための読 書にも多くの子どもが取り組み、読み聞かせボランティアの皆さんの協力もいただきました。夏休みもた くさん読んでほしいと思います。 保護者の皆さんには、本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、感謝申し上げます。 ※ 特攻基地資料展が宮崎空港で行われます。 22日(水)から26日(日)まで、宮崎空港ビル3階VIPルームで「宮崎特攻基地資料展」が行われま す。6年生が春の遠足で訪れた特攻基地慰霊碑の収蔵庫に保管されているさまざまな遺品やパネルが展示 されています。6年生は2月に行われる「地域に感謝する会」で劇を披露しますが、赤江地区の戦争の歴 史や特攻隊のことを知るうえでよい機会だと思います。家族で見に行かれてはいかがでしょうか。
© Copyright 2024 ExpyDoc