2月25日の開催概要

定例公安委員会の開催概要
定例公安委員会は、平成27年2月25日(水)に開催され、秋田県警察
から次の事項について報告・説明があり、審議を行いました。
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決裁事項
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(1)
秋田県警察の組織に関する規則の一部を改正する規則について
航空機及び警察職員の援助要請受諾について
平成27年度運転免許関係業務委託に係る法人等の認定について
運転免許の取消処分について
警察官の特別派遣について
報告事項
平成27年1月中の警察安全相談受理状況について
県警察から、平成27年1月中の警察安全相談受理状況に関する報告があった。
1月中の警察安全相談受理件数は、1,046件で、前年同月に比べ52件(5.2%)の増
加となっている。
相談内容は、警察活動全般にわたっており、生活安全部門に関する相談が728件と
最も多く、次いで刑事部門に関する相談が211件、交通部門に関する相談が65件とな
っている。特殊詐欺に関する相談件数は、165件で、前年同月に比べ72件増加してい
る。相談を端緒に検挙した事案は、児童買春、児童ポルノ法違反等6件である旨の
報告があった。
委員から、『特殊詐欺の相談は依然として増加傾向にあるので、この種の相談につ
いては解決策等を適切に教示するなど、今後も1件1件丁寧な対応をしていただき
たい。』との発言があった。
(2)
県警察の行う総合監察(第3・四半期)の実施結果について
県警察から、県警察の行う総合監察(第3・四半期)の実施結果に関する報告が
あった。
平成26年10月8日(水)から平成27年1月21日(水)までの間、警察署、執行隊
を対象として、刑事部門における「証拠物件の保管管理の徹底状況」等、交通部門
における「交通取締りにおける業務の管理状況」等について、主任監察官等による
総合監察を実施した結果、刑事部の監察結果は良好で、交通部の監察結果は概ね良
好である旨の報告があった。
委員から、『監察の結果、業務の好事例が確認されたのはとても良いことである。
好事例については他の所属にも通知して、業務の参考にしてもらいたい。』との発言
があった。
(3)
警察庁の行う総合監察の受監結果について
県警察から、警察庁の行う総合監察の受監結果に関する報告があった。
1月15日(木)、16日(金)の2日間、警察本部及び警察署を対象として実施され
た「証拠物件の保管管理の徹底状況及び適正捜査の徹底状況」に関する総合監察の
結果について通知があり、概ね良好である旨の報告があった。
委員から、『受監結果、一部書類の不備が認められたようであるが、直ちに対策を
講じており結構である。』との発言があった。
(4)
八郎湖東部承水路における水難事故の発生について
県警察から、八郎湖東部承水路における水難事故の発生に関する報告があった。
2月19日(木)、山本郡三種町鹿渡地内の八郎湖東部承水路氷上にワカサギ釣りに
来ていた大仙市居住の男性(64歳)が、氷が割れて水中に転落し死亡する事故が発生
した。この事故の発生を受けて、翌朝から事故現場付近においてパトカーによる巡
回や駐留警戒により注意喚起を行うとともに、能代警察署において、県や漁協等の
関係者を集め事故防止対策協議会を開催した旨の報告があった。
委員から、『今回の事故は、被害者の方に自己責任があったと認められるものの、
今後は看板を設置するなど注意喚起の広報等を考える必要があると思われる。』との
発言があった。
(5)
現住建造物等放火事件被疑者の逮捕について
県警察から、現住建造物等放火事件被疑者の逮捕に関する報告があった。
秋田東警察署は、平成27年2月16日(月)、秋田市四ツ小屋地内のアパート自室に
放火したとして、2月17日(火)、現住建造物等放火の事実で女性(42歳)を通常逮
捕した旨の報告があった。
委員から、『事件の背景等を含め全容解明に向けて鋭意捜査を進めていただきた
い。』との発言があった。
(6)
道路交通等保全に関する条例の許可代行について
県警察から、2月9日(月)から2月22日 (日)までの許可代行2件に関する報
告があった。