定例公安委員会の開催概要 定例公安委員会は、平成27年3月4日(水)に開催され、秋田県警察 から次の事項について報告・説明があり、審議を行いました。 1 決裁事項 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 (1) 秋田県警察署協議会委員の選考について 秋田県公安委員会公文例規程の一部を改正する規程について 秋田県警察の組織に関する規則の一部を改正する規則について 審査請求取下げ通知書について 運転免許の取消処分について 秋田県公安委員会における特定秘密の保護に関する規程の制定について 警察官等の特別派遣について 審議事項 秋田県警察署協議会委員の選考について 県警察から、警察署協議会委員の委嘱替えに伴い、各警察署から上申された協議 会委員候補者の中から推挙した120人について審議した結果、原案どおりの候補者に 委員委嘱することを了承した。 (2) 警察官等の特別派遣について 県警察から、宮城県公安委員会より警察職員等の援助要求があった旨の報告があ り、審議した結果、原案どおり了承した。 3 (1) 報告事項 平成27年全国優秀警察職員表彰の受賞者について 県警察から、平成27年全国優秀警察職員表彰の受賞者に関する報告があった。 平成27年全国優秀警察職員に県警察から1人が決定し、3月9日(月)、東京都千 代田区のグランドアーク半蔵門において表彰式が行われる旨の報告があった。 委員から、『大変栄誉ある警察功労賞を受賞されることは、受賞者本人にとっては もちろん、後進の皆さんにとっても大きな励みになるので良かったと思う。』との発 言があった。 (2) 殺人未遂(乳児虐待)被疑者の逮捕について 県警察から、殺人未遂(乳児虐待)被疑者の逮捕に関する報告があった。 捜査第一課、由利本荘警察署は、平成27年3月1日(日)、平成26年5月ころから 6月ころまでの間、由利本荘市内のアパートにおいて、実子(生後約1ヶ月)に対 して殺意を持って暴行を加え、頭蓋骨骨折や脳挫傷等の傷害を負わせた殺人未遂の 事実で、住居不定の男性(30歳)を通常逮捕した旨の報告があった。 委員から、『閉ざされた空間での、話もできない乳児に対する犯罪であり、立証す るのは大変困難であったと思われるが、今後も慎重かつ適正な捜査をして真相解明 を宜しくお願いしたい。』との発言があった。 (3) 平成27年2月末の交通事故発生状況について 県警察から、平成27年2月末の交通事故発生状況に関する報告があった。 2月中における交通事故発生状況は、発生件数182件、死者数2人、負傷者数227 人で、前年同期間に比べ、発生件数は2件、死者数は1人、負傷者数は11人それぞ れ減少した。2月末現在における交通事故発生状況は、発生件数362件、死者数4人、 負傷者数446人で、前年同期に比べ、発生件数は26件、死者数は3人、負傷者数は41 人それぞれ減少した。 交通死亡事故の主な特徴として、類型別では、車両対車両の事故の死者が3人、 人対車両の死者が1人となっている。また、高齢者の死者数は1人で、前年同期に 比べ5人減少、高齢者が第1当事者になった事故の死者はおらず、前年同期に比べ 2人減少している旨の報告があった。 委員から、『交通事故が減少傾向にあるということは、これまでの対策の効果と考 えて良いと思うでの引き続き宜しくお願いしたい。今後は、高校を卒業して間もな い運転初心者が増えてくるので、この点にも注意して指導願いたい。』との発言があ った。 (4) 3.11東日本大震災を風化させないための広報啓発活動等の実施について 県警察から、3.11東日本大震災を風化させないための広報啓発活動等の実施に 関する報告があった。 3月8日 (日)から3月13日(金)までの6日間、秋田市新屋の運転免許センタ ーにおいて、県民の危機意識の向上と警察の震災対応に理解と協力を得るため、写 真パネルの展示や福島・宮城県警作成DVD「東日本大震災の記録」の放映等を実 施する。また、各警察署において津波避難広報伝達訓練及び各種広報啓発活動を実 施するなど、震災を風化させない活動を行う旨の報告があった。 委員から、『あれから4年が経過するが、時間とともに風化させないように、震災 を体験した我々は教訓をしっかりと伝えていく義務があると思う。そのためにこの ような広報啓発や訓練は大事である。』との発言があった。 (5) 道路交通等保全に関する条例の許可代行について 県警察から、2月23日(月)から3月1日 (日)までの許可代行1件に関する報 告があった。
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