新年度のスタートと着任のごあいさつ 学校経営方針(要旨)

平成 27 年 4 月 6 日 NO.1
中 央 区 立 佃 中 学 校
中 央 区 佃 2-3-2
03-3531-7215
[email protected]
H26.27中央区教育委員会指定研究奨励校
「よりよく生きる生徒の育成」-生命尊重教育の充実
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H26.27東京都教育委員会指定
人権尊重教育推進校
新年度のスタートと着任のごあいさつ
校長
宮 崎 宏 明
4月1日をもって中央区立佃中学校長を拝命いたしました宮崎宏明と申します。本校に着任
する前は、中央区の教育委員会や銀座中学校に勤務していましたので、本校と地域の素晴らし
さは以前からよく存じておりました。理数教育フロンティア校や人権尊重教育推進校などの先
進的な取組は言うに及ばず、何より元気のよい「あいさつ」の励行は区内のどの学校と比べて
も群を抜いています。生徒のみなさんが「あいさつの佃中」を誇りにしていることがよく伝わ
りました。また、江戸時代以来の風情ある町並みと、近代的なビル群が見事に調和する地域で
は、温かな人情が脈々と受け継がれ、労をいとわず学校を支えてくださっているのはもちろん、
生徒たちの情操を大いに育んでいただいています。このような学校に着任できたことを心から
喜んでおります。
さて、本日新3年生77名、新2年生88名の参加のもと始業式が挙行され、中央区立佃中
学校の平成27年度がスタートしました。きっと生徒のみなさんは新年度への大きな期待とク
ラス替えなどによる少しの不安を胸に、今朝それぞれの家を出たことと思います。登校して新
クラスの名簿をもらうと、あちらこちらから歓声があがりましたが、着任式、始業式が終わり、
新担任が発表されるころには、どの生徒の顔からも笑みがこぼれていました。新1年生も明日
の入学式から参加します。どの学年の生徒にとっても、これから始まる学校生活の中で、豊か
な体験を重ね、多くのことを身に付け、大きく成長していってほしいと心から願っております。
我々佃中学校教職員一同は、生徒たちの未来に資する使命と責任を痛感し、全力で教育活動
の充実に努めてまいります。保護者、地域、ご関係の皆様におかれましては、今後も本校を支
えてくださいますようお願い申し上げます。
学校経営方針(要旨)
さらに素晴らしい佃中学校を創造するために、以下のような経営方針を掲げます。
1 佃中学校教育目標
・深く考え 実行する生徒
・自ら学び 伸びていく生徒
・励まし合い 助け合う生徒
・礼儀正しく 規律ある生徒
・個性豊かで たくましい生徒
2
①
②
③
④
3
目指す学校像
生徒が安心して過ごし、充実した学びを得られる学校
保護者が我が子を通わせたいと思える学校
地域から親しみと信頼を得られる学校
教職員が同じ方向を向き、明るく生き生きと働く学校
目指す生徒像
(スローガン)強い・やさしい・礼儀正しい
① 強い佃中生:自分に自信をもち、自分を大切にできる人を目指す。
② やさしい佃中生 :他人を大切にできる人を目指す。
③ 礼儀正しい佃中生 :社会性を身に付けた人を目指す。
4
学校経営の基本方針
(1) 人権尊重教育を推進します【徳:心はひとつ佃中】
① 中央区教育委員会研究奨励校及び東京都人権尊重教育推進校としての研究実践を推進する
② いじめを生まない学校づくりを行う
③ 教職員の人権感覚を練磨する
(2) 基礎的・基本的学力の定着・向上と個性の伸長を図ります【知】
① 個に応じた指導を行う
② 個性の伸長を図る
③
授業改善を推進する
(3) 体力向上と健康教育を推進します【体】
(4) 生徒理解に努め、その心に寄り添います
(5) 学校行事や生徒会活動・部活動、豊かな体験活動を充実させます
(6) 思考力・判断力・表現力を育成します
(7) オリンピック・パラリンピック教育を推進します
(8) 幼小中連携を推進します
(9) 家庭との連携を推進します
(10)地域から信頼される開かれた学校をつくります
(11)教職員の資質・能力向上に努めます
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本年度の重点
(1) 学習指導
① 基礎的・基本的学力の定着
② 思考力・判断力・表現力の育成
③ 道徳の授業の充実
④ 教員相互の研鑽
(2) 生活指導・進路指導
① 組織的で迅速に対応できる体制の強化(いじめ・不登校・生活指導上の問題行動
等)
② 人権尊重教育の推進
③ 未来にあこがれや夢がもてる進路指導の推進
(3) 学校運営
① オリンピック・パラリンピック教育の企画・推進
② 幼小中連携の企画・推進
③ 家庭との連携強化
④ OJT・校内研修体制の強化
(4)特別活動・その他
① 部活動の充実
② 地域との連携
考えましょう人権Ⅴ
<外国人に対する差別や偏見>
最近町でも電車の中でも外国の方をたくさん目にします。また、中央区の学校にも、ご両
親またはどちらかの親御さんが外国人(外国出身)という児童・生徒がたくさん在籍してい
ます。オリンピック・パラリンピックを5年後にひかえ、本当の意味で国際化を果たさなけ
ればならない日本人または日本に住む者にとって、偏見をもたず、心ない声には背を向け、
人そのものを見つめ、尊重し、信頼関係をつくっていけるかどうかが問われています。