異物混入予防のための留意点

お客様と東邦微生物研究所を繋ぐコミュニケーションペーパー(電子版)
TOHO NEWS
№.051
東邦微研ニュース
異物混入予防のための留意点
最近、飲食店や食品製造工場の異物混入事件がマスメディア上で大きく取り上げられています。
食品を製造または調理する事業所は、今一度、下記の混入予防のための留意点を再確認してみましょう。
異物混入予防のための留意点
1
着衣・身だしなみ
ヘアーネットや帽子を正しく着用しましょう。
着替えるときに作業着に毛髪が付着する場合があり、製造現場に入る前には粘着ローラー等で取除き、履物を替えて
から入室しましょう。
2
私物の管理
従業員の私物が、作業着のポケットから落ち、異物として混入するケースがあります。製造現場に持ち込まないよう
にしましょう。
3
使用禁止物品
異物混入を起こしやすく、かつ危険なクリップ、ホチキス、画びょう、ボールペンのキャップ等は製造現場に持込ま
ないようにしましょう。また、金属ブラシ等の破損しやすい材質の器具は使わないようにしましょう。
4
整理・整頓・清掃
異物混入を防止するために製造現場内は不要な物がなく、ゴミやホコリの無い清掃が行き届いた状態でなければなり
ません。
また、筆記用具や工具は専用の保管場所に数量表示した上で、使用後には必ず保管場所に戻す習慣をつけましょう。
5
製造前・製造中の手順
開始前に機械器具の破損や金属探知機、X線探知機等の動作チェックし、ルールや作業手順書どおりに実施すること
が大切です。
6
再利用の禁止
外包装のダンボール等の再利用は、破損して脱落したものが異物となる危険性があります。また、ダンボールは湿気
やほこりを吸着し非衛生的となりますので再利用は避けましょう。
7 防虫・防そ
ドアや窓を不用意に開けないなど入退室時のルールを守り、また製造現場の清掃の徹底、食品残渣を取除く等、ネズ
ミや昆虫が入り込まない環境づくりが大切です。
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