授業科目名 慢性期援助論 主担当教員 藤本 陽子 対象学年 2 開講学期 前期 授業形態 演習 担当教員 藤本 陽子 科目区分 専門分野Ⅱ 単位数 1 必修・選択 必修 慢性的な経過をたどる状態にある対象の身体的、精神的、社会的側面において、家 族を含めた特徴を理解する。対象のニーズを満たし、QOL を向上させるための看護の 授業概要 あり方、セルフケア、適応、自己効力、ヘルスプロモーションについて学び、対象を取り 巻く社会環境や家族看護の視点から必要なかかわりについて理解する。また、看護過 程を通し生活習慣病や慢性疾患の予防、健康回復への関わりとしての教育的支援に ついて学修し、成人期慢性疾患患者の特性を多面的に理解する。 1. 慢性期疾患を理解した上で慢性期看護を理解する。 2. 慢性期にある人の心理や社会的特徴を知り、病気を持ちながら生きることを理解 授業目標 する。 3. 慢性期にある患者の看護援助を理論を通し理解する。 4. 特徴的な慢性期疾患の事例を通し看護を理解する。 1. 慢性期とは何か、慢性期看護とは何かについて、また、慢性疾患の特徴と生活習 慣病の予防を学ぶ。 2. 慢性期にある患者の病気の管理と付き合い方を学び、家族関係や家族の役割を 履修上の注意 知る。 3. 病気とともに楽しく生きる方法についてセルフケアの方法を学ぶ。 4. 慢性期疾患を有し明るく生きている患者の体験談を聞き、その人の自己管理手法 を学ぶ。 1.慢性期の概念 2.慢性状態を引き起こす代表的な疾患と治療の特徴① 3.代表的な疾患と治療の特徴② 4.代表的な疾患と治療の特徴③ 5.生活習慣病の予防とヘルスプロモーションの促進① 6.ヘルスプロモーションの促進② 授業計画 7.慢性期にある人の社会環境や治療・療養環境 8.病気の診断、長期に渡る病気の管理を続けることに伴う心理・社会的問題① 9.病気の診断と、長期療養に伴う心理・社会的問題② 10.病みの奇跡を看護に適用し生きる喜びを味わうことの重要性 11.疾病がライフサイクルに及ぼす影響と慢性疾患を受け入れる過程 12.慢性期疾患患者のQOLを高める看護援助の方法① 13.健康の維持・増進のためのセルフケア支援① 133 14.健康の維持・増進のためのセルフケア支援② 15.疾病受容過程への援助 教科書 参考書 授業の進め方 成績評価方法 と基準 記述試験(100%) オフィスアワー 授業改善への 工夫 講義終了時にアンケート調査を行い、学生のニーズに対応する。 その他 134
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