2015 年度 後期 1単位 解剖生理学実験Ⅱ 対 象 学 科 ・学 年: 健康栄養学科1年 A 組 時 間: 月曜日 IV〜V 時限(14:40~17:50) 教 室: 1号館学生実験室2 教 科 書 : 『人体の構造と機能』(エレイン・N・マリーブ著、医学書院) 1.担当教員 (1) 名前: 鈴木裕一(健康栄養学科) (2) 研究室: 1号館 6階 (3) 連絡先: (4) オフィスアワー: 火曜日 10:00~11:10 (5) 主な研究・教育業績 東北大学医学部卒(1971 年)、東北大学大学院医学研究科修了(医学博士)、東北大学助手、 山形大学助教授、静岡県立大学教授を経て現在仙台白百合女子大学教授(特別専任)。所属 学会:日本生理学会、日本消化器病学会、日本病態栄養学会、米国生理学会。これまでの担当 科目:解剖生理学・病理学。これまでの研究分野:消化管の生理学 2.授業の目的 (1) 授業の目的 「人体の構造と機能および疾病の成り立ち」を理解する。 (2) 到達目標 ① 人体は、80兆個の細胞からなること、また役割の異なった細胞群からなること、を理解する。 ② 人体11の器官系、すなわち外皮系・骨格系・筋系・神経系・内分泌系・心臓血管系・リンパ 系・呼吸器系・消化器系・泌尿器系・生殖器系、の構造と働きを理解する。 ③ 様々な病態を、正常機能をもとに理解する。 3.授業の概要 前期の解剖生理学実験 I と後期の解剖生理学実験 II は一連の科目である。また、講義科目の解 剖生理学 I および II とも有機的につながっている。 日程順に、A シリーズ、B シリーズ、C シリーズの実験を行う。各シリーズは4つの実験項目からな る。クラスを4班に分け、班ごとに毎回異なる実験項目を履修する。4回で一回りすることになりひとつ のシリーズの全実験項目の終了となる。 4.授業の受け方・勉強の仕方 (1) 授業の受け方 各実験のプリントを配るので、それに結果や考察、スケッチ、問題の解答を書き込む。毎回、担 当教員に確認のサインをもらって終了となる。 (2) 復習の仕方 解剖生理学 II と合わせて、総合復習とテストを行うので、まめに復習する必要がある。 1 5.受講にあたってのルール (1) 私語は慎むこと。内職をしたものは欠席扱いとする。スマホは、計算や勉強の内容を調べるとき のみに使うこと。 (2) 必ず全部の実験項目を履修すること。休んだ場合は補講を行う。 6.授業計画 回 1 月日 テーマ・内容 予習・復習 備考 9/28 II-A-1 心臓の構造と働き 実験プリントの記入内容確認 2 10/5 II-A-2 血管系とリンパ系 実験プリントの記入内容確認 3 10/12 II-A-3 心臓血管系の調節 実験プリントの記入内容確認 4 10/19 II-A-4 呼吸器系の構造と働き 実験プリントの記入内容確認 5 10/26 総合復習 6 11/2 II-B-1 消化管の構造と機能 実験プリントの記入内容確認 7 11/9 II-B-2 消化管の微細構造 実験プリントの記入内容確認 8 11/16 II-B-3 咀嚼と口腔機能 実験プリントの記入内容確認 9 11/23 II-B-4 エネルギー代謝 実験プリントの記入内容確認 10 11/30 総合復習 11 12/7 II-C-1 泌尿器系の解剖 実験プリントの記入内容確認 12 12/14 II-C-2 腎機能(尿の組成) 実験プリントの記入内容確認 13 12/21 II-C-3 生殖器系の解剖生理 実験プリントの記入内容確認 14 1/18 II-C-4 臨床医学(血液検査および薬の作用) 実験プリントの記入内容確認 15 1/25 総合復習 ※ 授業の展開によっては、変更の可能性があります。変更の場合には随時お知らせします。 7.評価方法 (1) 実験シリーズ(A,B,C)ごとに、合計3回のテストを行う(具体的には講義で説明する)。 (2) 必ず全部の実験項目を履修すること。 8.参考図書・文献 9.履修上の注意 (1) 持ち物 実験プリント。携帯あるいはスマートフォン(計算用、勉強用)。解剖生理学教科書。 筆記用具(鉛筆ないしシャープペンシル、消しゴム、赤青色鉛筆、定規)。 カバン、飲食物はロッカーの中に入れてくる。 (2) 服装 白衣着用のこと。かかとの高い靴、かかとの固い靴は禁止する。動きやすい靴を履くこと。 髪の毛は、いつでも束ねることができるように準備をしてくる。手や腕に装飾具はつけない。 化粧は控えめに。 (3) 待ち時間等があってもいわゆる内職は絶対にしないこと。 2
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