薬理学実習レポート作成上のポイント <全体> ・手書きで書くこと(ワープロ不可)。 <目的> ・「何を目的に」実習を行ったのか、を簡潔明瞭に記述する。 <方法> ・実験材料、使用機器、使用試薬・薬物、実験方法、について簡潔明瞭に記述す る。 ※用いた動物の動物種、週齢、雌雄についての情報も記載する。 ・薬物投与の説明をする際は用量も明記する。 ※用量を記す際は単位を忘れずに。 <結果> ・実験の「結果」について「具体的に」記述する。 ※単にグラフやチャートのコピーを添付するだけでは不十分。薬物投与によりど のような反応が観察されたのかを(薬物名、用量なども含めて)簡潔明瞭に記述 する。 ※添付した図に関しても、図のタイトル(図が何を表すのか?)や縦軸/横軸が 何を表すのか、等を簡潔明瞭に表記する(数値に関しては単位の記載を忘れず に)。 <考察> ・「実習で得られたデータに基づき」薬理学的に考察される事項を簡潔明瞭に記 述する。 ※テキストに書いてある内容をただ羅列しても「実習レポート」としては評価さ れない。 ※「テキストの内容に合わせて」データを解釈する、のではない事に注意。 <引用文献> ・レポート作成の際、参照した文献(Web サイトの場合はアドレス)を列挙する。 <その他> ・レポートの長さとしては、2400~3000 字が望ましい(目安) 。 <評価> ・各課題それぞれ相対的に評価する。おおよその割合は、A: 30%, B: 50%, C: 20%、とするが、これはあくまでも目安であり、優秀なレポートが多ければAの、 出来の悪いレポートが多ければCの割合が増えることもあり得る。 ・あまりに出来の悪いレポートに関してはD評価(=不可)もあり得る。 ※「レポート」は「報告書」である。第三者にわかりやすい文章を作成するこ と。 ※「薬理学的表現」「科学的表現」を正確に用いること。 ※実習項目により細かいポイントは異なるので、詳細については各担当教員に確 認を取ること。 薬理学講座 清水(孝)・東・清水(翔)
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