レポート作成上の注意点(2015年度版)

薬理学実習レポート作成上のポイント
<全体>
・手書きで書くこと(ワープロ不可)。
<目的>
・「何を目的に」実習を行ったのか、を簡潔明瞭に記述する。
<方法>
・実験材料、使用機器、使用試薬・薬物、実験方法、について簡潔明瞭に記述す
る。
※用いた動物の動物種、週齢、雌雄についての情報も記載する。
・薬物投与の説明をする際は用量も明記する。
※用量を記す際は単位を忘れずに。
<結果>
・実験の「結果」について「具体的に」記述する。
※単にグラフやチャートのコピーを添付するだけでは不十分。薬物投与によりど
のような反応が観察されたのかを(薬物名、用量なども含めて)簡潔明瞭に記述
する。
※添付した図に関しても、図のタイトル(図が何を表すのか?)や縦軸/横軸が
何を表すのか、等を簡潔明瞭に表記する(数値に関しては単位の記載を忘れず
に)。
<考察>
・「実習で得られたデータに基づき」薬理学的に考察される事項を簡潔明瞭に記
述する。
※テキストに書いてある内容をただ羅列しても「実習レポート」としては評価さ
れない。
※「テキストの内容に合わせて」データを解釈する、のではない事に注意。
<引用文献>
・レポート作成の際、参照した文献(Web サイトの場合はアドレス)を列挙する。
<その他>
・レポートの長さとしては、2400~3000 字が望ましい(目安)
。
<評価>
・各課題それぞれ相対的に評価する。おおよその割合は、A: 30%, B: 50%, C:
20%、とするが、これはあくまでも目安であり、優秀なレポートが多ければAの、
出来の悪いレポートが多ければCの割合が増えることもあり得る。
・あまりに出来の悪いレポートに関してはD評価(=不可)もあり得る。
※「レポート」は「報告書」である。第三者にわかりやすい文章を作成するこ
と。
※「薬理学的表現」「科学的表現」を正確に用いること。
※実習項目により細かいポイントは異なるので、詳細については各担当教員に確
認を取ること。
薬理学講座
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