平成26年度 科目の目標 シラバス 教科 公民 科目 倫理 人間尊重の精神に基づいて,青年期における自己形成と人間としての在り方生き方につい て理解と思索を深めるとともに,人格の形成に努める実践的意欲を高め,生きる主体としての 自己の確立を促し,良識ある公民として必要な能力と態度を育てる。 履修学年 3学年 学科・コース 文理共通 単位数 2単位 授業形態 HR単位一斉 教科書 倫理(東京書籍) 副教材等 テオーリア最新倫理資料集(第一学習社) 担当者 二瓶賢一 1.学習の目標 ①言葉の意味をきちんと捉え、整理し、確実な正誤判断力を身につける。 ②「愛」、「正義」、「国家」などについて語る拠り所となる知識を身につける。 ③先哲の様々な考え方を学び,「自分」がどういう存在であるか,どのように生きたらよいかを思索する。 2.学習内容と進め方 ①現代における自己の課題 ②人間としての在り方生き方 ③現代と倫理 板書・講義,プリント整理,(倫理マップ,演習問題,提出用ワークシート) 〃 〃 3.学習の留意点 ①一問一答レベルの暗記だけでは通用しません。言葉の意味を用語集などを用いて的確に理解して下さい。 ②プリントを配布します。貼付し,ノート一冊にきれいに整理しましょう。 ③教科書を読んできちんと理解することが大事です。安易に参考書に頼らないでください。 4.評価・評定 【評価の観点】 観 点 趣 旨 評価の場面 関心・意欲・態度 人間尊重や自己形成について関心を高め,意欲的に 生き方について考えようとする。 定期考査 ワークシート ノート整理 思考・判断 物事を多面的・多角的に考察し,根拠をもって公正に 判断する。 資料活用の技能・ 表現 資料集や用語集などから有用な情報を抜き出し,ノート 整理やワークシート記述等において活用する。 ワークシート ノート整理 知識・理解 人間としての在り方生き方に関わる基本的な事柄を人 格の形成に生かす知識として身につけている。 定期考査 【評価・評定】 5段階で評価します。前期末考査後には「評価」、学年末には1年間の「評定」がつきます。 達成度 評価・評定 特に高い程度に達成 5 高い程度に達成 4 おおむね達成 3 不十分 2 著しく不十分 1 * 年間の評定1の場合、単位の修得は認められない。 -1- 5.授業計画 学期 月 章・節 配当時間 指導内容 考査・行事 等 4 第1章 青年期の課題と自己形成 1青年期の意義 2青年期の課題と生き方 ・人間とは何か ・青年期の位置づけ ・青年期の特徴 ・主体性の確立 ・自己理解 ・幸福と生きがい 5 第2章 人間としての自覚 1哲学と人間 2宗教と人間 ・ソクラテス ・プラトン ・アリストテレス ・儒家思想 ・老荘思想 ・キリスト教 ・イスラーム ・仏教 全統マーク (5/1) 6 第3章 国際社会に生きる日本人の自覚 1日本人の精神風土 2外来思想と日本の伝統思想 ・日本人のものの考え方 ・日本人の宗教 観 ・日本人の倫理観 ・仏教と日本人の 思想形成 ・儒教の日本的展開 中間考査 (6/9~) 進研マーク (6/14) 7 3西洋思想と日本人の近代化 4国際社会に生きる日本人の自覚 ・近代への啓蒙 ・近代的な自己の確立 ・創造的な思想 ・戦後思想の動向 ・国際社会での日本人 進研記述 (7/6) 8 第4章 現代を生きる人間の倫理 1わたしたちの「いま」 2人間の尊厳 ・人間尊重へ向けて ・合理的精神の確立 ・社会契約説 ・人格の尊厳-カント 全統マーク (8/17) 9 3民主社会の倫理 4新たな人間像の模索 5自然や科学技術と人間の関わり ・ヘーゲルの人倫の思想 ・功利主義 ・社会 主義思想 ・プラグマティズム ・現代の実存哲 学 ・フランクフルト学派 ・構造主義 ・分析 哲学 ・近代的自然観 ・自然との調和 期末考査 (9/2~) 全統記述 (9/7) ベネ駿マーク (9/21) 10 6民主社会の成熟のために 第5章 現代の課題を考える 1生命倫理 2環境と環境倫理 3変容する家族 4情報社会の中の人間 5グローバル化する社会の中の人間 6豊かな社会とは何か ・差別と偏見のない社会 ・社会参加と奉 仕 ・フェミニズム,正義論 ・現代社会分野(1~6) ベネ駿記述 (10/4) 全統マーク (10/19) 全統記述 (10/25) ベネ駿マーク (11/9) 11 問題演習を中心に 中間考査 (11/18~) 全統センター プレ(11/29) 12 問題演習を中心に 代ゼミセンター プレ(12/6) 前 期 後 期 1 2 3 夏期講習(7月) 秋期講習(10月) 冬期講習(12月) 問題演習を中心に -2- -3-
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