使用人兼務役員に対する超過勤務手当 - 大阪 税理士事務所 大阪の

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リーダァスクラブFAXニュース
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1994 年 1 月 6 日 創 刊 ・毎 日 発 行
(2007年)平成19年
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発行所
株式会社
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日 金曜日
大阪市中央区平野町3 - 1 - 1 0 Tel :06-6209-7678
編集発行人:税理士 三輪 厚二 Fax :06-6209-8145
使用人兼務役員に対する超過勤務手当
Q:使用人兼務役員に対する超過勤務手当
は、以前は損金算入できていましたが、税制
改正後は損金算入できなくなったのですか?
A :損金算入できるようです。
【解説】
役員がその役員に対して月棒、年棒等のほ
かに歩合給若しくは能率給又は超過勤務手当
(使用人兼務役員に対する超過勤務手当に限
る)を支給している場合において、その支給が
使用人に対する支給基準と同一の基準によっ
ているときは、これらの給与は損金に算入す
ることができるとする通達が以前ありました
が、平成18年度の役員給与の改正に伴い、こ
の規定が削除されました。
改正の内容から、歩合給や能率給が損金算
入できないというのはわかるのですが、使用
人兼務役員に対する超過勤務手当については
損金算入できる余地があるのではと、実務面
から疑問の声が上がっていました。
これに対して、国税庁では、以前からあっ
た取扱通達は、役員に対する給与等の取扱い
であるので、これを廃止したからといって、
使用人兼務役員の使用人としての地位に基づ
いて支給されるものにまで及ぶものではない
との見解を出しています。
したがって、使用人兼務役員に対する超過
勤務手当については、従来どおり、他の使用
人に対する支給基準と同一の基準で支給され
ていれば、損金算入が認められるものと思わ
れます。
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