、/、/、= 第 1892 R 号 1994年1月6日創刊・毎日発行 AS リーダァスクラブ リーダァスクラブFAXニュース (2001年)平成13年 9月18日 火 曜 日 大阪市中央区平野町3−1-10Tel:06-6209-7678 株式会社FPシミユレーシヨン 発行所 の 編集発行人:税理士三輪厚二Fax:06-6209-8145 転用資産の減価償却 Q :当社では、事業年度の中途で、事務所 用建物を倉庫用に転用しました。 ところで、事務所用と倉庫用では耐用年数 が違うのですが、この建物の減価償却費はど のように計算するのでしょうか。 A :転用資産については、転用の前後に区 分して償却限度額の計算を行うのが原則です が、その事業年度の開始の日から転用後の耐 用年数により償却限度額を計算することもで きます。 【解説】 事業年度の中途で、従来使用されていた用 途から他の用途に転用された資産については、 原則として、それぞれの用途に供している期 マ ー 間に応じて償却限度額を計算し、その合計額 が償却限度額となります。 しかし、この計算は煩わしいことから、転 用した資産の全部について、転用した日の属 する事業年度開始の日から転用後の耐用年数 により償却限度額を計算することも認められ ています。 ちなみに、この取扱いは、転用した資産の 全部についてこの方法によらなければなりま せんから、例えばA、B2つの建物を転用し た場合、Aの建物については原則どおり転用 前と転用後とに区分してそれぞれの耐用年数 により償却限度額を計算し、Bの建物につい ては事業年度開始の日から転用後の耐用年数 によって償却限度額を計算するというような 選択をすることはできません。 】
© Copyright 2024 ExpyDoc