非開示 (または守秘義務) 契約 、仕事関連の社交行事で許容可能

23 May 2014
3 July 2015
3HR Legal Weekly
Commercial
非開示 (または守秘義務) 契約
企業は社内で作成、開発、発見した情報を強硬に守る事が可能です。これはしばしば巨額なお金が資産の研究開発に使われるため当然の事と言え
るでしょう。
情報の機密性を保持することは非常に貴重な事ですが、プロジェクトの開発やプロジェクトの市場準備のため、第三者と情報を共有する事がしば
しば要求されます。どのように、社内で強要しているのと同じ守秘義務を情報を開示した第三者に対し確実に強要する事が出来るでしょうか?
開示情報や機密情報の受領のための枠組みは、多くの場合、非開示、または守秘義務契約(NDA)によって支配されます。英国の裁判所は守秘義
務が契約によって明示されてる場合、情報の受信者に守秘義務を強制するでしょう。
NDAは慎重に作成しなければなりません。当事者は機密情報が何であるかを定義する必要があります。そして情報の受信者がそれを扱う方法を合
意しなければなりません。開示者が情報の受信者に強要を希望する基本的な義務は、情報を極秘で保持し、開示者の許可なしに他者に開示しな
い、そしてしばしは受信者は、特定の目的だけのために情報を使用することを約束する事です。
NDAは永続的に、又は少なくとも極秘情報が一般に公開されるまで拘束力を持つ事が可能です。NDAによって受信者に彼らが作成したコピーを含
む、極秘情報を含む文書の破棄または返却を要求する事が出来ます。これは開示者が情報のコントロールするために重要です。
NDAの違反は通常損害賠償の対象となります。しかしながら、これは被害者にとって既に起こった漏洩に対する補償の要求よりも、更なる漏洩を
防ぐ事によって会社の評判を守る事をより懸念しなければならないため、あまり快適な物ではありません。
NDAの作成及び見直しに関しましては3HRの商法チームにご連絡下さい。
Shamina Chowdhury
Solicitor
E: [email protected]
HR
仕事関連の社交行事で許容可能な行為
従業員や雇用者がお別れ会、クリスマスパーティー、スポーツイベントなどの社交行事の開催を希望する場合が多々あるでしょう。
従業員に問題を起す意図がない一方で、このようなイベントは突然の口論、 喧嘩やハラスメントなど雇用者にとって望ましくない結果になりえる
可能性があります。一般的にこのようなケースは不満を持つ従業員からの苦情申し立てや訴訟と言う結果になり得ます。
雇用者は従業員の行動に対し責任を負う必要がある事を覚えておく必要があります。雇用者が代理責任を負う必要がある社交行事とそうでない社
交行事の区別、そして従業員が不適切な行為を行う事を防ぐための合理的な措置を取る事が重要です。
合理的な措置:
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雇用者が社交行事で要求される行動基準と許容されない行動についての明確なポリシーを提供する
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雇用者は社交行事、特に仕事関連のバーティーでの従業員の行動と彼らのアルコール摂取量の管理者を指名する
明確な機会均等と反ハラスメントのポリシー保持と定期的な見直し
混乱を避けるために、最初からパラメータを設定し、不正行為と甚だしい違法行為への影響に重点を置く
許容される行為と許容されないと見なされる行為をはっきりさせるためのトレーニングとロールプレイのアレンジ
明確なアルコール・ドラッグに関するポリシーを持ち定期的な見直しを行い、従業員にポリシーに違反への影響も含め、イベントで
のアルコールに関する会社の姿勢を示す
雇用者は酔った状態または二日酔いで職場に来ることを許容しない事を明確にする
雇用者は仕事関連の社交行事関連の従業員からの苦情を真剣に取り扱い、必要であれば懲戒手続きを取るなど、効果的な対処を行う
本件に関するご質問は3HRの人事チームまでご連絡下さい。
Christiana Bakare
Solicitor
E: [email protected]
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