23 May 2014 24th July 2015 3HR Legal Weekly Immigration BRPカードの代理受領-3HRの特別サービス Q: 弊社のエントリー・クリアランス移民が、UKに到着後10日以内にBRPカードを受け取りに行かなければならない事を非常に不便に感じていま す。何か他の方法はないでしょうか? A: 3HR Legal は移民本人そしてそのご家族の代理としてのBRPカード受領をHome Officeによって認可された非常に数少ない法定代理人の一つです。 この代行サービスを利用する事によって、貴社のご駐在員様がUK到着後10日以内に長く時間がかかる可能性がある郵便局での受領(10日以内に 受領をしなかった場合、罰金またはビザ取り消しとなる恐れがあります)のスケジュールに煩わされる事なく、UKでのビジネスでの彼らの役割を スタートさせる事に注力することが可能となります。 私たちが代理受領をするにあたっての必要書類は入国ビザのステッカーが貼られたご本人 (ご家族がいる場合にはご家族の)パスポートのみです。BRPカードの代理受領後、バスポートとBRPカードをクーリエで返送のアレンジを致しま す。もしくはご都合の宜しい時に弊社オフィスまで取りに来て頂くことも可能です。BRPカード受領後、Home Officeによる記載間違いの確認も合 わせて行います。 限られた承認された法定代理人とスポンサー以外は、深刻な病気、障害がある場合、又は18歳以下で 彼らの親もしくは後見人が、彼らのBRPカードの受領に行く際に一緒に受領に行けない場合に限り、基 本的に移民本人がBRPカードを受領に行く必要があります。このような場合、代理人を指定し受け取り を行う事が可能ですが、事前にHome Officeの承認を得る事が必要です。 Thomas Miles Solicitor/ Head of Legal E: [email protected] Employment 従業員を公正に解雇する方法 解雇とは従業員との契約を終了する事です。従業員を解雇する際には、公正に行う事が必要です。解雇には公正解雇、不公正解雇、みなし解雇、不当解雇 と異なった種類の解雇があります。 公正と不公正解雇: 解雇が公正か不公正かは解雇の理由と解雇の手順をどの様に行ったかによります。公正な解雇の理由として次の五つが挙げられます:能 力や資格、行為、余剰人員解雇、法定義務または制限の違反、その他の実質的な理由( "some other substantial reason" (SOSR))。たとえ公正な理由があった としても、解雇や懲戒手続きのプロセスが妥当でない限り、公正な解雇とはなりません。 「妥当(reasonableness)」のは法定の定義はありませんが、裁判所は下記の点を検討します。 純粋に理由が公正であると信じていたか 適切な調査が行われたか 関連する手順を踏んだか 従業員になぜ彼らの解雇が検討されているかを伝え、彼らの意見を聞いたか 懲戒・解雇聴聞への従業員の同伴者の同席を許可したか 従業員へアピールの機会を与えたか 妥当とは従業員が彼らの行為がもたらすであろう結果を理解していたかどうかにもよります。 たとえ妥当なプロセスを踏んだ場合でも、自動的に不公正な理由で解雇が行われたと見なされる場合があります。産休関連の理由を全て含む妊娠に関連し た理由、従業員代表として働いている事に関連した理由、パートタイム・有期契約社員であるため、賃金と勤務時間に関連した理由、内部告発がそれに当 たります。 解雇と懲戒手続き: 書面による解雇と懲戒の規定と手順を設定しなければなりません。設定していない場合、裁判所は従業員に対し賠償金の支払いを命じる 事が可能です。 みなし解雇: これは雇用者の雇用契約不履行を理由に従業員が辞職する事です。これらには単一の深刻な不履行、または連続したそれほど深刻ではない不履 行が当てはまります。従業員は雇用者が合意なしに賃金カットを行った、不法な降格を行った、ハラスメント、いじめ、差別が行われる事を容認した、不 公正に仕事量を増やした、又は短い通知期間で勤務地を変更した際に、みなし解雇の訴えを上げる事が可能です。みなし解雇は不公正であるとは限りませ ん。しかしながら契約不履行が公正であったと証明する事は非常に難しいでしょう。みなし解雇は不当解雇へ繋がる可能性があります。 不当解雇: これは例えば適切な通知期間なしで従業員を解雇するなど、解雇の過程で従業員の契約条件を破る事です。 即時解雇: これは通知期間または解雇通知手当の支払いなしに、通常、甚だしい違反行為(窃盗、詐欺、暴力など)の理由で、即時に誰かを解雇する事で す。裁判所は即時解雇に「手続き的不公正」と判決を下す可能性があります。契約書に規定されている場合のみ、無給で停職処分とする事が出来ます。そ うでない場合には有給の停職処分とし、状況の調査をしなければなりません。即時解雇が唯一の選択肢と考えられる場合でも、他の懲戒の取り扱いと同様 に公正な手順を取る必要があります。 不公正解雇に対する罰則: 裁判所が従業員が不公正に解雇されたと判断した場合、従業員の復職(彼らに仕事を返す)または再雇用(彼らを違う職種で再雇 用)を命じられる可能性があります。また従業員の年齢、 グロスの週給、勤続年数に応じた賠償金の支払いを命じられる可能性があります。 不公正解雇のクレーム資格: 従業員は彼らが自動的不公正解雇のクレームを除いて、資格期間(2年)勤続して いる場合のみ不公正解雇のクレームが出来ます。 Emma Mursell Solicitor/ Head of Employment E: [email protected] This newsletter is designed to provide general information only. It does not constitute legal or other professional advice and thus should not be relied on. Definitive advice can only be given with full knowledge of all relevant facts. If you would like to discuss any aspect further, please contact us. 3HR Legal Ltd is a Solicitors Practice, authorised and regulated by the Solicitors Regulation Authority, No: 597935. The registered office is New Broad Street House, 35 New Broad Street, London EC2M 1NH, registered in England and Wales no: 08198795 Tel: 0207 194 8140 Web: www.3hrlegal.com
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