1 平成27年度 南原小学校 学力向上推進計画

1 平成27年度 南原小学校 学力向上推進計画
(1)学力向上推進のテーマ「夢や希望の実現に向かって努力する南原っ子の育成」
①本校の総括目標
○知・徳・体の調和のとれた児童の育成を目指し、一人一人に確かな学力を身につけさせる。
○平成28年度までに児童の学力を、うるま市平均以上に引き上げる。
(校内研のテーマ)
『運動に親しみ主体的に運動に取り組む児童の育成』
~体つくり運動を通して~
②実践目標
・単元テスト平均80点以上の通過率80%を目指す。
・「全国学力・学習状況調査」「県到達度調査」「市実力テスト」において特に下位の児童の確
実な底上げを図り、
各教科において正答率30パーセント未満の児童の割合を前年度と比較し
て30%減らす。及び無解答率の平均を前年度と比較して30%減らす。
・年間読書冊数低学年100冊、中学年90冊、高学年80冊以上を目指す。
・家庭学習ノート平均8冊以上を目指す。
・地域人材の活用を図り、地域との交流等、豊かな体験活動を通して、豊かな心を育成する。
・心豊かで、自他の生命を大切にする子の育成。
・健康や安全に気をつけ、運動に親しむ子の育成。
・生活リズムの確立、基本的な生活習慣の形成。
(2)基本方針
○知・徳・体の調和のとれた児童の育成を目指して、具体的な施策を展開する。
○「わかる授業」Support Guide と「うるま市実践9項目」の内容を指針として「わかる授業」の構
築と「確かな学力」の向上の推進を図る。
○各学年で身につけるべき内容の確実な定着への取り組みの充実を図る。
○キャリア教育の視点を踏まえ、「学ぶ意欲」を向上させる取り組みの充実を図る。
○学校・家庭・地域との連携を強化し、問題解決に向けた取り組みの推進を図る。
○実態把握に基づくマネジメントサイクルの確立、「目標管理型評価システム」の構築によりPD
CAの確立を図る。
○学力向上 Web システムを活用し、児童の実態に合った指導と個別指導の充実を図る。
(3)基礎基本の定着に向けた本校の基本的な視点
子どもたちに確かな学力をつけさせるということは、教師本来の使命であり、それはまた保護者の
切実な願いでもある。そのために、日常の授業を中核に据え、教育活動全体において、読み・書き・
計算等の基礎的・基本的技能を定着させ、これらを活用して思考力・判断力・表現力等の育成に努め
なければならない。それはまた、「知・徳・体」の調和のとれた児童の育成を目指して一人一人の確か
な学力を伸ばすという学力向上推進の目標の具現化を目指すものである。
うるま市教育委員会は、
市の教育主要施策において教育の目標として「幼児児童生徒一人一人に確か
な学力などの生きる力をはぐくむ」ことを掲げている。
そこで、本校では県学力主要施策「にぬふぁ星プランⅢ」の目標である「幼児児童生徒一人一人に
『確かな学力』を向上させ『生きる力』を育む。」ために、児童一人一人に夢や希望を持たせその実
現に向かって努力する子の育成に努め、基本方針に基づいて、キャリア教育の視点を踏まえた「確か
な学力」向上の推進に努めたいと考える。
以上のように県や市の主要施策を受けて、学力向上推進の具体的な計画を策定した。
(4)年次計画
年 次
平成24年度
~
平成28年度
目
標
①確かな学力の向上を
図る
◎問題解決的な学習・
体験的な学習を通し
推進の視点
○前年度の課題を踏まえ基
内
容
◎基礎的基本的内容の確かな定着を図る。
礎学力の達成目標及び具
・個に応じたきめ細かな指導の充実。
体的な実践項目を設定す
・毎日継続できる給食準備時間の補習指導の工夫
る。
◎言語活動の充実を図る「読む力」「書く力」の
て「わかる授業」「
○「わかる授業」Support Gu
参加する授業」の工
ideを指針にして、具体的で
・目標値の通過率を上げる
夫・充実を積極的に
日常的な取り組みを強化
◎指導方法工夫改善担当教員を活用した分かる授業
◎市教委「具体的実践
・充実させる。
○学力向上 Web システムや
・習熟の程度に応じた学習指導の工夫・改善(少人
9項目」に係わる取
諸検査の実施結果から、
推進する。
組の充実
・ねらいを明示した授業の実施
個々の児童の実態を把握
育成
の構築を図る。
数指導、TT指導)
・授業の中で、実践9項目の取り組みを充実し、ま
し各学年の具体策に応じ
・板書の工夫
た、体験活動を取り入れ心情理解を図る。
た基礎基本の定着を図る。 ・学校行事の中で、達成感・成就感を味わわせる。
○校内研修の充実を図る。
・地域と協力し合い、安全を確保する。
・形成的評価と補習指導の
○電子黒板等ICTの効果的な
・教材、教具、説明の工夫
実施
活用を推進する。
・言語環境の整備と言語活
(家庭教育支援会議「ムルマンナ会」と情報交換
する)
・地域教育資源の活用を図り、学校、家庭、地域が
動の充実
一体となった教育活動を展開する。
(キャリア教育の充実等)
・家庭学習と授業の連動
・習得したことを活用する
場の設定
・学習習慣の確立
②生徒指導の充実・強
化を図る。
○個に寄り添った生徒指
導・生活指導の充実。
○校内の「生徒指導・教育相談連絡会」を中心に話
し合い、職員間での共通理解と支援体制を整えな
がら、指導支援加配の活用や、地域・父母との連
携を通して子ども理解に努める
③泳力向上と読書活動
の充実を図る。
○各学年の泳力目標と読書
冊数の目標を設定し、意欲
◎泳力は、各学年のねらいを確認し学年TT等、工
夫した指導・支援をする(泳力の目標達成の設定
的に取り組めるよう支援
・目標値の通過率を毎年上げる。
する。
・読書活動の充実を図る。
・読み語りサークルによる読み語りの充実を図る。
④総合的な学習の時間
○低・中・高学年の目標と育
◎自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的
の充実・強化を図る
てたい児童像を踏まえ、自
に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力育
。
分の課題を追究していく
⑤道徳教育の充実を図
る。
てる。
活動を通して、学び方やも
・学び方やものの考え方を身につけ、問題解決を主
のの考え方を身につけ、自
体的、創造的に取り組む態度を育て、自己の生き
分の良さにも気づかせる。
方を考えることができるようにする。
○道徳的判断力や道徳的心
◎各学年の内容を把握し、道徳的実践力を高める。
情を豊かにし、道徳的態度
・教材及び指導法の研究
・意欲の向上を図り道徳的
・年間指導計画の見直し
実践力を育てるよう計画
◎道徳的体験活動「与勝の里ふれあい交流」の実施
実践する。(道徳的体験活動の
・体験活動を取り入れた心の教育の充実。
重視)
(ゲストティチャーや地域人材の活用等)
(5)組織図
校 長
教頭
研究推進部
校長、教頭、教務主任
学推主任、研究主任
調査研究部
教務主任、養護教諭
<諸調査の実施・分析>
・生活アンケート・実態把握等
確かな学力育成部
豊かな心育成部
学推主任(浦崎)
道徳教育推進(横田)
1「確かな学力」の向上を図る
○実践9項目の推進
○わかる授業づくりの推進
(
「わかる授業」Support Guide)
○学習規律の共通実践
○ICTの活用(電子黒板等)
○家庭学習と授業との連動
○朝のドリル・チャレンジ、漢字テスト、計
算検定、音読、さよなら学習
2「基本的な生活習慣の確立」を図る
○生活リズムの確立 ○あいさつ、返事、後
しまつ ○規範意識・マナーの育成
○心と体の健康づくり
家庭・地域部
ムルマンナ会
・子育て支援
○体験活動
○キャリア教育
(ジョブシャドウ、夢スクール等)
○人間関係づくり
○将来の夢(夢掲示)
学年研究部
1年
2年
調
査
3年
幼稚園
4年
5年
6年
・幼小連携
・学対の取組
隣学年部・教材研究部
1・2年生
研
食育(上原)
体育主任(與那覇)
○体力向上に関する取り組み
○日常的な運動、遊びを通した体力
つくり
○泳力検定(なわとび、水泳等)
○生活との関連を図った健康づく
り
○基本的な生活習慣
○食育(ゆいプロジェクト)
○道徳教育の充実
・地域安全協力
部
究
全
健やかな体育成部
(体力向上推進委員会)
推
体
会
進
会
部
研
究
部
3・4年生
役
割
と
5・6年生
取
り
組
み
○ 研 究 推 進 に 関 す る 企 画 ・運 営 を す る 。
○ 研 究 内 容 に つ い て 話 し 合い 共 通 理 解 し て 実 践 す る ・授 業 を 公 開 し 研 究 を 深 め る。
○ 生 活 習 慣 等 の 調 査 分 析 結果 か ら 児 童 の 実 態 を 把 握 し、 指 導 方 法 工 夫 改 善 を 図 る 。
○ 「 わ か る 授 業 」 Support Guideや う る ま 市 実 践 9 項 目 指 針 に し て 、 確 か な 学 力の
確かな学力育成部
推進を図る。
○学習規律の共通実践 ○ICTの活用(電子黒板等)
○基本的生活習慣の確立(あいさつ、返事、後始末)○規範意識・マナーの育成
豊かな心育成部
健やかな体育成部
○ コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力の 育 成 に 関 わ る 日 常 的 な 取り 組 み や 自 己 の 将 来 や 生 き
方 を 考 え る 指 導 の 充 実 。 生活 リ ズ ム や マ ナ ー の 育 成 につ と め る 。
○ 生 活 と の 関 連 を 図 っ た 健康 づ く り の 充 実 。ま た ,日 常 的 な 運 動 や 遊 び を 通 し た体
力 づ く り の 充 実 。 生 活 リ ズム や マ ナ ー の 育 成 に つ と める 。