平成 27 年度 第 1 回水道事業運営委員会会議録 平成 27 年 8 月 20 日 午前 10 時~ 本郷庁舎 301 会議室 出席者(委員) 高田地域:戸田 春夫・穴澤 眞理子・新山 諭・星野 幸子・樋口 一男 本郷地区:酒井 芳枝・只木 謙司・田中 健太郎・平山 百合子 新鶴地域:五十嵐 薫・山田 孝子・大井 豊記・佐竹 秀則・松本 みどり 事務局 渡部 英敏・長峯 正二・渡部 利弘・阿部 勝裕・長野 重人・大竹 淳志 新任委員の紹介 人事異動に伴い、高田地域公益代表 ㈱東邦銀行高田支店長 域公益代表 ㈱会津美里振興公社営業課長 樋口一男様及び新鶴地 佐竹秀則様の2名の紹介 1.開会:平山 百合子 副委員長 2.委員長挨拶:五十嵐 薫 3.町長挨拶:渡部 英敏 町長公務のため退席 4.議長選出:水道事業運営委員会規定第4条第4項の規定により委員長が議長 5.協議 ○議長(五十嵐委員長) 協議に入ります。 平成 26 年度会津美里町水道事業会計決算承認について、事務局の説明を求めます。 ○上下水道課長 平成 26 年度会津美里町水道事業決算書について説明 ○戸田委員 平成26年度会津美里町水道事業欠損金処理計算書の内容は。 ○上下水道課長 平成26年度からの新公営企業会計制度により、今まで資本剰余金として積み立て られた、過去からの建設改良等に伴う国・県補助金等について、今までの資産につい ては国・県補助金等を除いて減価償却する制度でありましたが、新会計制度では、こ れらを含めて減価償却をすることとなり、過去に整備した事業資産に対して、この 国・県補助金がどの工事等のものかを、一件ずつあてがい、約1200件ひも付をし ましたが、既に何十年も経過し除却されていて、現存しない施設等については国・県 補助金はひも付け出来ないため、これらの資本剰余金については、未処理欠損金に補 填し、累積赤字を減らしてもよい制度になっております。ただし、資本剰余金の処分 については、議会の議決事項となっておりますので、平成26年度水道事業会計決算 の議会審議前に議決を頂いておく必要があるため、これに先立ち今回の水道事業運営 委員会においてあげさせていただき、承認していただきたいと思っております。 ○戸田委員 今後、毎年このような資本剰余金の処分が出てくるのか。 ○上下水道課長 今回、資本剰余金については整理させていただきましたが、今後の整備事業に伴う 国・県補助金については資本剰余金に入れるのではなく、会計制度の変更により長期 前受金戻入に入れることになり、バランスシートにより行っていくことになりますの で、今後は資本剰余金の処分はないと考えております。 赤字分については、本来であれば水道の収益黒字分で赤字分を消していくのが本来 のあり方であるが、本町のように毎年赤字が続いている現状の中、赤字を消していく のは非常に難しいものとなっており、未処理欠損金が今回の資本剰余金の処分による 補填により一時的に 149,514,787 円となりますが、現状のままでいくと未処理欠損 金は毎年膨らんでいくことが想定されるため、水道料金を上げるなどの赤字分を減ら していく手法も、今後、水道事業を運営していく上で必要であると考えております。 ○戸田委員 水道に加入している加入率はどの位か、また、中止になっているものはどの位か。 ○大竹主任主査 加入率でございますが、高田地区につきましては井戸水使用者が多いことから 78.08%、本郷地区 97.05%、同地区の関山水道につきましては 100%、新鶴地区につ きましては 93.59%で、合計 85.47%の加入率となっております。 また、26 年度中に廃止されたものは5件の廃止届けが出されております。 ○戸田委員 廃止ではなく、加入していても中止状態になっているものはどの位か。 ○大竹主任主査 中止となりますと、随時開始、中止の届出が行われておりますので、年度末での全体 延べ中止件数と考えてよろしいでしょうか。 ○戸田委員 その件数でいいです。 ○大竹主任主査 現在資料がありませんので、時間を頂きたいのですがよろしいでしょうか。 ○議長(五十嵐委員長) この件については、次会当局より戸田委員及び、各委員のみなさんへ報告するという ことでよろしいでしょうか。 ○戸田委員 了解しました。 ○議長(五十嵐委員長) 他に質問がなければ質疑を終了し、採決に入ります。 これをもって承認としてよろしいでしょうか。承認される方の挙手を求めます。 全委員挙手 これをもって承認といたします。 6.その他 ○上下水道課長 会津美里町管内の水道未普及地域における調査状況について、資料により報告説明 ○各委員からの意見・質問なし。 ○上下水道課長 水道料金の見直し状況について、水道事業会計状況整理表により報告説明 ○戸田委員 前回2月の水道事業運営委員会で、12 月末期での資料として説明があった平成 26 年度期末保有現金残高見込み額が 65,466 千円と予測されていましたが、結果的には 115,000 千円の保有現金残高となっています。これをみていけば平成 28 年度の予算は、 何とか組めると解釈してよいのか。 ○上下水道課長 町の水道会計の運営を図るためには、現金として約 1 億以上は保有していないと基本 的に厳しいと考えております。現在のところ平成 28 年度予算については、何とか組め るのではないかと思われますが、29 年度以降は厳しい現状の段階です。 ○戸田委員 平成 28 年度の予算のやりくりはできるだろうと思われますが、それ以降は水道料金 を上げなければ、当然予算も組めない状態になろうかと思いますが、それに伴い町民へ の周知について、どのような方法を考えているのか。 ○上下水道課長 まず、料金見直しのシュミレーションを実施し、平成 28 年 3 月までには料金の値上 げの部分と改定実施時期について、ある程度の方針を決定したいと考えております。 当然ながら、町の議会議決だけで町民の方々に理解を求めることは考えておりません。 町民への説明責任がありますので、町民懇談会の開催、パブリックコメントの実施等に より、町民のご理解を得ていく考えであります。先ずは平成 27 年度中にある程度の方 針を固め、平成 28 年度から町民の意見等を頂き、最終的に議会の議決を頂いて、早く て平成 29 年度以降に料金の改定を実施していきたいと考えております。 ○各委員からの意見・質問なし。 ○阿部水道係長 水道給水区域内全域の漏水調査実施に関する内容説明 ○各委員からの意見・質問なし。 7.閉会
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