金の卵プロジェクト天才はなぜ天才なのか

TOKYO RADIO NEWS HEADLINE
NEWS LETTER
東京ラヂオ ニュースヘッドライン ニュースレター
Vol.11
02.09.2015
東京ラヂオデジタル放送局
株式会社きのしたてるのぶ事務所
むつ市の川内小学校5年生の児童らが地元の人工海浜に生息する準絶滅危惧種の巻き貝ウミニナの生態について
調べた研究が、2∼5日に札幌市の北海道大学で開かれる日本ベントス(底生生物)学会でポスター発表される
こととなった。小学生が本格的な学会で発表するのは珍しい。東奥日報社が報じている。
むつ市海と森ふれあい体験館(五十嵐健志館長)、環境省や水産庁の共同研究者が児童らの調査をサポート、
山内和彦校長は「研究のレベルの高さを多くの人に知ってもらえれば」と語っている。
東京ラヂオデジタル放送局では10月より新番組「金の卵プロジェクト(仮称)」の立ち上げに動いている。
日本の高度成長時代を支えた中卒労働者のことをさす言葉から、いまではめったに手に入らない貴重な人材、
とりわけ将来に素晴らしい成果を残す可能性がある人材の事をさす。今回冒頭で紹介した小学生による学会の
発表は、まさに金の卵たちが脚光を浴びる最高の舞台だ。
ワールドヨーヨーコンテスト2015
3A部門優勝は小学生
参加国はアメリカ、日本をはじめ十数カ国にのぼる競技ヨーヨーの世界大会、ワールド・ヨーヨー・コン
テスト(World-Yo-Yo Contest、略称WYYC)のフリースタイル競技の6部門のうち3A(ツーハンド
ストリングトリック)部門で優勝した三浦元(みうらはじめ)選手は現在小学6年生。初出場した昨年
2014年でも優勝を飾っており、今大会で二連覇を果たした天才小学生だ。
東京ラヂオのインタビュー(インタビュアー小山雄大)には「出番の前はとても緊張していた。実際に
ステージに立ってからは何か特別に意識する事もなく、何度も練習した事を手が勝手に繰り返してくれた」
と語ってくれた。「(優勝に関して)とても嬉しい。来年の大会に向けて練習して、三連覇を狙いたい」
と終始笑顔。ギャラリーも三浦くんのパフォーマンスに特別な盛り上がりを見せ、これからの活躍にさら
に期待が高まっている。
トップアスリートが大切にする日々の習慣
東京ラヂオの番組企画が進行中である、元プロテニスプレーヤーで、自己最高WTA世界ランキングダブルス
1位の杉山愛さんを育て上げ、現在も多くのジュニア選手を育成する杉山芙沙子さんへインタビューした際
「(愛さんがトップアスリートとして成長できた秘密は)小さい頃からのコミュニケーション」と語られた
ことを思い出す。トップアスリートは、日常生活のなかの100、200あると言われるルーティン・ワーク、
たとえば歯を磨く、 を えるなどのカンタンな作業を非常に重要視するという。良質な習慣が身に付いて
いるかどうかが、本番力はもちろんのこと、様々な能力を鍛えていくことになるのだ。
金の卵たちと出会う番組プログラムを通じて、大人が学ぶことは多いと思う。10月以降の新番組立ち上げを
楽しみにお待ちいただきたい。
天才はなぜ天才なのか
小学生が本格的に学会で発表
金の卵プロジェクト
Designed by KIYOSHI MATSUDA
(文 木下晃伸 きのした・てるのぶ)
■ヨーヨー世界大会にて 小山雄大撮影
木下 晃伸
きのした・てるのぶ
シリアル・アントレプレナー(連続起業家)。
中央三井信託銀行(現 三井住友信託銀行)、三菱 UFJ 投信等を経て独立。株式会社
きのしたてるのぶ事務所設立、代表に就任。シリアル・アントレプレナー(連続起
業家)として活動、東京ラヂオデジタル放送局代表 、一般社団法人日本金融資産運
用設計士協会代表理事、ジーニアスプライベートスクール理事長など、アイディア
を次々と具現化、ビジネスを展開中。著書に「パクリジナルの技術」シリーズなど
多数。東京ラヂオ「ニュースヘッドライン」メインパーソナリティ。軽井沢在住。
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