■ 医療心理学☆(学生参加型) Medical Psychology 対象学年・学期 4 回生 単位数・必/選 1.5 単位 担 当 教 員 前期 薬学科: 必修 寺町 ひとみ(病院薬学 オフィスアワー 薬科学科: 自由科目 教授) 講 義 方 法 随時質問を受け付ける。 薬剤師は、医療現場でファーマシューティカルケアを遂行するために、患者につい て理解する必要がある。そのためには、まず自分自身を知る必要があるので、自己理 解のための心理検査を交えた講義をする。次に、患者を理解するためにいろいろな角 度から心理学的な要因について講義をする。さらに、医療者、患者・家族の心理につ いて総合的な関わりについて講義をする。全体を通して、具体的な事例を提示した講 義内容とする。 教科書:薬学生・薬剤師のためのヒューマニズム(羊土社) 参考書: 「Pharmaceutical Communication」 (南山堂)、 「医療こころ学」 (新興医学出版) 教科書・参考書およびプリントに基づいて行う。 関 連 科 目 コミュニケーション論、生命倫理学、医療コミュニケーション、治験薬学 講 義 概 要 教科書・参考書 成績評価の方法 出席日数、レポートおよび定期試験の結果を総合的に評価する。 授 回 項 業 計 画 目 内 容 1 医療心理学概論 薬剤師が患者および医療従事者を理解するために必要な知識 2 自分を知るための心理学(1) 性格特性を知る-交流分析とエゴグラム- 3 自分を知るための心理学(2) 自己イメージを探る 4 自分を知るための心理学(3) 自己の確立-発達段階とその課題- 5 自分を知るための心理学(4) 対人関係を知る 6 患者理解のための心理学(1) 患者心理とその変化 7 患者理解のための心理学(2) 疾患特有の心理:精神症状の理解 8 患者理解のための心理学(3) 疾患特有の心理:慢性疾患患者の心理とその対応 9 患者理解のための心理学(4) 疾患特有の心理:がん患者の心理とその対応 10 患者理解のための心理学(5) 症状特有の心理:痛みの心理とその対応 11 12 患者理解のための心理学(6) 〃 PBL形式 死を迎える人の心理:どう死ぬか、緩和ケアの役割 13 患者理解のための心理学(7) 服薬の心理、患者心理を理解するための検査 14 医療者・患者・家族の心理学 医療者自身のメンタルヘルス 患者と医療者の関係、入院の意味、医療者と言葉 メンタルヘルスの意味、ストレス克服の4つのR 対人関係を知る 15 定期試験
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