■ 日本史の勉強方法 ◇ 正しい日本史の勉強方法について少しだけ教えます。 ※本来はお金をもらっても良いレベルのことをここで少しだけ特別に書きます。 このような指導を、英語や国語でもできると思っていただいて構いません。 日本史は「教科書」の中身をそっくりそのまま覚えてしまうほど読み込むこと 勉強が、最も効果的で効率が良い勉強方法になります。特にセンター日本史は 違和感・位置感だけで解ける問題が多いので、普段から教科書中心に勉強して いる受験生にとって、センター日本史はただの◎×クイズです。 例)センター日本史2010年 第3問 B 問5 1392年、室町幕府主導のもと、両朝は合一され、政治が安定していった。 しかしその後も、将軍が支配を強化していく中で、C.将軍と有力守護の対立 が断続的に起こった。 問、下線部 C に関連して、室町時代の戦乱に関して述べた次の文を順に並びか えよ。 ①細川勝元と山名持豊の対立が、大きな戦乱に発展した。 ②周防国など6カ国の守護を兼任していた大内義弘が、討たれた。 ③将軍による守護への弾圧に危機感を抱いた赤松満祐が、将軍を殺害した。 一般的なアプローチ⇒それぞれ起こった年号を覚えて並び替える DSS のアプローチ⇒教科書に書いてある順番を覚えているのでそのまま記 憶を頼りに並び替える。 ①教科書 P134(1467年) ②教科書 P125(1399年) ③教科書 P132(1441年) A.②⇒③⇒①. この問題はかなり簡単なので教科書の内容を思い出すまでもないのですが、こ れが位置感を使用して解く基本的な問題です。この方法が全てのセンターの並 び替え問題や、正誤問題に応用できます。 また違和感解答法ですが、センター日本史は正誤問題が多く出題されます。 誤った文章を作るためには、当たり前の話ですが ①正しい文章を用意する ②正しい文章の一部を変えて誤った文にする という工程を踏みます。 問題作成者にとって、教科書というのは非常に良すぎる参考書です。というの も教科書はよくまとまっていて、その部分を説明するのにこの上なく無駄の無 い美しい文章で書かれているため、それ以外の文章で書くこと自体が難しいの が事実です(笑) 嘘は言ってません。自分で確かめて見てください。センター試験の正誤問題の 文章の教科書該当部分を読んでみてください。愕然とするはずです。日本史の 参考書で有名な「実況中継」ばっかり読んでいるとセンター日本史ですら解け ませんよ。(僕の実体験です)。 教科書の文章と同じような内容の正誤問題が出るので、普段から読み込んでい る人は、その文の一部が変えられている・・・っていう場合、違和感を感じる ことができますよね。その時点で×なんです。 さて、これが日本史攻略のほんの一部ですが、今までこんな戦略的な方法を聞 いたことはありますか?予備校でも学校でも参考書も問題集も100%教えて くれない有益な情報です。これだけでセンターの問題が解けるようになった相 談者もたくさんいます。 受験は、こういった受験戦略情報 を知っているか知らないかで大きく結果が変 わってしまいます。本来、お金と言うものはこういった有益な情報を買うため にあるわけで、こんなことすら教えてくれない予備校に通うのにはリスクが伴 います。気をつけましょうね!
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