No.12 さくらの郷みらい保育園 河原には、菜の花が少しづつ咲き始め、ふきのとうも顔を出し、一日一日春が近づいて参りました。春は、魚へんに「春」と書くように、春を知らせてくれる「鰆(さわら)」や、菜の花、ぜんまい、真鯛、はまぐり、さより 等、沢山の旬の食べ物がありますね。 子ども達が、給食室の中の様子を見ることができるように、給食室の鉄の扉に大きな窓がつきました。子どもたちも、『うれしいひなまつり』の歌声やお砂場で日向ぼっこをしながら「あったかいね」、「きもちいいね」 等元気な声が飛び交いたくさん遊んだ後は、「今日の給食なんだろうなー」と給食室を見に来てくれます。給食室の中が見えるようになったことで、子ども達がより一層給食に興味を持ってくれたらいいですね。 入園・進級した4月に比べて子どもたちは、たくましさと頼もしさが備わり、 また給食を食べる量も増え、残さず食べてくれることが多くなってきたことから、給食を通しても成長を感じ嬉しく思います。 いよいよ、今年度 も最後の月をむかえました。子ども達は、卒園、進級に向け、次の クラスのお兄さん、お姉さんたちと給食を食べたり、お当番活動を教えてもらったりと意欲的に過ごしていくようです。 子ども達の気持ちを大切にしながら、一日一日を大事に積み重ねて元気に新しい生活に迎えるためにも、元気に給食を食べてもらえるよう頑張っていきたいと思います。 ≪給食、これが好き!≫ ~春分の日・春のお彼岸~ 子どもたちはこの1年で食べる量も増え、給食を残さず食べるようになってくれました。 ここで今年のメニューの中で、子どもたちが良く食べてくれたメニューのベスト3を紹介します。 春分の日(3月21日)は、昼と夜の長さがほぼ同じになると言われています。 その前後3日、合計7日間を『彼岸』といい、お墓参りをする風習があります。 『彼岸』とは、この世の反対側にある仏の世界のことをさしていて、西の方にあいると されています。そこで、太陽が真東からのぼって真西沈む春分と秋分は、ご先祖様 第1位 第2位 第3位 がいる彼岸と最も通じやすいと考え、先祖供養をするようになりました。 魚の野菜あんかけ 豚ロース味噌漬け さんまのかば焼き お彼岸のお供え物として、春は、牡丹の花にちなんで『牡丹餅』、秋は萩の花にちな んで『お萩』と呼びます。 小豆は秋に収穫されるので、春の牡丹餅は固くなった皮をとった「こしあん」、秋のお はぎは皮ごと使った「つぶあん」で作っていました。 来年度もこどもたちにたくさん色んなものを美味しく食べてもらえるよう頑張って給食を作ってい きたいと思います。では、ベスト3に輝いたメニューの中で、第1位に輝いたのレシピをご紹介し ます。お家でも是非作ってみて下さい。 ≪魚の野菜あんかけ≫ (幼児1人分) ○カレイ(サワラなどでも)・・・60g ○たまねぎ・・・10g ○にんじん・・・8g ○もやし・・・8g ○ピーマン・・・8g ○しょうゆ・・・2.4g ○三温糖・・・1.2g ○水・・・適宜 ○片栗粉・・・0.8g 昔は、甘いものが貴重だったため、牡丹餅と言えばごちそうで、大切なお客様やお 祝いなどでふるまわれ、法要の際にも必ずお供えをしていました。 そのことから、ことわざでもあるように思いがけず良いことがあることを、『棚から牡丹 餅』ということだそうです。 そして、お墓参りには、家族そろって仲良くご先祖様にお参りを出掛けて、春を見つ 魚の野菜あんかけ けられるといいですね。 ★作り方★ ①たまねぎ、にんじん、ピーマンは千切りにする。 ②カレイを蒸す。 ③鍋に水を入れ、野菜を煮る。火が通ったら味付け をし、水溶き片栗粉でとろみをつける。 《2月の給食》 《2月のおやつ・誕生会》 ~高野豆腐の揚げ煮~ ☆型抜きクッキー☆ メニュー紹介・給食献立 メニュー紹介・おやつ献立 <材料> <材料> ~幼児1人分~ ☆幼児1人分☆ 高野豆腐(水でもどし、しぼっておく)・・・13g 片栗粉・・・10g 揚げ油・・・5g ケーキ用マーガリン(溶かしておく) ・・・5g 三温糖・・・ 4g 牛乳(冷たいまま) ・・・3g 5g A: 水 ・・・70g しょうゆ・・・ 6g みりん・・・ 6g 小麦粉・・・ 9g 片栗粉・・・ 《作り方》 三温糖・・・ 6g 葉葱(小口切り)・・・ 1g ①ケーキ用マーガリンに、三温糖を加えよく混ぜる。 ②①に牛乳を加え、ぐるぐると混ぜ、粉類を加える。 ③へらで、生地につやが出るまで切るように混ぜて、生地シートをつくる。 ④好きな型で抜いて、180℃のオーブンで13分程度焼き、出来上がり。 《作り方》 ①高野豆腐に片栗粉をまぶし、揚げる。 ②Aでつゆをつくり、①を加えて煮含める。 ③葉葱をちらして出来上がり。 栄養士 栫 佳緒里 竹内 麻基子 栄養士 栫 佳緒里 竹内 麻基子
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