No.7 さくらの郷みらい保育園 2月4日は立春。暦の上では、少しずつ春に近づいていますが、これからが一番寒い季節になります。 この寒さに負けずに、子ども達は、屋上で鬼ごっこをしたり、マラソンをしたり、園庭でお砂遊びなど寒さを吹き飛ばしてしまうかのような元気な声が聞こえます。子どもたちの体も心も温まる ような給食を準備して、帰ってくるのを待つ毎日です。 そして、遊んで帰ってきた後は、しっかりと手を洗ってうがいをする習慣も、風邪の予防のひとつですね。 今月は節分、生活発表会等があります。大きな声で鬼を追い出し、元気な姿をお家の方たちに見ていただきたいと思います。 ≪節分≫ ~豆まきのお作法~ 節分は春夏秋冬を区切る節目の日で、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」それぞれの前日の総称です。季 節の変わり目には邪気が生じると考えられており、節分には災難を追い払う「追儺(ついな)」が行われ ました。 本来、節分は年に4回あるのですが、今では春を迎える立春の前日を特に「節分」と呼び、厄を鬼に 見立てた「鬼やらい」の様々な行事が定着しています。 古くは立春を年の初めとしていましたので、節分は大晦日になり、新春を迎えるために邪気を祓い、 無病息災で1年を過ごそうという正月の風習でした。 <豆まき> 「まめ」は「魔目」「魔滅」。鬼に豆をぶつけて追い出そうという意味です。現在でも、節分には家庭や神 社で「鬼は外、福は内」と唱えながら豆まきをして厄除けし、幸せを願います。 <柊挿し> 節分の夕方に、柊の枝に焼いたイワシの頭を刺したものを戸口に飾る風習もあります。イワシの悪 臭と柊のとげで鬼が退散するという魔除けの意味があるそうです。臭気の強いニンニクを添える場合 もあります。 塩焼きにしたイワシを食べる家庭も多いようです。近年は、関西発祥の恵方巻きを食べることも多い ようです。その年の恵方に向かって、無言で丸かじりしながら願い事をすると夢が叶うとか。 <太巻きを無言で丸かじり> 節分は厄年にあたる人が豆をまき、「鬼はそと、福はうち」と叫ぶのが一般的ですが、鬼を祀った神社 や鬼の名前がついた地域など鬼を悪とみなさない地方の場合「鬼はうち、福はうち」と叫ぶことがある ようです。豆をまく人も、厄年の人のほか年男や一家の主など地方によって様々です。 また、節分の日に「福を巻き込む」太巻き寿司を、恵方を向いて無言で丸かじりすると、一年間健康で いられるといわれています。 豆まきの正しいお作法 <福豆の準備> 豆まきに使う豆は何でもいいというわけにはいきません。必ず炒った豆を用意し、2月3日の夜まで 三方という供え物用の台か枡に入れて神棚に供えておきます。 <豆まきの用意> 鬼は真夜中に忍び込んでくるので、豆まきは夜に家族が揃ってから行います。家の玄関や窓など、 鬼の侵入口になるところはすべて開いておきます。 <豆まき役は一家の長> 本来豆をまくのはその家を預かる家長の役目です。年男、年女、厄年の人が豆まきをする場合もあ ります。現在では季節の風物詩として家族で楽しむイベントの意味合いが強いので、しきたりにとら われず家族みんなで仲良く豆まきをするといいでしょう。 <豆まきは下手投げ> 地方によってやり方は様々ですが、一般的には奥の部屋から順番に豆まきを行い、最後に玄関にま きます。開け放った窓に向かって「鬼はそと!」と唱えながら豆をまき、追い払った鬼が戻ってこられ ないようにすぐに戸を閉め、次に「福はうち!」と唱えて部屋の中に豆をまきます。豆をまくときは投 げつけるのではなく、下手から種をまくような形で行います。 「鬼はそと、福はうち」と外に向かって豆をまくのは本当は間違い。これだとせっかくの福も豆に打た れて入ってこれません。 <豆を食べて締めくくり> 豆まきから終わったら、厄除けの意味を込めて炒り豆を食べます。数は新年の厄払いなので数え年 で食べるとされており、自分の年齢よりも1つ多めにいただきます.。豆にお湯を注いでお茶にして 飲むこともあります(福茶)。 《1月の給食》 《1月のおやつ・誕生会》 ~れんこんバーグ~ ☆プアマンケーキ☆ メニュー紹介・給食献立 メニュー紹介・おやつ献立 <材料> <材料> ~幼児1人分~ ☆幼児1人分☆ れんこん・・・ 20g 豚挽き肉・・・ 40g 玉ねぎ・・・ 10g 片栗粉・・・ 2g 塩・・・ 少々 れんこん・・・ 20g 豚挽き肉・・・ 40g 玉ねぎ・・・ 10g 片栗粉・・・ 2g 塩・・・ 少々 《作り方》 ①れんこんはすりおろし、たまねぎは粗みじんにする。 ②豚挽き肉、れんこん、たまねぎ、片栗粉、塩を入れ粘りが出 るまでよく混ぜる。 ③成形してフライパンで焼く。 ④だし汁に三温糖、醤油を入れて煮詰め、水溶き片栗粉でと ろみをつける。 ⑤ハンバーグにタレをかけたら出来上がり。 栄養士 栫 佳緒里 竹内 麻基子 上新粉・・・ 15g ベーキングパウダー・・・ 0.2g ピュアココア・・・ 2g じゃが芋・・・ 10g 三温糖・・・ 7g 水・・・ 20g 油・・・ 5g 《作り方》 ①じゃがいもは茹でて裏ごししておく。 ②上新粉とベーキングパウダー、ココアを合わせてふるっておく。 ③油と砂糖、水をよく混ぜ合わせて、①と②を入れさっくりと混ぜ合わ せる。 ④③を型に入れて180℃に熱したオーブンで30分くらい焼く。 栄養士 栫 佳緒里 竹内 麻基子
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