シュクス 国際交流 - 淑徳巣鴨中学高等学校

シュクス 国際交流
校長室だより
中3
学祖の生誕地に行って参りました
中学シアトル修学旅行
5月27日(水)〜6月2日(火)
9月9日(水)、茨城県笠間市本戸981番地の創立者長谷川良信先生の生誕地に行って参り
ました。ここに笠間市のご協力で「長谷川良信先生 生誕地顕彰碑」が建立され、学祖五十回忌
顕彰事業記念式典が催されました。池袋からのバスで現地へ到着するまでは台風の影響での豪雨
で式典の開催が危ぶまれましたが、不思議なことに式典の時間になると雨もやみ微かに晴れ間さ
え見られるようになりました。淑徳与野高校から移設された慈母観音像の遷座開眼に続き法要が
校 長 境 忠宏
執り行われ、山口笠間市長と足立淑徳大学学長により顕彰碑が除幕されました。
山口笠間市長は、祝辞の中で、今後良信先生を笠間市の代表的な偉人のお一人と位置付けるとともに、
協力協定のもと本学園に笠間市の地域創生での中心的役割も要請されました。なお、そのため、淑徳
大学コミュニティ政策学部の先生方との協議も開始されているとのご報告もありました。
顕彰碑は、写真にありますように、稲田石の一枚岩から切り出された巨大なものでそれに良信先生
の生涯が記されています。良信先生は六歳のとき茨城県真壁町の浄土宗得生寺に入寺され、その後上
京され「感恩奉仕」を生涯の座右の銘として宗教・社会福祉・教育において多様な事業を展開されます。
その中でも、教育事業の出発点となりましたのが、昭和6年に設立されました本校の前身である「大乗学園巣鴨女子商
業高校」と昭和7年に開設されました「得生寺真
壁保育園」です。
本校は今まで隣保事業という良信先生の社会福
祉での出発点となった西巣鴨地域との関係を重視
して参りましたが、生誕地を訪問させていただき
顕彰碑を眺め、今後はともに良信先生の教育事業
の出発点となった笠間市や真壁町との関係も深め
ていかなければと強く感じさせられた一日でした。
未来の自分を
イメージする
7月17日
(金)
スポンサー講座
社会の第一線で活躍する方々が生徒たちの夢のスポンサーになってくれる。
それが淑徳巣鴨のスポンサー講座です。
『林修先生講演会』
東進ハイスクール講師「林修先生」による『スポンサー講座』が
主なスポンサー講座実施一覧
本校アリーナで行われました。
本校に近いエリアに住んでおられたことや、自身の出身校も仏教
校であったことを話され、親近感を持たせながら心を掴む熱いトー
5月30日(土)
クはさすがでした。生徒たちにとって林先生のお話は、今後の人生、 6月16日(火)
進学、就職を考えるにあたっての大きなヒントになったことと思い
6月22日(月)
ます。
また、ビジネス社会においては“やりたいこと”と“できること”を見
6月23日(火)
極めて、“できること”に最大限の努力することが“すごい人”になる一 番の近道というお話は、生徒たちだけでなく、保護者の方々や教職
7月 4日(土)
員においても、説得力のあるお話でした。林先生におかれましては、 大変お忙しい中、本校生徒のためにお越しくださいまして、ありが
9月29日(火)
とうございました。
2
『社会で活躍するには』
タカラトミー 佐藤翠先生
『生活環境のバリアフリー・ユニバーサルデザイン』
国土交通省 総合政策局 安心生活政策課 東野文人先生
『サイエンスカフェ 〜先端ロボット技術〜』
国立研究開発法人情報通信研究機構監事 土井美和子先生
『東京国際ブックフェアー見学』
東京ビッグサイト
『情報セキュリティー入門』
情報セキュリティ大学院大学准教授 橋本正樹先生
オーストラリア修学旅行研究
高校2年生の大きな行事の
1つオーストラリア修学旅行
に向けた修学旅行研究を淑鴨
祭で発表しました。各生徒が
選んだテーマについて夏休み
を利用して調べた結果を新聞
形式でまとめました。この研
究を通して、オーストラリア
の社会や自然などを理解し、
さらにオーストラリア修学旅
行に対する期待を膨らませて
いました。
『戦争体験談』
朝日新聞 社会部 清水大輔先生
高校
オレゴンサマーキャンプ
8月4日(火)〜8月19日(水)
日本との気温差を考
慮し、寒さ対策をして
今回の修学旅行に臨ん
だ生徒たちですが、シ
アトルに到着した生徒
たちの口から出たのは
「暑い」という言葉でした。この時期の現地としては異例の暑さだっ
たということです。スノーコルミー滝の壮大な景色や、緑あふれる
広大な敷地の中に建つワシントン大学のキャンパスライフを目の
当たりにしました。また、シアトルマリナーズの本拠地セーフコ・
フィールドや、世界の飛行機を製作している大企業ボーイング工場
のツアーに参加し、アメリカの大衆文化や最先端技術を学びました。
シアトルのダウンタウン散策では、魚
を投げて売買するパイクプレイスマー
ケットの様子に一同、興味津々でした。
日本でもすっかり定着したスターバッ
クスの1号店でショッピングを楽しん
だり、ドリンクを味わったりすること
もできました。
クラスごとにそれぞれの現地校を訪
れ、交流会を行った後、修学旅行の最
大の目的となるホームステイがスター
トしました。習ってきた英会話を駆使
して、ホストファミリーと心に残る思
い出をたくさん作ることができました。
出国の朝は、ホストファミリーとの別れを惜しんで、握手やハグ
をしたり、写真を撮ったりする生徒たちの姿が印象的でした。帰国
後は、
「英語の勉強をもっと頑張りたくなった」
、
「家族に対する感
謝の言葉とともに日本の生活のありがたさを実感する良いきっかけ
になった」という感想が多く寄せられました。
高2
中高
サマーキャンプでは淑徳巣鴨の伝統的なプログラムでアメリ
カのオレゴン州ポートランドで 2 週間に渡るホームステイを行
い、残りの 2 日間はカリフォルニア州にあるユニバーサルスタ
ジオとディズニーランドを訪れました。
この 16 日間で、日本とアメリカの文化の違いに驚かされるこ
とや、ホストファミリーの温かさに触れる機会が沢山ありまし
た。最初は不安気な表情でためらいがちにファミリーと接して
いた生徒たちも、次第に「もっとここにいたい」
、
「まだ帰りた
くない」と漏らすようになっていました。最終日はこれまでの
感謝の気持ちを込めて、さよならパーティーを開催。パーティー
の後半では、ファミリーを交えて皆で盆踊りを行いました。生
徒たち全員の想いは、ファミリーへしっ
かり伝わっていたように思います。なぜ
なら、お別れの日を迎えた最後の朝に、
生徒だけでなくファミリーもまた、その
目に涙を浮かべていたからです。
この度のプログラムを通して、かけが
えのない思い出を得ることができまし
た。この経験や自信を、ぜひ今後の人生
に活かして欲しいと思います。
中高
み
文化交流 〜マレーシアとモンゴルの学生を招いて〜
し ふみ かい
美 子文 会 は昭和 34 年から続く
本校のボランティア団体です。こ
の美子文会が、夏休み後半の 8 月
26 日(水)に、ジュニアスポーツ
アジア交流大会に参加するマレー
シアとモンゴルの選手団を本校に
お招きし、文化交流でおもてなし
をするという活動を行いました。日本文化を伝えるために、浴衣
の着付け、茶道、かるたなどに取り組みました。言葉の壁もあり、
最初はお互いに戸惑っていましたが、時間がたつにつれ打ち解け
笑顔が溢れる交流会となりました。また、交流会の中では車いす
卓球の選手の方にもご来校いただき、障がい者スポーツの迫力を
肌で感じる貴重な場となりました。今回、この機会を与えていた
だいた東京都オリンピック・パラリンピック準備局スポーツ推進
部の皆さんに御礼申し上げるとともに、選手の皆さんのますます
のご活躍をお祈りいたします。ありがとうございました。
帰国生報告会
アメリカのオレゴン
州の高校で学ぶ 1 年留
学(高 1 の 8 月開始)
と 3 ヵ月留学(高 1 の
1 月開始)のプログラ
ムに参加した生徒たち
が無事帰国しました。
【1 年留学生の感想】
今回の留学が、私にとっては初めての海外体験
でした。また、親元を 1 年間近く離れて暮らし
たのも初めてで、現地での生活を始めたばかりの
1年留学帰国生
3ヶ月留学帰国生
頃は何かあるとすぐに電話をしたくなっていまし
た。親の大切さやありがたみを知ることができた 1 年でもあったと思います。
もちろん英語もたくさん学び、自信をつけて帰国することができました。アメリカでは授業中に発表をする機会が
多かったので、
留学前に自信がなかった、
「人前で話すこと」も得意になりました。帰国後は「目を見て話すようになっ
たね」
と言ってもらえるようになりました。
1年留学を通して、
英語はもちろん、
人との接し方を学ぶことができました。
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