国立公園三瓶山裾野の草原で,黒毛和牛は自然 のままに放牧され,三瓶を象徴する草原景観を維 持することに役立っている。 放牧場を移動しながら,牧場の方がかけ声をか けると,牛たちは続々と餌やり場に集まってく る。 餌場では,牛たちに餌をやる体験ができる。ま た,牧場オリジナルの「うんこストーリー」とい う紙芝居を見て,牛たちと微生物・植物の命の繋 がりを学習することもできる。 ○ 対応学年・教科:第 5 学年・社会科 ○ 単元名: 「わたしたちの生活と食料生産」 ○ 学習指導要領との関連:第 5 学年社会科の内容(2)ウ ○ 活動のねらい ・ 放牧の見学を通して,畜産業に従事している人々の思いに触れ,新鮮でおいしい牛肉を 生産し出荷するためにどのような工夫や努力をしているのか理解する。 ○ 受入可能人数:50 名程度 ○ 体験時間:約 1.5 時間(放牧場への移動に車で約 15 分かかります。 ) ○ 貸し出し用具:バインダー(人数分) ○ その他:天候によって,お話や紙芝居を交流の家でしていただくことも可能です。 (1)事前学習…事前に単元の関連部分を学習しておくと,より見学の効果が高まります。 (2)集合・移動…バス(車)で「西の原駐車場」に移動します。 (約 15 分) (3)西の原駐車場到着…ここで,牧場の方と出会います。 (4)放牧場見学…まず西の原駐車場で,牧場の方のお話を聞きます。 次に,徒歩で放牧場を移動しながら,牛の放牧の様子を観察します。牧 場の方のかけ声で牛たちが餌やり場に集まってきます。 餌やり体験をしたり,紙芝居「うんこストーリー」を見たりします。 (5)移動…再び西の原駐車場に移動しバスに乗車して,交流の家に帰ります。 (6)事後学習…感想や新たに生じた疑問等を簡単にまとめておくとよいでしょう。
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