箸のマナーがたくさんある日本 「豆つかみ名人大賞」「豆つかみ名人賞」の

「食」を大切にする児童の育成 ~学校における食に関する指導と家庭・地域との連携を通して~
生活科・総合的な学習の時間、学級活動、給食の時間を中心とした指導を通して~
研究だより
【第26号】
平成27年1月22日(木)
石巻市立石巻小学校
文責:岡本 由紀
箸のマナーがたくさんある日本
箸で食事をする国は日本以外にもありますが、日本ほど箸のマナーはないよ
うです。日本人は、一緒にご飯を食べている人への気遣いや、食材・食器に対
する感謝の気持ちを大事にしているから、多くの箸のマナーが生まれたと言われています。
気遣い、心遣いを大切にする日本人に育ってほしいという願いから、本校では給食の時間に箸の指
導を行ってきました。また、月に2回の食育タイムでは豆つかみ練習をさせたり、豆つかみ競争を行
ったりしてきました。
4月と9月の調査結果を比べると、どの学年も正しく箸を持てるようになった子が増えています。
6年生に至っては、意識すれば全員が正しく箸を持てるようになりました。卒業するまでに、全ての
子どもたちに正しい箸の持ち方が身に付くように今後も指導を重ねていきたいと考えています。
正しく箸が持てているかどうかの調査結果(4月・9月)
「豆つかみ名人大賞」「豆つかみ名人賞」の表彰をしました
1年間を通して豆つかみ競争でよい結果
を残した子どもたちに「豆つかみ名人賞」
を渡しました。その中でも、6年1組の日
下凜里子さん、6年2組の千葉瑠依さんは、
毎回のように1分間に35個以上の豆をつ
かんでいたので、豆つかみ名人大賞としま
した。日下さん、千葉さんを目指して、他
の子どもたちにも箸の持ち方を意識しなが
ら食事をしてほしいと思います。