各学校における「学ぶ力」育成プログラム

各学校における「学ぶ力」育成プログラム
プログラム項目名
項目内容
学ぶ意欲
①「学ぶ力」に
関する課題
思考力・判断力・表現力等
基礎的・基本的な
知識・技能
課題改善に向けて
②改善の重点 重点的に取り組むこと
改善策を具体化
③改善策
④検証
□「子どもが自ら考え、判断し、
表現する学習活動」の充実
■「自分への自信をもたせるき
め細かい指導」の充実
学校番号:33003
学校名:札幌中学校
項目内容の具体
◆「普段から、計画を立てて勉強している」子どもが28.2%。「分からないことは、そのままにせず、分かるまで努力
するようにしている」子どもが62.4%、「勉強していて、おもしろい、楽しいと思うことがよくある」子ども62.2%。
「学校で好きな授業がある」子どもが88.4%。全国学力・学習状況調査で「学校に行くのは楽しい」と思う子どもは、
75.6%。
→改善傾向は見られるものの依然として子どもが自ら達成のための計画を立てて、やり抜く意欲、また子ども
が自分で疑問や課題を持ち、それを解決しようとする意欲を高める指導に課題。
◆「授業中、自分の意見を進んで発言している」子どもが35.4%、「意見を書くときには、その理由をはっきりさせて
書く」子どもが58.6%、「意見の違う人とも、よく話し合おうとしている」子どもが48.9%。また、全国学力・学習状況
調査で「自分の考えや意見を発表することは得意」としている子どもは、45.4%。
→自分の考えを人に伝わりやすく表現する言語活動に課題。
◆「新しく習ったことは、くり返し練習している」子どもが37.6%、「勉強で同じ間違いをくり返さないように気をつけて
いる」子どもが72.2%。全国学力・学習状況調査で「家で、学校の授業の復習をしている」子どもは、43.6%。
→基礎・基本を定着させる復習の取組に課題。家庭学習習慣の定着に課題。
★発信し学びあう力を高めるために、討論、プレゼンテーション、レポート、作文等を積極的に行うことで言語活動の
多様さを確保できる授業の実践。
★家庭学習への意欲と自信とを伸ばすため、「分かる・できる・楽しい」学習経験を増やすことを目指して授業改善
を進める。
★目的を持って計画的に学習するよう、学ぶ意義、学ぶ楽しさを多く経験させる。「キャリア教育」の視点と、「総合
的な学習」における 「学び方自体の体験的学習」を重視し、すべての生徒の学習意欲喚起を図る基盤とする。
□「キャリア教育」と「総合的な学習の時間」のカリキュラムの構造化推進と「求める学力」の明確化・具体化の共有。
■数学・理科・英語では、少人数指導や複数指導者によるティームティーチング(TT)の充実による、個々に応じたき
め細かい指導の推進。
■話す活動、書く活動、話し合う活動、書き合う活動等を、総合的な学習をはじめ、学級活動、道徳、各教科各単元
での積極的な導入による言語活動のさらなる充実。
■計画性を持たせ、時間管理から自己管理へと導くため、「手帳」の活用の工夫・実践。
■生徒理解を深め、学ぶ意欲と希望を持たせられるような全ての生徒にとって「面白くてためになる」授業作りの推進。
○各教科等の評価規準に基づく学習状況評価の活用。
○全国学力・学習状況調査や〈自校の学校評価〉結果の活用。
○札幌市全体の共通指標(子どもの自己評価)の活用。
各種調査や
子どもの自己評価指標の活 ○チャレンジテストの活用。
用
○観点別・領域別達成度検査(WAT)の活用。
○各教科等の評価規準に基づく学習状況評価結果(日常のテストやノート、観察等)の活用。
○その他、生徒観察や授業研究等による実態の分析等で検証。