6月号

保健だより6月
平成 27 年6月 22 日
大洲農業高等学校
生徒保健委員会
夏休みまで残り1ヶ月を切りました。毎日雨が続くと気持ちがスッキリしませんが、楽しい夏休
みに向けて(その前に期末考査を無事に乗り越えて・・・)残りの1学期を、一生懸命過ごしていき
ましょう。
これからの時期、特に注意!
蚊・マダニ
昨年からよく耳にするようになった『デング熱』
。また、『マダニに咬まれないように』と、こ
れも昨年からよく言われるようになりましたが、覚えていますか?今年もまた引き続き注意が必要な
時期になってきたので、復習してみましょう。
○ デング熱・・・デングウイルスを保有する蚊に刺されることで感染
<症
状> 発熱・頭痛・筋肉痛・皮膚の発疹など。稀に出血性症状を起こすことも。
出血症状が出た場合、適切な治療を受けなければ死に至ることもある。
<潜伏期間> ウイルス保有の蚊に刺されてから3~7日間
<刺されたら> 発熱等があれば通常通り医療機関を受診
○ 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)・・・SFTS ウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染
<症
状> 発熱・嘔吐・下痢・頭痛・筋肉痛など。重症ではけいれんや出血症状・呼吸
不全を起こし、死に至ることもある。
<潜伏期間> ウイルス保有のマダニに咬まれてから6日~2週間
<咬まれたら>
マダニを無理に引き抜かず、皮膚科でマダニの除去・洗浄を。
咬まれてから数週間は体調の変化に気を付け、発熱時はすぐに医療機関へ。
どちらも、「刺されない」「咬まれない」ことが一番の予防!
★山や畑に行く時は長袖・長ズボン
★虫除けスプレーの使用
★蚊の幼虫が発生するような溜め水を置かないこと
知っていますか?『冷房病』
頭痛や肩こり、腹痛や下痢、体がだるかったり手先が冷えたり・・・
梅雨が明けたら夏本番、熱中症予防のためにも暑さに強い体づくりを心掛けましょう。
~こんなことに気を付けましょう~
★ 冷房使用時は、冷風が直接体に当たらないようにする。
★ 冷房の設定温度は低くし過ぎない。(外気温との差が5℃以内を目安に)
★ お風呂はシャワーで済ませず、湯船に入って全身の血流を良くする。
★ しっかり睡眠をとり、1日の疲れを翌日に持ち越さない。(冷房をかけたままは×)