1-1-2 自己水源の確保

単年度水道事業評価シート(平成26年度)
浄水課
1 事業情報
担当課
企業ミッション
安全安心な
組織ミッション
業 1-1-2
自己水源の確保
1
1-1 水源の保全と確保 事
( 政 策 )
水道水の確保
( 施 策 )
2 事業評価の概要
視点
内容
why
安心できる健康的な生活のために、水道事業者や水道施設の設置と連携し、安全な水源を確保し水道水がお手元に届くまで
何のために
のすべての過程で安全で良質な水質を保ちます。
【政策】
what
どんな問題を 上青木、神根、新郷、横曽根、鳩ヶ谷の5浄水場が管理する38本の取水井の改良・掘替を行い、自己水源(地下水取水)施設
解決するか の保全と安定的な確保を図ります。
【事業目的】
取水井設備
自己水源(地
Where
保全状況
安全安心
具体:
小分類:
大分類:
中分類:
保全
下水)
どの対象を
How
どのような
道筋で
【目標】
(単年度)
When 期間
①日常的に井戸の静動水位の監視や揚水量の測定、内部調査を定期的に実施し、井戸全体の健全性を確保します。
②アセットマネジメントによる施設更新計画を更新し、上青木3号井の掘替を行い、自己水源の安定的な確保を図ります。
③取水井(神根6号・新郷6号)の内部調査を行い、綿密な計画や維持管理を目指します。
④取水地点の変更認可をします。
⑤掘替工事の工事手法についてより効果的な手法を研究します。研究結果をもって、上青木5号井の改修方法を決定します。
⑥事業3-2-1「渇水対策の強化」と合わせ、渇水時には必要な水源を確保します。
平成26年4月
Who
外部
どういう体制で 連携
How much
いくらかけて
【予算額
決算額】
∼
平成27年3月
委託企業
単位:千円
事業費計
工事費
原材料費
委託料
賃借料
その他
人件費
水道局関係課
協議
予算額
総事業費
収益的支出 資本的支出
61,668
13,068
48,600
48,600
0
48,600
0
0
0
13,068
13,068
0
0
0
0
0
0
0
8,006
8,006
0
決算額
総事業費
収益的支出 資本的支出
53,687
10,811
42,876
42,876
0
42,876
0
0
0
10,811
10,811
0
0
0
0
0
0
0
0
7,856
7,856
執行率
単位:%
87%
88%
83%
98%
①平時から行っている井戸の監視状況などにより、井戸全体の健全性がモニタリングできた状態。
Out come ②アセットマネジメントに基づき施設更新計画を策定し、井戸全体の最適性が確保できるよう、上青木3号井の掘替を完了し、自己水源の安定
的な確保が図られた状態。
どういう成果を ③取水井(神根6号・新郷6号)の内部調査により、内部状況を把握することにより、綿密な維持管理ができた状態。
達成するか ④38本の井戸の利活用について災害時における体制を含み検討し、変更認可届提出準備ができた状態。
【成果指標】 ⑤上青木5号井の改修方法を検討することを含め、掘替工事の工事手法について継続的に研究できた状態。
⑥事業3-2-1「渇水対策の強化」と合わせ、渇水時には必要な水源を確保できた状態。
3 プロセス結果の検証
視 点
評点
中
間
評
価
70点
上半期何を
どのように
執行したか
【現状把握】
下半期
改善すべき点
は何か
【改善目標】
内 容
①計画通り井戸水位監視が継続できており、井戸全体の水位監視や揚水量について健全性が保たれた。
②上青木浄水場3号井の工事契約を締結し、掘替工事の準備が完了した。
③計画のとおり神根浄水場6号井と新郷浄水場6号井の設計書を作成中である。
④変更認可に必要な埼玉県企業局水道企画課との事前打合せ準備を行った。
⑤上青木5号井の掘り替えについて関係機関に確認し、掘替工事について調査検討を行った。
⑥渇水はなく、安定した状況であった。
①下半期も計画的に静動水位及び揚水量の測定を実施し井戸の健全性の確保に努める。
②可視化・情報共有化を行い、安全を基に工期内に工事を完了させる。
③井戸内部調査を行い、結果を検証し、課内で情報を共有する。
④関係各課との協議結果をもとに、埼玉県企業局水道企画課と事前協議調整を行い、3-1-2「応急給水・復旧体制の整備」と合わ
せ、災害時における井戸の利活用について検討する。
⑤課内で技術的・施工条件・コスト等総合的な検討を今後も継続して行い、改修計画を作成し工事を実施して安全な自己水源の確
保をする。
どのくらい進んだ 執行(契約)事業費
か【進捗度】
予算執行率
終
了
時
評
価
75点
Outcome
どういう
成果を
達成したか
【達成状況】
次年度に
解決すべき点
は何か
【次年度
解決策】
51,732千円
84%
事業進捗度
自己評価
評価者結果
B 予定通りの成果を上げた B 予定通りの成果を上げた
①計画通り井戸の静動水位の監視や揚水量の測定、内部調査を実施し、井戸全体の健全性が保たれた。
②上青木浄水場3号井掘替工事が完了し、自己水源の保全と安定的な水量の確保ができた。
③井戸内部調査を実施し、自己水源の保全と安定的な水量の確保等、健全性の確認ができた。
④変更認可申請書を作成し、国に申請した。
⑤上青木5号井の改修方法を検討することを含め、課内で技術的・施工条件・コスト等総合的な検討を継続して行い、改修計画を作
成し安全な自己水源の確保に努めた。
⑥渇水はなく、安定した供給ができた。
①引き続き計画的に静動水位及び揚水量の測定を実施し井戸の健全性の確保に努める。
②引き続き計画的に井戸の堀替を行い、自己水源の安定的な確保を図る。
③引き続き計画的に井戸の内部調査を行い、井戸の健全性を確認し自己水源の保全と安定的な確保を図る。
④平成27年度は、変更認可申請のとおり水運用を実施していく。
⑤事業3-2-1「渇水対策の強化」と合わせ、渇水時には必要な水源を確保する体制を引き続き整える。
単年度水道事業評価シート(平成26年度)
4 改善経過の点検と評価
視点
項 目
人
員
意識
この事業による社会全体への貢献を職員は常に意識していますか?
4
4
適材適数
業務の適正に応じた柔軟な偏りのない業務分担を行っていますか?
4
3
中間
終了
評 点 5 常に 全員 4 概ね 多数
3 一部
2 あまり∼ない
1 ほとんど∼ない
中間
終了
15
成果
課の職員が事業の成果や目的を意識していますか?
4
4
15
連携
この事業に必要な連携(局内・市長部局・委託業者等・県等)はできていますか?
3
4
手段
目的達成に必要な手段や方法は、既成概念に囚われず、新たな視点で検討していますか?
4
4
目的達成に必要な手段や方法を、可視化し、情報共有していますか?
4
4
手
段
可視化共有
中間
14
方法
当初計画や予定よりも優れた代替方法を検討していますか?
3
3
終了
14
目的化
この事業は、上位目的達成の手段として有効であることが、組織で理解されていますか?
3
3
進め方
目的を達成する工程が、全体最適の視点から作られていますか?
3
4
水道利用者の視点に立ち、ニーズや利便性を反映した改善をしていますか?
3
3
課題・問題点が発生したら、その都度、プロセス全体を検証し改善していますか?
4
4
職員が主体的に行動していますか?
3
4
工
程
合目的性
中間
13
学習
終了
15
当事者意識
利益
水道局の利益ばかりでなく、社会全体の利益まで意識していますか
4
4
効果効率
より低いコストで成果をあげる工夫を施し予定以上の費用対効果を出していますか
4
4
15
コスト検証
当初計画や予定よりも優れた代替方法による予算の効率的活用が常に検討されていますか
4
4
15
成果
成果指標を上まわっていますか
3
3
工程を構造化したタイムスケジュールを可視化・共有し、停滞時間削減に取り組んでいますか?
3
4
タイムコスト
時間=コストを意識し、ムリ・ムラ・ムダの検証を行っていますか?
3
4
期間の設定
業務集中を避け、局全体の事業執行を最適化するように期間を設定していますか?
4
4
3
4
予算
中間
終了
タイムマネジメント
期
間
中間
13
成果達成
終了
16
短期間で成果を達成するよう、期間を検討し、進捗を確認、期間修正を行っていますか?
5 事後評価
H24
H25
H23
独自指標・ガイドライン(PI)
指標名
井戸の静動水位・揚水量の測定
回/年
4
4
4
目標値
単位
算出式・根拠
指標名
実績値
単位
算出式・根拠
指標名
視点
単位
自己評
価
4
4
4
4
目標値
実績値
算出式・根拠
指標名
算出式・根拠
4
H26
目標値
実績値
単位
目標値
実績値
評価根拠の説明(自己評価の根拠を具体的に記述します。不達成の場合は、原因、改善策を明示します。)
A=予定以上の成果を上げた / B=予定通りの成果を上げた / C=成果は出ているが予定に達していない
D=結果は出ているが成果は出ていない / E=不十分な結果にとどまる、または結果が出ていない
評価者
結果
B
年に4回行っている井戸水位監視の状況から、井戸全体の健全性がモニタリングできた。
上青木浄水場3号井掘替工事が完了し、自己水源の保全と安定的な水量の確保が図れた。
神根浄水場6号井、新郷浄水場6号井の内部調査が完了し、井戸の健全性を確認できた。
認可変更にて取水地点の変更を行い、予備井戸が常用井戸として変更が認められた。
B
効
率
性
B
上青木浄水場3号井は、自己水源の保全と安定的な水量の確保が図れた。
神根浄水場6号井及び、新郷浄水場6号井の、自己水源の保全と安定的な水量の確保が図れた。
変更認可申請では、埼玉県との協議の結果、最大取水量を継続的に確保することが出来た。
B
有
効
性
B
上青木3号井堀替工事は、計画どおり行い、自己水源の確保ができた。
神根6号及び新郷6号井は、井戸の内部調査を行い、内部の状況を把握することができた。今後の維持管理計画策定
に係る検討材料を得ることができた。
B
B
近隣のお客様へは、工事のお知らせを配布し、また、現場には工事案内看板を掲示した。
防音シートを使用をし、騒音の低下に努めた。井戸改修業者へは、作業を行う前に衛生的に工事が進められるように説明を行った。
浄水場運転管理に関しては、工事中の井戸を明確にして、井戸水の減量分を把握しながら水運用を行った。
認可申請では、国・埼玉県と密に連絡をとり、質問等に対し理論的に回答する事が出来た。
B
組
織
学
習
B
上青木浄水場3号井掘替工事完了結果を課内で情報共有した。また、今後の課題として、施工方法や、配管材の比
較・検討をした。
神根浄水場6号井及び新郷浄水場6号井内部調査委託の結果を課内で情報共有した。また、実施時期、施工方法等
の検討をした。
B
総
合
評
価
B
自己水源の保全は、安定した水量の確保に必要不可欠であり平常時、災害時においても重要であるこ
とから、より効果的な方策を検討し計画的に工事を実施した。
達
成
度
説
明
責
任
次年度方針
現状維持で
継続
B