家康さん、江戸時代から保険制度はあったの? 7月号

7月号
暮らしの豆知識をお届けする 保険キャッチ・Eye
暮らしの豆知識をお届けする
保険キャッチ・Eye_1507
家康さん、江戸時代から保険制度はあったの?
江戸の町で猫の写真集が大人気
ある日の昼下がり、険太くんの足は今
貧しくて医療費が払えな
日も近所の空き地に向かいます。近在の
い地域は、住民が相互に
ネコを集めた井戸端会議で議長を務める
米や金を出し合って医者
ネコっちに会うためです。
に定住してもらったんだ。
「やあネコっち、この前お父さんが、
『う
ちのご先祖さまは~』なんて色々と話し
てくれたんだけど、ネコっちにもご先祖
さまっているの?」
「険太くん、ネコっちにだってもちろん
ご先祖さまはいるよ! ネコは江戸時代
から人気があるんだよ」
「え!そんな昔から? ちょうどこの前
授業で江戸時代を学んだよ! 今年は徳
川家康没後 400 年に当たるんだって」
「そうだったね。江戸時代といえば、浮
世絵師の歌川国芳が東海道五十三次のパ
みゃうかいこうごじゅうさんひき
ロディで描いた『猫飼好五十三疋 』とい
って今で言うネコの写真集がベストセラ
ーになったんだ。他にも江戸時代に起源
があって今に伝わるモノってたくさんあ
るんだよ」
ネコっち♪
険太くん
ネコっちのお話⇒『相互扶助の精神が今と昔を繋いでいるんだニャ』
近代的な保険制度を日本に紹介したのは福沢諭吉と言われているけど、実は江
む じ ん こう
たの も
し こう
戸時代からその原型は確認できるんだよ。無尽講、頼母子講、もあいなど、呼び
方はいろいろだけど、どれも一般民衆の相互扶助組織という点では共通している
よ。契約を交わした人びとが互いに資金を出し合い、抽選などによって貸付を受
いのちこう
け、一定期間で返済する仕組みなんだ。例えば「 命 講 」は一定額を拠出し合っ
て死後に大金を受け取る制度だから、今の生命保険の原型とも言えるんだ。それ
から保険制度はだいぶ進化して、商品の種類も飛躍的に増えたけど、根っこに「相
互扶助」の精神があるのは変わっていないと思うんだ。過去から今に続く保険制
度をうまく活用してもらいたいものだニャ。
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問は、些細と思われ
ることでもご遠慮な
くお電話ください。
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