透析液エンドトキシン濃度と細菌数

1)透析液水質管理状況
施設数
(4)透析液エンドトキシン濃度と細菌数(図表31)
2,700
2,600
2,500
2,400
2,300
2,200
2,100
2,000
1,900
1,800
1,700
1,600
1,500
1,400
1,300
1,200
1,100
1,000
900
800
700
600
500
400
300
200
100
0.1 未満
0.1 ∼
0
透析液エンドトキシン濃度
(EU/mL)
0.001未満
0.001 ~
0.01 ~
0.05 ~
0.1 ~
0.25 ~
0.5 ~
合計
不明
記載なし
総計
0.1 ~
291
186
43
16
5
2
4
547
4
0
551
1~
137
125
67
11
21
5
4
370
2
0
372
∼
5
0.
透析液エンドトキシン濃度(EU/mL)
0.1未満
2,602
153
29
9
7
3
3
2,806
5
0
2,811
透析液細菌数(cfu/mL)
10 ~
100 ~
合計
40
12
3,082
45
6
515
35
9
183
17
4
57
7
3
43
6
3
19
6
3
20
156
40
3,919
0
0
11
0
0
0
156
40
3,930
透析液細菌数
(cfu/mL)
∼
25
0.
0.
1
05
0.
100 ∼
∼
∼
∼
01
0.
∼
1
00
0.
0.
00
1
未
満
1∼
10 ∼
不明
61
23
16
5
4
1
1
111
151
2
264
記載なし
24
10
12
1
1
0
1
49
2
59
110
総計
3,167
548
211
63
48
20
22
4,079
164
61
4,304
施設調査による集計
解説
日本透析医学会の透析液水質基準においては、すべての透析治療に超純粋透析液の使用を推奨してお
り、超純粋透析液の定義は透析液エンドトキシン濃度0.001EU/mL未満(測定感度未満)かつ透析液細菌
数0.1cfu/mL未満である。透析液エンドトキシン濃度と細菌数の双方に不明以外の回答のあった施設はベ
ッドサイドコンソールを1台以上有する4,304施設のうち、3,919施設(91.1%)であった。超純粋透析液の
定義を満たしている施設は2,602施設であり、回答施設の66.4%、全施設の60.5%で、去年の60.8%、54.9%
より改善しており、経年的に改善傾向にある。
33