3)腹膜透析調査 (6)腹膜炎、出口部感染(図表46) 患者毎の腹膜炎発症率 (%) 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 0 腹膜炎発症率 0 (回/1患者・年) 人数 3,758 (%) (87.4) ・個々の患者の腹膜炎発症率 (回/1患者・年) =2014年中の腹膜炎回数÷(2014年中のPD実施月数/12) 1.0 ∼ 2.0 ∼ 3.0 ∼ 4.0 ∼ 5.0 ∼ (回) 1.0 ~ 2.0 ~ 3.0 ~ 4.0 ~ 5.0 ~ 合計 不明・記載なし 総計 平均 400 (9.3) 82 (1.9) 25 (0.6) 13 (0.3) 23 (0.5) 4,301 (100.0) 2,887 7,188 0.21 個々の患者の腹膜炎発症率(回/1患者・年)は、1.0未満の数値が0となるため、「0」と表示しています。 患者毎の出口部感染発症率 (%) 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 0 出口部感染発症率 0 (回/1患者・年) 人数 3,465 (%) (80.8) ・個々の患者の出口部感染発症率(回/1患者・年) =2014年中の出口部感染回数÷(2014年中のPD実施月数/12) 1.0 ∼ 2.0 ∼ 3.0 ∼ 4.0 ∼ 5.0 ∼ (回) 1.0 ~ 2.0 ~ 3.0 ~ 4.0 ~ 5.0 ~ 合計 不明・記載なし 総計 平均 495 (11.5) 159 (3.7) 58 (1.4) 40 (0.9) 72 (1.7) 4,289 (100.0) 2,899 7,188 0.40 個々の患者の出口部感染発症率(回/1患者・年)は、1.0未満の数値が0となるため、「0」と表示しています。 施設毎の腹膜炎発症率 (%) 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 0∼ 腹膜炎発症率 0~ (回/1患者・年) 施設数 195 (%) (85.9) ・施設毎の腹膜炎発症率(回/1患者・年)=施設内2014年中の腹膜炎罹患回数の総和÷(施設内2014年中のPD実施月数の総和/12) 1.0 ∼ 0∼ 出口部感染発症率 0~ (回/1患者・年) 施設数 191 (%) (73.2) 3.0 ∼ 4.0 ∼ 5.0 ∼ (回) 1.0 ~ 2.0 ~ 3.0 ~ 4.0 ~ 5.0 ~ 合計 記載なし 総計 平均 25 (11.0) 5 (2.2) 1 (0.4) 0 (0.0) 1 (0.4) 227 (100.0) 263 490 0.21 施設毎の出口部感染発症率 (%) 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 2.0 ∼ ・施設毎の出口部感染発症率(回/1患者・年)=施設内2014年中の出口部感染罹患回数の総和÷(施設内2014年中のPD実施月数の総和/12) 1.0 ∼ 2.0 ∼ 3.0 ∼ 4.0 ∼ 5.0 ∼ (回) 1.0 ~ 2.0 ~ 3.0 ~ 4.0 ~ 5.0 ~ 合計 記載なし 総計 平均 51 (19.5) 11 (4.2) 1 (0.4) 3 (1.1) 4 (1.5) 261 (100.0) 229 490 0.40 集計対象;腹膜透析単独患者 解説 腹膜炎に関する調査には4,301名から回答が得られた。腹膜炎発症率は平均0.21回/1患者・年であった。 2014年中に1回も腹膜炎を発症していない患者が3,758名(87.4%) 、1回以上2回未満発症した患者が400名 (9.3%) 、2回以上発症した患者は143名(3.3%)であった。腹膜炎発症率を施設毎(有効回答227施設)で 算出すると施設毎の腹膜炎発症率は平均0.21回/1患者・年であった。 出口部感染に関する調査には4,289名から回答が得られた。出口部感染発症率は平均0.40回/1患者・年 であった。2014年中に1回も出口部感染を発症していない患者が3,465名(80.8%) 、1回以上2回未満発症し た患者が495名(11.5%) 、 2回以上発症した患者は329名(7.7%)であった。出口部感染発症率を施設毎(有 効回答261施設)で算出すると施設毎の出口部感染発症率は平均0.40回/1患者・年であった。 49
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