カンジキで巡る 不思議な冬の森林の観察! 緑を守り育てる宮城県連絡

2015.03.01
緑を守り育てる宮城県連絡会議
NO.233
事務局連絡先 :仙台市青葉区一番町四丁目 1-3
仙台市市民活動サポートセンター内 (レターケース 45 番)
URL :http://www.midori-miyagi.com/
携帯 :080-1832-0956 会費:郵便振込番号:02260-0-7839
第 15期森の案内人養成講座(第 11回講座)
カンジキで巡る
不思議な冬の森林の観察!
2 月 15 日(日)、雪が舞う強い風の中、秋保大滝下の駐車場に受講生 15 名と公開聴講生 1 名、事
務局スタッフ 8 名が集合しました。今日の講座は「冬芽&アニマルトレッキング」、冬の森林の不
思議や面白さを探すフーィルドでの講座です。「冬ならではの
見どころは、葉を落とした後の木々の枝ぶりや冬芽のつき方・
状態・葉痕の形など。特に動物等の顔に見える葉痕を楽しみな
がら見て下さい。今日は、動物の足跡は、降雪や地吹雪で期待
でないかも知れませんが気をつけて見てみましょう」という事
務局長の挨拶の後、事務局スタッフの手作り輪カンジキを携え
て 3 班に分かれ冬芽等観察に出発です。観察場所は、中村林道
(秋保大滝下駐車場~2 号橋間)。途中、各リーダーの指導のも
と輪カンジキを装着しました。事務局スタッフのラッセル先導
の足跡を辿りながら、カンジキを履いての初体験を味わうツア
ーでした(カンジキ初体験者は 9 名でした)。(写真左上は集合
ミィーテング光景.下はカンジキ装着光景)
観察できた冬芽は、鱗芽のヤマグワ、イタヤカエデ、ホオノ
キ、トチノキ、ウリハダカエデ。裸芽ではオニグルミ、サワ
グルミ、クサギ。伏毛の裸芽はアワブキ。隠芽のニセアカシ
アなど 37 種類でした。また、動物等の足跡はキッネ、ウサ
ギで、サルの食跡がヤマグワに残されていました。折り返し
の 2 号橋付近のコナラの樹上にはクマ棚が見られました。寒
さを忘れての熱中講座となりましたが昼過ぎ秋保市民センタ
ーに移動。大塚、伊藤、金子スタッフの炊き出しミネストロ
ーネ風スープ&チーズフォンデュで、身も心も温まった昼食と
なりました。食後、大山スタッフによる「腹ごなしオカリナ演
奏タイム」で眠気を吹き飛ばした後、大塚スタッフの座学「冬
の二口のもり」です。厳しい冬を乗り切るための植物の戦術や、
昆虫・鳥・動物の生態を学び、15 時講座を修了しました。冬の
自然を肌に感じた 1 日でした。事務局スタッフ、受講生の皆さ
ん御疲れ様でした(写真右上は冬の森観察光景.下は冬芽観察
光景)。
(写真:文
事務局スタッフ
山本)
(昆虫の世界
№130)
「ハイイロセダカモクメ」
昆虫たちは食物連鎖の底辺に位置し、ほとんどの種が捕食の対象となっていることから、どの種
も捕食から逃れるためのさまざまな工夫をしている。蝶目を見てみるとタテハチョウ科で成虫で越
冬する種は全て後翅の裏がくすんだ茶色や黒っぽい色彩で、翅をたたんだときに枯れ葉を思わせる
色彩であることが多い。また同じ蝶目のガの仲間は前翅が保護色になっていて、樹幹などに止まっ
たときは前翅が樹幹と同じようなくすんだ色と模様で、樹幹に溶け込むような保護色になっている
ことが多い。
ガの仲間のハイイロセダカモクメはヤガ科のガで、ハイイロは灰色、セダカは背部分が盛り上が
っていると言う意味で、モクメは木目模様のガの仲間と言う事になる。前翅は黒っぽい紋を散らし
た灰色、後翅は翅端部が灰色を帯びるが白色である。一般にガの仲間は蝶たちと違い、止まるとき
は後翅の上に前翅を山がたに乗せ、前翅が保護色になっている(多くのガは止まるとき後翅は前翅の
下にたたみ込まれている)。
今回紹介するハイイロセダカモクメは幼虫も見事な保護色で知られている。このガの幼虫期の餌
植物はヨモギ(もちぐさ、キク科)である。10 年程前の 9 月下旬、山間部の道路脇の草原に生えるヨ
モギはこの時期既に 60~80cm 程に成長し、花の時期を迎えていた。幼虫はヨモギの小さな花一つ
一つにそっくりな模様と突起を体にそなえ、しかもヨモギの花穂に静止していて、筆者の目になど
留まることは無かったのでは、と思われるほどであった。モンシロチョウやスジグロシロチョウの
幼虫は餌植物の葉の緑色と同じ緑色で、一応保護色と言われているが、擬態の言葉を使えるほどで
はないと思う。
不思議なことに再度ハイイロセダカモクメの幼虫に出会ってみたいものだと思っているが、どう
いうわけかその後 10 年ほども経つのだが出会うことができないでいる。成虫はよく見られるヤガ
科のガと同じようなありふれた保護色なのに、幼虫がこれほどまでの保護色になっているのは、ど
んな理由によるのだろう。
ハイイロセダカモクメ(成虫)
幼虫:ヨモギの花穂からはずれた位置にい
ると幼虫であることがわかるが、花穂上に
いると完全にとけこんでしまう。
(宮城昆虫地理研究会・高橋雄一)
『お知らせコーナー』
冬の山を見る会
参加者募集
山頂から志津川湾と北上川河口が遠望できる!
今回は、北上山地の南端にある翁倉山(532.4m)を案内いたします。楽天イーグルスのシンボルで
あるイヌワシの生息地として知られているところです。昭和 30 年に営巣地が発見され国の特別天
然記念物に指定されています。登山道周辺はコナラを中心とした二次林で、尾根筋にはアカマツの
大径木が点在していますが、松くい虫の被害で立ち枯れも目立ちます。モミやケヤキの大木を見な
がら歩きやすい登山道は頂上まで続きます。
頂上には雨乞いを祀った石碑や祠があります。眼下には南三陸町と志津川湾が、反対側には北上
川の河口が遠望でき、冬の名残と春の息吹を感じることが出来ると思います。
記
1、日
時
2、場
所
3 月 29 日(日)
おきなくらやま
翁 倉 山 (532.4m)石巻市北上町
3、集合場所及び時間
①広瀬市民センター
午前 7 時 30 分
②道の駅「上品の郷」午前 9 時 00 分
4、募集人員
20 名
5、申込締切
3 月 23 日(月)まで受付(ただし、定員になり次第締切ます)
6、会
1,000 円(会員は 500 円)。他に乗合車代として広瀬市民センターか
費
らの場合は 1,500 円、「上品の郷」からは 500 円。
7、コ ー ス
道の駅「上品の郷」→飯野川橋→北上町中原バス停→
飯田屋敷跡(イヌワシの解説看板)→林道終点→頂上へ
→来た道を戻ります→登山口 15 時頃到着予定
8、申し込み及び
携帯
090-9037-2373(事務局スタッフ・森谷
問い合わせ先
携帯
080-1832-0956(事務局長・佐藤
清一)
修)
出来れば次の時間帯で・・・18 時頃~21 時頃までに
山頂から南三陸町と志津川湾を遠望
山頂に建つ翁倉嶽神社の石祠
しぜんノート
様々な自然の営みを綴ります
№195
根開き(その1)
根開きとか根空きとかいわれる、春先に樹木の根元が先に雪が解ける現象があります。その原因
は様々な説がいわれていますが、これを探ってみます。
まず、冬の林の様子はどうか。下の写真にあるとおり、幹の周りが窪み、雪が少なくなっていま
す。これは、特に標高の高い、あるいは風当たりの良いところで多く見受けます。寒さが厳しいと
軽い雪となって、少しの風でも飛ばされ、また風の通り道では幹を回り込む風によって雪が飛ばさ
れ、このような形になります。最初から樹木の根元付近は雪が少ない場合が多いのです。
また、幹にうっかり近づくとズッポリ抜かるこ
とがよくあります。どうもふわっと積もっている
ようです。
2015.2.23
大友良三
←冬の樹木の根元
3月の事務局の動き
2015 年 3 月 4 日(水)
海岸理再生ワークショップ(現地視察)
5 日(木)
〃
国土緑化推進機構
〃
5 日(木)
ニュースの発行
広瀬市民センター
7 日(土)
雪んこまつり評価委員会
太白区役所
14 日(土)
第 13 回
東北大学工学部
15 日(日)
第 15 期森の案内人養成講座(閉講式)
ハーネル仙台
17 日(火)
雪んこまつり実行委員会
秋保市民センター
19 日(木)
事務局会議
広瀬市民センター
21 日(土)
宮城県主催海岸林再生植樹祭
亘理郡亘理町吉田
29 日(日)
冬の山を見る会本番
石巻市:翁倉山
水ものがたり研究会
未年に寄せて
ひつじ
今年の 未 はマフラーに変身!!
2003 年の未年に主人公の羊は、マフラーを編み始めました。一生懸命編み続けて 12 年が経ち、
2015 年の未年に遂にマフラーは完成しました。これは今年の年賀状の切手のデザインに秘められた
ほ ほ え
物語です。未年生まれの私は、この夢のある微笑ましい物語に感動しました(写真は 2003 年と 2015
年の年賀はがきで羊の切手デザイン)。
..
.
因 に十二支の中で未は 8 番目、方位は南南西の方角、時
.
.
..
刻は現在の午後 2 時頃、月では 8 月、動物では羊が充てら
ちなみ
れています。「未」の字の意味は、木のまだ伸びきらない
部分を描いた象形文字と言われ「未完成・未知・未定」な
ことわざ
ど、多く使われています。また,未年に関する故事・ 諺 に
たちま
ようとう く にく
「猛虎 忽 ち羊となる」や「羊頭狗肉」等昔から人々の間で
言い習わされた風刺、教訓を表わしたものが多数あります。
な
じ
羊は古来から馬と同様に人間と関わりが深く馴染み深い動物です。羊の性質は、やさしくて従順常
に群れを作ると言われています。又羊毛、毛皮、肉、乳等用途が多く、古くから世界各地で飼われ
ています。
羊のつく植物には、スイレン科の多年生水草のヒツジグサ(羊草・未草)があります。和名は、
未の刻(午後 2 時)頃に開花することに由来していますが、実際は午前中に咲き夕方にしぼむよう
です。初夏、秋保の大旗山に登り境野堤に下りたとき、ヒツジグサが水面に白い花をのぞかせてい
しば
て、暫し暑さを忘れさせてくれました。その他タデ科の多年生のギシギシ(羊蹄)や、正月飾りに
使われるウラジロ等のシダ(羊歯)類があります。
よう こん
冬芽観察で、いろいろな樹木の葉痕の形に出会いましたが、オニグルミの葉痕を見た時、羊の顔
に似ていて、その素晴らしい自然の造形に大変感動しました。
やさしくて群れをなす羊は家族の安泰と平和の象徴とされています。今年が明るく平穏な 1 年で
ありますように願っています。
(文・写真
事務局スタッフ
森
久子)
※1月号に掲載しましたが校正ミスが多々ありましたので再度掲載いたします。寄稿者および
皆様に深くお詫び申しあげます。(広報責任者)
小さい春を見つけたよ!!
事務局長
佐藤
修
雪が雨に変わる雨水が過ぎ、土の中から虫が這い出す啓蟄を迎える季節になりました。途端に春
の命が動き出した感じです。庭の小さな春を見つけなぜか嬉しくなりました。
ヒメオドリコソウ
ハコベ
オオイヌノフグリ
フキノトウ
第16期 森の案内人
養成講座受講生募集中です!!
自然と森の魅力や不思議を多くの方々に伝えるためのインストラクター養成講座です。自分達の足元
から自然環境を学んで見ませんか!!
カリュキラムは森林植物観察(海岸、里山、奥山、高山)、野鳥や昆虫の観察、森林づくり体験(間伐)、
森の恵みクラフト(世界で一つのリースを作る)、冬の森観察(アニマルトラッキング&冬芽観察)などで
す。楽しく!感動しながら!自然の営みを自分の五感を使って学んで見ませんか。皆様のご応募を心か
らお待ちしております。
❀期
間
平成27年4月~平成28年3月までの毎月1回で12回の講座です。
❀募 集 人 員
先着20名
❀受
12回講座分
講
料
(但し、定員になり次第締め切らせていただきます)
18,000 円
一括前納制で行います。
・ただし、「緑を守り育てる宮城県連絡会議」会員は受講料を 15,000 円に割引き
いたします。また、今回、入会(年会費一人2,000円)の手続きをしていただい
た 受講生も受講料を 15,000 円に割引きいたします。
❀問い合わせ先
緑を守り育てる宮城県連絡会議事務局
080-1832-0956
携帯電話
※ 詳しい講座内容などについては当会の HP をご参照ください。
URL : http://www.midori-miyagi.com/
❀申 し 込 み 先
〒980-0811
仙台市青葉区一番町 4-1-3
仙台市市民活動サポートセンター内(レターケース 45 番)
緑を守り育てる宮城県連絡会議
宛
畑の雑草 No44
イヌタデ(タデ科)
坪沼の小作人
菅原
博志
空地や道ばたや畑、休耕田にごく普通に出る 1 年草、小さい赤い花を沢山つけるので赤飯に見立
てて別名アカマンマとも呼ばれている。茎は直立または根元から枝分れし地上を這い赤みを帯びる。
葉は互生し広披針形先がとがり、黒い波紋がはいることもある。縁と裏面脈上に毛が有る。秋にな
ると葉の縁から紅葉してくるのもある。花は赤紅色で穂状に花穂を作り、稀に白色の小花をつける。
以前は子供達がままごとに使用した。私も小さい頃に見たその微妙な色合いを懐かしく思い出し
ます。
イヌタデ
花
葉は互生
穂状に付く花
第31回雪んこまつり 冬の一日雪を楽しみました。
大勢の家族連れで大いに賑わう!!
2 月 8 日(日)第 31 回雪んこまつりが仙台市太白区秋保
町秋保ビジターセンター前広場で開催されました。はじめ
に佐藤修実行委員長から「今年も多くの皆さんのご協力で
“雪んこまつり”を開催することが出来ました。心から感
謝いたします。多くの皆さんが楽しみにしています、実行
委員は、楽しくケガの無い様にサポートしてください」と
の挨拶で開会です。
当日は天候にも恵まれ多くの家族連れで賑わいました。
実行委員会の集計では例年より多い 1,250 人が足を運んで
くれました。メニューも盛り沢山です。ソリすべりは相変
わらずの人気で終日子供たちの歓声がこだましていました。
雪玉つくりコンテストは雪玉を積み上げ一番高く積み上げ
た家族が優勝です。雪中宝探しは午前・午後 1 回ずつ実施
しましたが 150 人以上の列ができるほどの人気です。雪の中
から歓声を上げながらスーパーボールを真剣に探していまし
た。歩くスキーも例年人気で親子で楽しんでいました。緑の
連絡会議のスタッフは今年もカンジキの担当です。珍しさも
あって昼食が取れないほどの忙しさです。スタッフは動物の
よう こん
足跡や冬芽の葉痕の形の面白さを伝えました。昼食時には屋
台も賑わい、スノーテーブルでは地元の温かいソバや玉こん
等家族で楽しんでいました(写真左上から本部テント前、カン
ジキ体験、雪玉コンテスト風景)。
“雪んこまつり”の開催に先立ち 1 月 28 日(水)、東北工業大学(所在地:仙台市太白区八木
山)と実行委員会との間で協定書の調印式を行いました。大学にとっては、様々な行事を通じて地
域の人達や文化にふれることにより学生のコミュニケーション能力が高められること、また、地元
にとっては、多くの学生や先生達の協力は大きな存在であることから、この運びになりました(毎
年先生・学生 60 人以上が前日の準備から参加しています)。
この調印は佐藤修実行委員長と東北工業大学宮城光信学長
の間で終始和やかな雰囲気の中で取り交わされました。
また、“雪んこまつり”は仙台市の「区民協働まちづく
り事業助成金」を活用して開催している事業です。実行委
員には当会を初め地元秋保町の子ども会育成会の役員、町
内会長、山岳協会、東北工業大学教授、ボランティア等が
参加しています。事務局は太白区秋保総合支所総務課の職員が担っています。
(写真は調印式の風景)
(写真・文:佐藤事務局長)
インドネシア植林ツアー報告
バ リ 編
No3
パート 1
12 月 5 日、私達は東カリマンタンから約 2
時間の直行便で、バリ島デンパサール国際空港
に到着。チャターバスで約1時間半、ウブドの
植林作業拠点に移動しました。ウブドはサレ
ン・アグン宮殿があり、バリ芸術・文化に満ち
溢れる王都です。バリ植林一日目は、日本からのツアーメンバーと地元日本語専攻の大学生等との
コラボでの植林、そして、二日目は「2014 バリ植林祭(国際
協力 60 周年日本国外務省認定記念事業)」への参加です。バ
リ島は「最後の楽園」と呼ばれており、その広さは 5,700 ㎢、
愛媛県とほぼ同じ。人口は約 370 万人、うちバリ人(ヒンドゥ
ー教)が 90%、そして残りの 10%がジャワ人と中国人です。
気候は、サバンナ気候に属し、平均気温 28℃。雨季(10~3
月)と乾季(4~10 月)に分かれます。スコールは、降水量は多
いものの短時間で止みます。また湿度も 1 年を通して低く、
とても過ごしやすいところです。北部は深い森林に覆れた海
抜 1,000m前後の丘陵地帯で、南部は世界文化遺産に登録さ
※
れた水利システム「スパック」に維持されたべクリサン川流
域棚田があり、また、ウルン・パトゥール寺院やアユン寺院
などが点在しています。棚田は 2~3 期作の稲作が盛んに行
われています。(写真左上はパトゥール山とパトゥール湖、中
はパトゥール寺院の多重の塔、下は棚田風景)
しかしながら 20 世紀前半に起きたパトゥール山(1,717m)
の噴火に伴う森林火災に加えて、過剰伐採でバリ島の森林率
は 22%に激減しました。ちなみに日本でもっとも森の少ない
大阪府でも 31%です。島民の水がめを果たしてきたパトゥー
ル湖は、水位が最盛期から 2m 低下、このため、バリ州政府
が森林率 30%を目指す水源涵養林再生プロジェクトをスタ
ートさせました。2007 年から NPO アジア植林協会がパト
ゥール山麓に、地元の人達を指導援助するプロジェクトを
開始。2013 年現在、80ha(植林率 700 本/ha)を 完了
しました。そこには延べ 64,122 本の郷土樹種が植林され
ています。次回は 2014 年の植林 2 日間の状況を報告しま
す。(写真右はパトゥール山の噴火暦年図)
※スパック:寺院に集められた水を広大な田畑の隅々まで
水を行き渡らせる灌漑システムで、9 世紀から継承されて
いる。ヒンドゥー教の「神・人・自然の調和」という宇宙
観を反映している。
(写真・文:事務局スタッフ
山本)