3.3 駅前広場[ロータリー]

3.基本計画
3.3 駅前広場[ロータリー]
3.3.1
②案(駅前広場研究会)を選択する
平成12年より、市民及び学識経験者、行政機関、鉄道事業者からなる駅前
広場研究会にて専門的な見地から検討が行われ、最終的に2つの案が提示され
ている。①案はバス停を狛江通りの路肩にして歩行者広場を大きくしたもの、
②案はバス停をすべて駅前に集約したものである。連絡会としては、②案を選
択する。
②案(駅前広場研究会)を選択する理由
①案と②案を比較した場合①案の短所として以下のことが指摘される。
1.バス停が離れているので、駅から来る利用者にとって不便である。
2.西側(北行き)へは、狛江通りを渡るので安全上好ましくない。
3.歩道スペースの確保によって、バス停の歩行帯が狭められる。また、
バスの停車中は他の車の通行の妨げとなる。
4.バス待ちの人が、通行車両等による排気ガス・雨水のはねにさらされ
る。
5.国領駅の乗降客がそのままバス利用のための通過者となり、人のたま
りとか情報への接触機会をなくし、回遊しない恐れがある。人々の集
う機会と活性化チャンスを逃すことになる。
6.利用者にとって、バス運行上の時間調整はロータリーのほうがよいと
聞く。
7.②案は北行きのバスによるロータリーへの右折渋滞が予想されるが、
踏切がなくなることで影響を受けないのではないかと思われる。
8.②案は歩行者広場が相対的に狭くなるが、広場全体の約半分は確保さ
れているので十分である。
9.それでも利用度の低いロータリーは極力コンパクトにして、緑の多い
空間を切望する。設計においては、実状と歩行者・車の乗降者等の利
便性と安全性を優先し、ロータリー中央の植樹にも配慮して良好な空
間を確保してほしい。
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3.基本計画
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①案
現状
バス停留所を狛江通りに設ける案
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②案
バス停留所を広場内に設ける案