平成 24 年 10 月 19 日 企 画 財 政 「南陽市新文化会館基本構想・基本計画(素案)」に対する意見募集の結果について 1 意見募集の概要 (1)意見募集の対象 南陽市新文化会館基本構想・基本計画(素案) (2)募集期間 平成24年10月5日(金)正午~平成24年10月15日(月)正午 (3)実施方法 窓口配布、市公式ホームページ (3)提出方法 郵送、FAX、持参、電子メール 2 御意見等の総数 (1)提出件数 2件 3 提案内容 5件 問い合わせ先 南陽市企画財政課文化会館推進係 電話0238-40-3211内線440 No 御意見の概要 御意見に対する市の考え方 1 この地域に本当に1000人規模のホールは必要なのか。 近隣市町には、800席規模及び700席規模のホールがあり、基本構 南陽市という行政枠ではとらえず、近隣市町と連携した広域的な文化 想の中でも触れている通り、既存施設との関係性に十分に配慮するとと 支援活動を行い、そのために必要な施設を無駄なく作るべきである。 もに、赤湯温泉をはじめとする市内経済の活性化や、県南地域における 広域的な行政の連携による文化支援、コンパクトで無駄のない、維持 観光・広域交流の拠点として、本施設の特性が他に埋没しない強いコン 費が少ない施設を考えるべきである。 セプトづくりが必要と考えています。さらに、教育日本一を標榜する本 市にとり、次代を担う児童、生徒が、質の高い芸術文化を鑑賞する機会 や自らが文化の担い手として事業を作り上げていく環境を身近につくる ことが欠かせない視点であると考えます。現在の児童・生徒数や広域的 な行政の連携等の視点から判断した場合、1000席又は1000席超 の座席数が必要であると考えており、文化支援と維持管理費等にも十分 配慮した基本設計・実施設計を作り上げてまいります。 1 課 No 御意見の概要 2 メインホールの収容人数は、600席から800席が妥当であり、身 メインホールは、少人数の利用にも配慮した設計となるよう技術提案を 御意見に対する市の考え方 の丈に合ったコンパクトなホールを目指すべきである。1000席規 求めてまいります。 模のホールは、管理・運営が困難を極めている例が随所にみられる。 コストについては、具体的な建設仕様(基本設計等)が定まっておりま (床面積や単価等)単純な増加要因とならぬよう努めてまいり 少人数利用に配慮し、2階建てとしてカーテンをめぐらす装置をほど せんので、 こす案も検討してほしい。 ます。 1000席規模の場合と800席以下の場合のコストの差異を示し てほしい。 3 ①女性用トイレを多く設置してほしい。 ①~③内容は、文化会館の整備を進める上で重要な視点であり、基本構 ②音響設備について十分に研究してほしい。 想・基本計画においても、ユニバーサルデザイン及び利用者の動線、音 ③メインホール座席に車椅子席、親子席を4~5席設けてほしい。 響への配慮等について記述しております。 ④舞台に所作台を設置してほしい。 ④については、現在の備品の状況も含めた検討が必要となります。 今後、いずれの項目も基本設計及び実施設計を進めていく中で、精査し てまいります。 4 運営計画について、基盤整備を行いながら、市民懇話会が中心となり 運営計画を立案する上で、市民の方々と対話しながら、運営組織や運営 市民レベルで検討を進めることは時間的に非常に難しい。ランニング 方法の検討を進めていくことは、今後の市の芸術文化の発展のためには コストも含めた運営計画についての行政の素案を早急に示すべきで 必要不可欠なプロセスであると考えます。 ある。 素案を作り上げるまで、市民の皆さまの多くの時間と労力が必要となり ますが、御理解・御協力をいただきますようお願い申し上げます。 5 建設経費について、市の財政状況を考慮すると他の新規事業に支障が 文化会館の建設を進めていくには、関係法令を順守した公正性及び透明 出ないかが危惧される。アクセス道路や遊歩道に関わる出費等も考え 性のある健全な財政運営が必要となります。市では、これまでも建設に ると心配は増す。財政状況について、今後とも十分な説明を行うとと 係る財政シミュレーションに適切に取り組むとともに、その結果や財政 もに、慎重に審議、判断してほしい。 状況の報告について、市報等を通じて市民の皆さまにお伝えしてまいり ました。 今後とも十分な説明、そして慎重な審議、判断に努めてまいります。 2
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