3年 - 新潟県立阿賀黎明中学校・高等学校

中1 県立阿賀黎明中学校
第 3学年 国語科 年間指導計画
1 使用教科書 光村図書出版株式会社 国語910
・国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高める。
・思考力や想像力を養い言語感覚を豊かにする。
・国語に対する認識を深め国語を尊重する態度を育てる。
2 目 標
・目的や意図、場面に応じて適切に話す能力や聞く能力、書く能力を養う。
3 指導の重点 ・場面や登場人物の心情を読みとり、それに応じた音読、朗読をする力を養う。
・漢字や口語文法など、言語事項の知識理解を深め、様々な言語活動に生かす態度を養う。
4 年間指導計画
月
単元(題材)名
時間
学習内容
核となる学習活動
通
年
・新聞社説音読
・漢字学習
・週末課題学習
・新聞社説を用いた音声言語活動
・ドリル学習とテスト、プレテスト
・課題学習と確認テスト
4
12.0
単元1 深まる学びへ
「朝焼けの中で」(随筆)
「握手」(小説)
・朗読発表により、言葉の響きを味わい語
・反復や比喩、対比など、詩の表現の特徴
感を磨く。
・感想文評価
を生かして朗読する。
・表現の仕方や文章の特徴に留意しなが ・朗読発表の評価
・登場人物の言動から、人柄や心情を的
ら、登場人物の生き方や考え方に目を向 ・教材テスト
確にとらえ、文章の特徴を読み取る。
ける。
5
12.0 「月の起源を知る」(説明文)
・筆者の主張を展開に沿ってとらえる。
・メディア社会での生き方について、自分
の考えを持つ。
6
14.0
・解説文を読み、俳句について理解を深め
・俳句表現の形式や約束事について理解
る。
する。
・解説文に挙げられた俳句を読み深める。
・俳句を読み、表現の深さを味わう。
・共感する俳句を選び、読み味わう。
・感想文評価
・朗読発表の評価
・教材テスト
・定期考査結果
7
12.0
・作品の魅力を味わい、読書に対する意
欲を持つ。
・社会における人間の生き方について考え
る。
・表現に着目しながら主題を考える。
・感想文評価
・意見文構想プリント、及び意見文評価
・発表会評価用紙の評価
・教材テスト
9
13.0 「言葉②」
「言葉①」
単元2 多様な視点から
「漢字①」
~前期第Ⅰ中間考査~
豊かな言葉
「俳句の可能性」(短歌・解説)
「俳句十六句」
文法への扉①
~前期第Ⅱ中間考査~
単元3 読書と情報
「高瀬舟」(小説)
「意見文」(書く)
単元4 状況を読む
「挨拶」(詩)
16.0
11
15.0
12
12.0
1
13.0
2
・感想文評価
・課題プリント
・教材テスト
・定期考査結果
・感想文評価
・学習プリント
・朗読発表の評価
・教材テスト
・音読、朗読を通して、和歌とはどういうも
・歴史的仮名遣いや表現の特徴に注意し
のかをとらえ関心を持つ。
て音読し、古文の響き、リズムなどを味わ
・昔の人が和歌をどのようにとらえていた ・学習プリント
いながら作品に向かう。
・暗唱発表の評価
かを理解する。
・教材テスト
・半紙作品、色紙作品
・芭蕉の考えや気持ちを読み取りながら音 ・対句的表現や漢文調の文体に注意して ・ノート、ワークの点検、確認
「夏草-おくのほそ道-」(俳文)
読する。
音読、暗唱朗読する。
・定期考査結果
「学びて時にこれを習ふ~論語から」(漢
・「論語」の内容について考え、孔子の考え ・作者のものの見方や考え方をとらえる。
文)
を読み取る。
・繰り返し音読し、好きな文を暗唱する。
~後期中間考査~
単元6 論旨をとらえる
「ネット時代のコペルニクス」(論説)
「漢字②」
「文法への扉②」
単元7 未来に向かって
「聴くということ」(評論)
「アラスカとの出会い」(紀行文)
13.0 「温かいスープ」
8.0
・登場人物二人の語りの効果について考
える。
・意見文作文、発表活動、評価活動
・校内意見文発表会
・生徒の評価と共に教師が評価
・漢字テストの結果
・課題提出とテスト結果
単元5 いにしえの心を語らう
「古今和歌集仮名序」(和歌)
~前期末考査~
「書写・色紙作品」
「君待つと」(和歌)
・筆者の考え方の根拠となる具体的な表
現を明確にとらえ、論理の展開を理解す ・感想文評価
・提示された根拠や理由に着目し、論理の
る。
・教材テスト
展開に即して筆者の主張を読み取る。
・筆者の提示した論点に絞って、対立する ・定期考査結果
立場を比較し、自分の考えを持つ。
・文章の論理展開の仕方を捉え、文章に
表れている筆者の考えを理解する
・文章を読んで「出会い」「夢」を考える。
・文章を読んで「社会」「世界」を考える。
~学年末考査~
3
・展開に沿って文章のまとまりをとらえ、内
容を理解する。
・学習を通して「メディア」について考え、自
分の意見を持つ。
・語句や表現に着目し、登場人物の心情
・状況や時代背景をとらえ、社会と人間の や作者の意図を読み取る。
かかわりを考える。
・場面に応じた読み方を考え、朗読発表を
行う。
「故郷」(小説)
10
・読み聞かせと聴き取り及び評価
・ドリル学習、テスト、プレテスト
・プリント学習と確認テスト
評価方法
「私を束ねないで」(詩・随筆)
「漢字③」
・文章を読んで「家族」「愛」を考える。
・文章を読んで「人間と言葉」を考える。
筆者の考え方をたどることで、「聴く」という
ことについて改めて考える。
・感想文評価
・朗読発表の評価
・教材テスト
・定期考査結果
・「読むこと」「書くこと」「話すこと、聞くこと」
のそれぞれが結びついた学習を楽しみな
がら取り組む。
・作文「十五の春へ」「十五の春に」の発表
・感想文評価
会を行う。
・朗読発表の評価
・教材テスト
5 評価計画
観 点
評価内容
国語に対する関心・意欲・態度
話す能力・聞く能力(音声言語)
・発声、発音に留意し、伝える(声
・下調べをして、新聞社説の読み を届ける)ことを意識して、教科
聞かせができる。
書音読、朗読活動をすることが
・週末課題をしっかりと行う。
できる
・発言、発表など様々な国語活動 ・他の朗読を意欲的に聞き、的確
を積極的に行う。
な評価ができる
・意欲的にスピーチ活動を行う
評価方法 ・生徒の自己評価、相互評価を
十分に加味して評価する。
・音読、朗読の技能について、観
点を設定することで、できる限
り数値化し評価する。
・音声言語活動に学習プリントな
どを用いて評価する。
書く能力(文字言語表現力)
読む能力(読解力)
言語事項の知識・理解・技能
・教科書教材の感想文を5分で
・教科書音読、朗読活動で内容を
・漢字テストや文法テストなどで
200字分書くことができる
踏まえた朗読ができる
優良な結果を得ることができる
・正しい情報を活用し、構成を考 ・教科書教材の感想文で、文章
・毛筆の技能を生かし、創意工夫
え
構成、内容また登場人物の心情
を凝らした作品を創作すること
前向きに、意見文(私の主張作 に着目した感想を書くことができ
ができる
文)を書くことができる
る。
・分量などを数値化し、客観的に
評価する。
・読解に基づいた音読・朗読活動 ・諸テストの結果を評価する。
・意見文などの活動では構想プリ
を評価する。
・作品を評価する。
ントや情報収集などの事前活動
から評価する。