特別授業 「技」と「術」を考える ~知識を知恵に変えるとは

三菱重工業(株)特別授業
「技」と「術」を考える
去る11月4日(水)に三菱重工業株式会社
~知識を知恵に変えるとは~
技術統括本部ものづくり技術部
大坂弘美様を本校に
お迎えし、機械システム工学科4年生及び情報通信システム工学科4年生を対象に特別授業を実施いた
しました。
大坂弘美様は、昭和50年に佐世保工業高等専門学校機械工学科をご卒業され、三菱重工業株式会社
長崎造船所に入社されています。その後、主に蒸気タービン製造部門に従事され、本社技術統括本部も
のづくり技術部へ異動され、昨年9月に同社をご退職し、現在三菱重工業株式会社本社
術部
ものづくり技
技監・マネージングエキスパートにご配属されています。
大坂様の授業は、高専ご出身ならではの視点で、会社のなかでプロフェッショナルになるために何が
必要なのかを中心に例え話を用いられ、とてもわかりやすい内容でした。特に単に知識を入れた“頭が
良い人材”になってはならない、
“現状を打破でき改革できる人材”にならなくてはならないこと、応用
力の術を備えた技術者になってほしいという強いメッセージを発しておられたのが印象的でした。
約2時間30分という長い授業ではありましたが、中身の濃い大変貴重な授業となり、あっという間
に授業時間が終了となりました。学生たちは大坂様の授業に聞き入り、授業終了後の質疑応答では、リ
ードタイムとフロータイムの違い等、中身の濃い質問が出ていました。今後とも沖縄工業高等専門学校
は、三菱重工業株式会社と連携し、特別講演等を実施していく予定としております。
学生たちに語りかける大坂様