55期北星22号

ノースウエスト航空日本支社労働組合
北星
〒286-0202
第55期 第22号
2015年 9月 15日 発行
千葉県富里市日吉倉223-1東ビル 303 号室
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団交以外でも会社と折衝
8月26日発行の団交速報第5号でもお伝えしたように、9月18日の団体交渉を踏まえ2度の
事前協議を行いました。
9月2日に菰田人事統括部長と野々村人事部マネージャーと、また9月11日には森本支社長と
事前協議を行い、解雇予告通知の即時撤回と社内での職場確保を以下の内容で要求しました。
主な要求内容
*OPEN POSITION に頼ることのない職場の用意(主に神谷町、補給課、旅客課での職)
*関係企業への出向/長期無給休暇奨励による人員調整の実施
*他社に委託している業務を自社で行い業務自体を増やすこと
機内食部閉鎖決定の責任者が来日
ロビン・クレイン氏に解雇通知撤回と
解雇の違法性を直訴
9月10日には ATL から来日していたロビン・クレイン IFS,OnboardSVC ディレクターと面談。
『この問題を解決する為にはまず解雇通知を撤回し社内での職場を用意すること』
『それがなされなければ、あらゆるアクションをとりうること』
『このまま解雇を強行すれば裁判も視野に入れていること、結果会社の違法性が証明されると
同時に時間・労力・金銭の無駄のみならずデルタのブランドを大きく傷つけること』を伝えました。
クレイン氏は決定権を持っていない為、ATL に持ち帰り面談内容を伝えることを組合に約束。
組合からは、実際に解雇が行われた場合その解雇は違法であるとした弁護士からの意見書を
説明の上、提出しました。
〈弁護士意見書
抜粋〉
今後、9月30日をもって、その時に希望退職プログラムの申請をしていない従業員に対し、
解雇を行ったならば、当該解雇は、前記整理解雇の4要件のいずれをも欠くのであって、その
解雇は解雇権濫用として無効となる。
したがってデルタ航空においては、現在希望退職プログラムの申請をしておらず、デルタ
航空内において勤務を続けたいという希望を持った従業員らに対し、ポジションを与え、
雇用を継続していかなければならないのである。
同意見書は森本支社長にも提出し、18日の団交において解雇通知の撤回と職場確保に対して
の回答が得られない場合には争議行動を行う準備があること、さらには解雇が行われた場合に
は裁判も辞さない考えであることを伝えました。
各部署のビジネスリーダーに
社内での職場確保を直訴
加えて9月2日には整備課、機内サービス部、ACS 各部署のビジネスリーダーと面会をし
要望書の提出とともに機内食部組合員のための職場の創出・確保を直にお願いしました。
<要望書
抜粋
>
職場の閉鎖後も機内食部従業員の中には引き続きデルタ航空で働くことを希望し、新た
な職種に挑戦したいという高い意欲を持った従業員がおります。
当労組としては全社員対象の eBID ではなく、機内食部従業員の為の職場が用意される
べきと考え、各職場のビジネスリーダーの皆さまに要望書をお渡しすることに致しました。
(中略)
デルタ航空日本地区の長期的安定に労を惜しまない従業員の確保に向け引き続き
ビジネスリーダーの皆さまにご尽力を賜りたくお願いを申し上げます。
再び対立の歴史を歩まざるをえないのか?
9 月 18 日の団交結果と
執行部からの要請に注視!!
9 月 18 日の団交結果によっては、ビラまき宣伝活動を実施することも検討しています。
9 月 18 日午後の組合からの要請に注視してください。
ACS/CGO
日本地区での人員削減目標が発表される
概要
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数名のマネージメントを除き ACS/CGO/NCC 従業員を対象に早期退職プログラム発表。
日本地区全体で 30 名の削減目標を通知。
対象者数は 269 名と見られている。(ACS-216 名 CGO- 53 名)
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プログラム申請期限は 2015 年 9 月 1 日から 9 月 30 日 17 時まで。
削減目標に満たない場合はインボランタリーでの退職実施も明言。