TGGドイツ研修レポート⑥ 2015/08/27 (木) 4:10 池村 今日は農場に行ってパン焼きと乗豚(豚に乗る)体験をしました。 昔ながらの風車があり、そこで小麦粉などが挽かれる行程を知ってからパンを粉から焼き上げました。 粉を風車で挽いたり混ぜ合わせたりするやり方は初めて見たので興味深かったです。焼き上げたパン はどれもとてもおいしかったです!クミンというスパイスが入っていたのは少し苦手でした。 豚に乗る体験も、もちろん初めてでした。豚は意外と固くて丈夫なんだなと知りました。 夜はみんなで日本でも有名な人狼ゲームドイツ版をやりました。日本みたいにスマホでやるのではなく、 カードでやるものでした。ドイツではカードやボードゲームが盛んなようです。他にもツイスターや色々 なゲームをして遊びました。合宿のようで楽しかったです。 とても楽しい 1 日でした。ドイツ滞在もあともう少しです。 言葉に関するエトセトラ 2015/08/27 (木) 6:00 大垣 今回の TGG 訪問はお互いの交流はもちろん、言葉を学ぶ最高の機会だ。パートナ ーのダナは日本語であれやこれやを聞いてくるから、私もドイツ語でなるべく話すよう にしている。ダナはよく「本当ですか?」「本当に?」と言うので、「日本の若い子はよく "まじで"って言うよ」なんてことや、ダナと二人で散歩していると雨が突然降ってきて、 「ついでに、こんな大変な状況になった時には"やばい"って言うよ。宿題を忘れた時 も"やばい"、プレゼントを貰ってすごく嬉しい時も"やばい"、すごく大きな建物を見て 驚いた時も"やばい"…すごく面白い言葉なんだ。やばいね」 しかし学んできた年数がものを言うのか、英語でないと伝えられないことも多い。だ が基本的な単語はドイツ語で出てきてしまうので、「〜〜,Tokyo have Stadt ...nein....Sta..s..Ja,City !!」だとか「This is sehr gut! No! Very good! 」、時には日本 語もハイブリットしてしまう。ドイツ語を学ぶのももちろんだが、英語もしっかり話せるく らいに勉強していく必要がありますね。 私は常にメモ帳とペンをポケットに忍ばせていて、積極的に「これはドイツ語で?」 と聞いている。2 日目に「常に学ぶ姿勢を崩さないでいきたい」という言葉を実行して いたら、ダナやダナママも「これはドイツ語で〜だよ」とどんどん教えてくれるので、こ の 6 日間で新しい単語をどんどん知ることが出来た。ホームステイは日常の全てが Hören と Sprechen になるので、必然的に言葉を覚えなければいけない状況になって、 語学学習の方法としては最も良いのかもしれない。 これは昨年の JUKU 語学研修でも感じたことだが、何日かすると耳がだんだんと ドイツ語を聞き取るのに慣れてくる。言葉の意味が全てわからなくても、音として単語 が聞き分けられてくるのです。さて、ある程度耳が慣れてくると次に言葉が突いて出て くる。しかし今この時点で私はまだ単語と短い文章かそれ以下の文節でしか話す事が 出来ない。長い文章を話そうとするときに、明らかに勉強不足を感じる。あと二週間も あれば、確実にもっと話せれるようになっているだろう。 最初に未知の言葉に出会い、その前後の文からおおよその内容を推察し、それか らまた別の場所で同じ単語に出会う事でよりその単語の意味は明確になっていく。そ してその単語は口に出して使う事で初めて、ただの情報としてあった単語は三次元の 事象と合致し、言葉となるのです……と、上手く説明しきれていないが、教科書や紙 の上で学ぶ言語とは明らかに質の違う、脳に働きかけられているような語学学習だと 感じている。質が良い悪いではなく、根本的に何かが違うのだ。いつかこれをもう少し 言葉に出来るようにしたい。
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