問3・7

県入試
演習
問
問3・7
対策
生物分野
B
生物分野
次の各問いに答えなさい。
Kさんは,池の底に近いところから採取した水を,顕微鏡を使って 150倍で観察したと
ころ,右の図のような生物が見られた。図の生物の名称と,顕微鏡での観察の手順の組み
合わせとして最も適するものを次の1∼4の中から一つ選び,その番号を書きなさい。
図の生物の名称
顕微鏡での観察の手順
1
クンショウモ
低倍率でピントを合わせてから,高倍率にする。
2
クンショウモ
高倍率でピントを合わせてから,低倍率にする。
3
アオミドロ
低倍率でピントを合わせてから,高倍率にする。
4
アオミドロ
高倍率でピントを合わせてから,低倍率にする。
右の図は,ヒトの小腸の壁に見られる柔毛の模式図である。消化液に
よって分解されてできた養分の中で,柔毛で吸収されて毛細血管に入る
ものとして最も適するものを次の1∼4の中から一つ選び,その番号を
書きなさい。
⒈ ブドウ糖とアミノ酸
⒉ ブドウ糖と脂肪酸
⒊ アミノ酸とモノグリセリド
⒋ 脂肪酸とモノグリセリド
毛細血管
Kさんは,右の図のⅠのように,タマネギの根のAとBの部分をそれぞれ5mm ずつ切り取り,細胞
どうしを離れやすくするために,切り取った根を図のⅡのようにある液体の中に入れてしばらくあたた
めてから,細胞分裂のようすを顕微鏡で観察した。根を入れてあたためた液体と細胞分裂のようすを観
察するのに適した部分の組み合わせとして最も適するものを次の1∼4の中から一つ選び,その番号を
書きなさい。
Ⅰ
根の根もと
A
B
根の先端
Ⅱ
切り取った根
60℃
の湯
ある液体
根を入れてあたためた液体
細胞分裂のようすを観察するのに適した部分
1
うすい塩酸
A
2
うすい塩酸
B
3
エタノール
A
4
エタノール
B
問 Kさんは,だ液のはたらきについて調べるために,次のような実験を行った。この実験とそ
の結果について,あとの各問いに答えなさい。
3
〔実験〕
① 4本の試験管A∼Dを用意し,それぞれにデンプン溶液を5cm ずつ入れた。
② 試験管AとBには水でうすめただ液3cm を加え , 試験管CとDには
3
X
。
③ ②の4本の試験管を,図 1 のように 40℃の湯に 10分間つけておいた。
④ ③の後に,図 2 のように,試験管AとCにはベネジクト液を少量加え,沸騰石を入れて
ガスバーナーで加熱し,液のようすの変化を観察した。
⑤ 図 3 のように,試験管BとDにはヨウ素液を2∼3滴加えて,液のようすの変化を観察
した。
⑥ ④,⑤の結果をまとめると,表のようになった。これにより,だ液にはデンプンを分解す
るはたらきがあることがわかった。
A
B
C D
40℃の湯
図1
ベネジクト液
A
ヨウ素液
C
D
B
沸騰石
図2
図3
表
試験管
A
B
C
D
液のようすの変化
あり
なし
なし
あり
〔実験〕の②の
X
にあてはまる説明と,
X
のようにする理由の組み合わせとして最も適する
ものを次の1∼4の中から一つ選び,その番号を書きなさい。
X にあてはまる説明
X
のようにする理由
1
何も加えなかった
試験管A,Bと試験管C,Dの,だ液以外の条件を等しくするため。
2
何も加えなかった
試験管A,Bと試験管C,Dの,だ液以外の条件を変えるため。
3
水3cm を加えた
4
水3cm を加えた
3
試験管A,Bと試験管C,Dの,だ液以外の条件を等しくするため。
3
試験管A,Bと試験管C,Dの,だ液以外の条件を変えるため。
〔実験〕の④と⑤で,試験管AとDにおける液のようすの変化の組み合わせとして最も適するものを
次の1∼4の中から一つ選び,その番号を書きなさい。
試験管Aの液のようすの変化
試験管Dの液のようすの変化
1
赤褐色の沈殿ができる。
青紫色になる。
2
赤褐色の沈殿ができる。
黄色になる。
3
青紫色になる。
赤褐色の沈殿ができる。
4
黒色になる。
赤褐色の沈殿ができる。
〔実験〕の⑥について,次の
,
の問いに答えなさい。
だ液によってデンプンが分解されるのは,だ液に含まれるアミラーゼという物質のはたらきによる
ものである。アミラーゼなどの,食物を分解する物質を何というか。その名称を書きなさい。
だ液に含まれるアミラーゼと同じように,デンプンの消化に関係する物質を出す器官として最も適
するものを次の1∼4の中から一つ選び,その番号を書きなさい。
⒈ 胃
⒉ すい臓
⒊ 胃と小腸
⒋ すい臓と小腸
デンプンはブドウ糖にまで分解された後,小腸で体内に吸収される。ブドウ糖が小腸で体内に吸収さ
れるしくみはどのようになっているか,20字以内で書きなさい。ただし,柔毛と毛細血管という語句
を両方必ず用いること。