物理分野 講義と実験「内燃機関~エンジンのしくみ~」 エンジンにはどの

物理分野 講義と実験「内燃機関~エンジンのしくみ~」
エンジンにはどのような種類があって、エンジンの中ではどのようなことが起こっている
のでしょうか。本講座では、まず、内燃機関と外燃機関について講義を通じて学びます。
さらに、実際のエンジン(火花点火式機関とスターリング機関)を始動して、データの計
測を行い、P-V線図を描いてエンジン内部で起こっていることを分析します。
生物分野 講義と実験「光る大腸菌の作成」
遺伝子組み換え技術は、医学や農学、生命科学など様々な分野で新しい形質をもつ生
物を生み出しています。本講座では、オワンクラゲの緑色蛍光タンパク質(2008 年ノー
ベル化学賞 下村 脩 博士)を大腸菌に導入して大腸菌を光らせます。プラスミドの作
成から始まる本格的な遺伝子組み換え実験を体験してみませんか。研究室や研究圃場
の見学も行います。
物理分野 講義と実験「環境問題とバイオディーゼル燃料」
環境問題とバイオディーゼル燃料の関わりについて、その利点と課題を交えながら学び
ます。また、実際に廃食油からバイオディーゼル燃料を製造する実習を行います。製造し
た燃料は、果たして人を乗せたカートを動かすことができるでしょうか。
生物分野 講義と実験「プランクトンの世界を探る」
水中の微生物を観察することで、琵琶湖全体の問題が見えてくることがあります。オオミ
ジンコの捕食量測定の実験を通して、ミクロの生物がマクロの環境に及ぼしうる影響につ
いて考察します。さらに、非常に小さな単細胞生物であるバクテリアを可視化する手法と
して、蛍光顕微鏡を用いた観察も体験してもらいます。
・この講座に参加して未来のエンジンがどのように変わっていくか楽しみ
になりました。今ある燃料はどれも有限であり,もうすぐなくなるといわれ
ているものもいくつかある中で,新エネルギーを使うための研究が行われ
ていると知り,とても期待が大きくなりました。BDF がこれからたくさん使わ
れるようになれば,環境に良いすばらしい車ができると思います。
・普段学校の授業で学ぶことのできないエンジンや燃料についてより深く学ぶことができてよかっ
たです。午前中に講義を受けて,午後に実習をしてとても充実した2日間になりました。高校では,
屋外で実験をしたり,90分の授業を受けたりすることはあまりないので,そういう意味でも理系の
大学に行く上でとてもためになりました。
・僕は県立大学の環境科学部には興味があったので,この講座に参加できて本当によかったで
す。1日目では大腸菌に緑色蛍光遺伝子を導入させるといったもので,学校の授業ではしないよう
な実験なので,とてもおもしろかったです。2日目のプランクトンの観察でミジンコを使った摂食速
度とろ過速度を出す実験など,これもまた体験したことのないものだったのでとてもおもしろかった
です。
・学校で使わないような実験器具を使って,自分で予想して実験することがとても
楽しかったです。以前よりもさらに理科や数学の授業の大切さを感じ,さらに
意欲を持ってこれからの授業に活かしていきたいです。
探究力
表現力
協働力
主体的な態度
科学的な態度