参考様式 4 「基礎・基本」定着状況調査の結果に基づく指導方法等の改善計画 1 教科について 広島市立段原 中学校 国 語 昨年度の課題 「基礎・基本」定着状況調査通過率 重点課題 ◎文章の展開に即して段落相互の関係を把握する 力を身につけさせる。 県平均 市平均 学校平均 ◎自分の意見や考え,その理由を明確に記述でき る力を身につけさせる。 ◎文章の展開に即して登場人物の心情を的確にと らえる力をつけさせる。 ◎「主語・述語の関係」など文法学習をし,文の 組み立てを身につけさせる。 昨年度の課題を受けて具体的に取り組んだ事項 から取組みの具体 ①説明的文章や論説文など,論理的な文章の展 開・構成に着目する学習を取り入れる。 ②小説や物語など登場人物の行動や情景の描写か ら,登場人物の心情を読み取る学習を取り入れ る。 ③文法学習を「選択国語」の時間を含め重点的に 行い,文の組み立ての学習に取り組ませる。 73.2 % 70.2 % 68.0 % ◎文の成分など文法学習をし,文の組み立てや品 詞の種類,活用の種類を身につけさせる。 領域ごとの平均通過率(%) 聞くこと 書くこと 読むこと 言語事項 学 校 82.4 70.4 53.4 75.0 市 72.8 73.4 57.1 78.4 県 75.7 79.5 59.1 80.9 ◎古典を集中的にやることにより,文語のきまり を身につけさせる。 重点課題に対応した改善する指導内容及び方法 ①授業で理解したことや自分の考えなどを記述する学習に取り組ませる。 ②文法学習に関しては, 「選択国語」の時間を含め,主語,述語,動詞の活用についての指導を重 点的に行い,文の成分,文の組み立て,品詞の学習に取り組ませる。 ③古典の暗記やきまりの学習,現代語訳や文章全体の取り組み学習に取り組ませる。 数量関係 図形 数 学 昨年度の課題 「基礎・基本」定着状況調査通過率 ①文章から文字式をつくることができない。 県平均 市平均 学校平均 ②垂直な面に対して,空間認識ができない。 ③度数分布表についての指導時間が足りないため 理解ができていない。 74.7 % 72.4 % 75.2 % ◎数量関係を文字式で表すことができない。 ◎図形の対称移動ができない。 領域ごとの平均通過率(%) 数と式 昨年度の課題を受けて具体的に取り組んだ事項 から取組みの具体 ①文字式の学習の機会を増やす。 重点課題 図形 数量関係 学 校 75.6 78.3 72.1 市 74.9 72.4 70.3 県 77.1 75.5 72.2 ②空間図形の学習の際には演習を取り入れ,教材 を提示しながら認識できるようにする。 ③度数分布の指導計画を見直し,学習する機会を 増やす。 重点課題に対応した改善する指導内容及び方法 ①文字式の学習では,数量関係を文字式で表したり,反対に,文字式から数量関係を読み取った りする学習の機会を増やす。 ②図形の学習の際には,演習を取り入れることで,対称移動の特徴と方法を理解させる。 英 語 昨年度の課題 「基礎・基本」定着状況調査通過率 重点課題 ①文の決まりを理解して自分の考えや気持ちが正 しく伝わるように英文を書くこと。 県平均 市平均 学校平均 ◎基本的な文のきまりを理解させること。 ②適切な語を用いて会話文を組み立てることがで きること。 ③リスニング等において質問への適切な応答がで きること。 昨年度の課題から取組みの具体 ①文の決まりや文型を理解させ,文を作る練習を 多く設定する。 71.9 % 69.9 % 70.3 % ◎つながりのある英文を書くこと。 領域ごとの平均通過率(%) 話すこと 聞くこと 読むこと 書くこと 学 校 83.8 79.9 65.5 54.4 市 81.9 78.6 64.9 56.4 県 83.1 78.2 66.7 62.4 ②授業のねらい・目標をはっきりさせ,基本的な ことがらをきちんと理解させて,自己表現につ なげる。 重点課題に対応した改善する指導内容及び方法 ③「英語を使う」意識を高める授業づくりを考え, 学習したことを使う場面を多く設定する。 ①基本的な文のきまりを理解させ,文を作る場面を多く設定する。また,それを書けるレベルま で指導する。 ②1つの文で終わるのではなく,教科書の文章に沿って自分なりの言葉をあてはめて反復練習す るなどして,会話やストーリー性のある文を作る練習を多くする。 2 意識調査について 教科 国 語 数 学 英 語 生徒の回答と学校の指導についての課題 授業改善の方向性や具体的な取組 発問を受けての答え方や意見の伝え方を丁寧にし,文章中の表現の中から 国語の授業が生活に役立つと認識できる生徒が多いが,授業内で丁寧に考え 登場人物の心情や情景描写を生徒自身が考えて抜き出せる授業作りをして 答える姿勢は弱い傾向にある。 いく。 授業の中で,理由をあげて自分の考え方や解き方を説明することが苦手な生 授業の中で,自分の考えや解き方を述べる機会を増やす。協力的な学習(グ 徒が多い傾向にある。 ループでの話し合い)を行い,自分の意見を発表する場を設ける。 英語の授業が「好き」 「楽しみにしている」と答えている生徒が県平均・市平 生徒は英語の授業を楽しいと感じ,尐人数が「よく分かる」と感じている。 均を大きく上回っているが,自分の考えや気持ちを表したり,話をつづける その気持ちを大切にしながら,授業の中で基本的な文を作る力を強化し, ことが苦手な傾向がある。 まとまった文を「書ける」レベルにまで引き上げる。
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