有機ミネラルは、人類を救えるか…?

参考資料:有機ミネラルと健康
有機ミネラルは、人類を救えるか …?
生命の基本的機能は、その主要部分においても補助的な部分においても、
ミネラルなしには作用しません。
・・・「ミネラル革命」より引用
本資料は、ミネラルの役割や最新動向など
一般的な情報をコンパクトにまとめたガイドブックです。
有限会社メディカルフォ研究所
2015/2/2
有限会社メディカルフォ研究所 有機ミネラルと健康
人間は、植物や動物からミネラルを補給している。
地球の資源には限りがあり、その資源にすべての植物、動物、人間の生命が依存している。・・・「ミネラル革命」より引用
光エネルギー
取り入れた有機物と酸素から
エネルギーを作り出す
光合成で
無機物を有機物化
人間は、植物や動物を食べ
ミネラルを摂取。
動物は、植物から
ミネラルを摂取
植物は土壌からミネラルを吸収
人間は、必要なミネラルなどの栄養成分を動物や植物などの他の生命体を介して摂取し、命を継承している。
2015/2/2
有限会社メディカルフォ研究所 有機ミネラルと健康
長寿とミネラルの関係
●健康とミネラルの関係が鮮明になっている
・人間に必要な栄養素は、炭水化物、脂質、タンパク質(体内でアミノ酸に分解。コラーゲンもアミノ酸に分解)、ビタミン、ミネラル
・この中で、ビタミンとミネラルは、微量ながら健康の維持や身体の成長に欠かすことのできない栄養素
・ミネラルと病気の関係について、次々と専門家により発見・報告
・ビタミンに続き ミネラルが果たす重要な役割が、今クローズアップされている。
●健康的な長寿生活を支えるミネラル
海外の著名な雑誌では、120~140歳の長寿を達成してきた地域が、世界で8か所あり
それらの地域にはいくつかの共通点があると紹介している。
1)山に囲まれた年間降雨量50ミリ以下の高地に居住
2)飲料水や灌漑用の水源は、豊富なミネラルを含有した氷河が溶けた水(氷河ミルク)
3)空気、水、食料を汚染する重工業や近代農法が存在しない
4)動物、植物、氷河ミルクなどの天然肥料のみが畑に使用
(収穫された穀物、野菜、果物には、豊富なミネラルが含有)
5)西洋の対症療法が昔から行われていない
このような研究調査からも、長寿とミネラルの関係が鮮明になっている。
2015/2/2
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ミネラルの役割
●ミネラルの機能は大きく2つ
人間に必要な必須ミネラルは60~70種類。所要量に応じて主要ミネラルと微量ミネラルがあり、それぞれが単独あるいは連携して働く。
1)素材としての機能
・身体の構成材料(骨格や歯、細胞など)として働く
2)生命活動を複合的にサポートする補助機能
・代謝やエネルギー生成、組織の修復や再構築などに欠かせない酵素をスムーズに働かせる。
・個々の細胞の浸透圧作用(細胞膜を通して外から栄養分を取り入れ、内側から老廃物を排出する作用)
・筋肉の収縮や神経の情報伝達をスムーズに行えるようサポートする。
・ビタミンの働きを活性化する。(ミネラルなしには、ビタミンの有効性はほとんど発揮されないとさえいわれている)
・身体の中を弱アルカリに保つ
人間の体に最適なpH値(7.35~7.45:弱アルカリ性)を維持し、身体が正常に機能するようサポートする。
・その他、ホルモンの働きを良くする、免疫機能の活性化、抗酸化機能 などにもミネラルが関係しているとされる。
●現代人はミネラル不足
・ミネラルは人間にとって重要な栄養素だが、体内では作れないため食事から補う必要がある。
・農業の現場では、さまざまな農薬を併用・多用するようになり、畑などからミネラルがなくなりつつある。
・結果、野菜、穀物、果物のミネラルが十分に含まれていない。食事から摂取しにくい状況となっている。
→飽食なのに栄養(ミネラル)不足
・健康を気遣う人々にとって、サプリメントなどで良質のミネラルを補給する時代となっている。
2015/2/2
有限会社メディカルフォ研究所 有機ミネラルと健康
ミネラル不足による影響
●ミネラルが不足すると何が起こるか
・緊張、集中力欠如、精神不安、不眠、無気力、イライラ、逆上
・抜け毛、白髪、爪が脆くなる、難聴、耳鳴り、虫歯や歯肉減退
・動機息切れ、皮膚炎、味覚消失、下痢や便秘、手足のしびれ、痙攣
・全身倦怠、発汗過多、風邪をひきやすい、体臭、性欲低下、肥満、拒食症などのほか、
症状が進むと、さまざまな病気につながるという報告がある。
●塩分とミネラルの関係
一般的に知られている症状のほかに、 「ミネラル革命」の中で以下の提起がなされている。
必須ミネラルが不足すると、塩分や甘いもの、たとえば、ファストフードやスナックフードが欲しくなる。
人間は、一時的な塩分や糖分の摂取で、必須ミネラルが満たされたと解釈する。
精製された塩には微量ミネラルが含まれており、それを摂取する際に
私たちの身体が、十分なミネラルを摂取したと錯覚する(=ミネラル不足に気がつかない)。
そこに問題があると、本書では指摘している。
なお、日本では、ここ数年、真夏の熱中症が問題となっている。
高齢者や子供たち、激しい運動をしている人たちに、特に症状が重くなる傾向がある。
その対策に、バランスのとれたミネラル、塩分、水分補給が欠かせないのは周知の事実。
ミネラルは、体内のさまざまな機能をコントロールする重要な役目を果たしており
その欠乏によるダメージは、単なる体調不調から熱中症、重い病気まで、計り知れない。
2015/2/2
有限会社メディカルフォ研究所 有機ミネラルと健康
有機ミネラルと無機ミネラル
ミネラル=石の粉だと思っていませんか。
1)無機ミネラル(鉱物由来のミネラル)
・これまでは、ミネラルのサプリメントは岩(鉱物)、石灰岩、牡蠣殻などから作られてきた無機ミネラル(石の粉)一般的。
ミネラルを摂るには、無機ミネラルのサプリメントしかなかったといえる。
・これらの無機ミネラルのほとんどが、粒子はミクロサイズと大きく、吸収率は数%程度といわれている。
・プラスに帯電し細胞の酸化を促進したり、毒素や重金属などの有害物質を排泄しにくくすることがある。
2)有機ミネラル(植物由来のミネラル)
・有史前の地殻に堆積していた太古の植物由来のミネラル。鉱物などの無機に対して有機ミネラルと呼ぶ。
・本篇で紹介しているTMFは、寒天やゼラチンを固めたようなプルプルのゲル状のまま採掘され、
豊富なミネラルや各種アミノ酸、酵素、水分が安定して存在。
(未乾燥のため、成分の劣化・変化が少ない)
・粒子はナノサイズ(ミクロの1/1000)、吸収率は98% といわれている(「植物マルチミネラル」より)。
・マイナスに帯電しており、細胞を酸化させる心配はなく、有害物質を吸着して体外に排泄しやすくする。
・人間と同じ有機物であり、吸収されやすく、体内で働きやすいミネラルバランスになっている。
2015/2/2
有限会社メディカルフォ研究所 有機ミネラルと健康
参考資料:有機ミネラルと健康
■参考文献
ミネラル革命
:著者 ゲルハード・シュラウザー著 訳者 山本俊一 発行所 株式会社コスモトゥーワン
「植物マルチミネラル」超健康法:著者 久郷晴彦 発行所 株式会社コスモトゥーワン
2015/2/2
有限会社メディカルフォ研究所 有機ミネラルと健康