学ぶ力・生きる力を伸ばす教育環境づくり(PDF:105.3KB)

3 点検・評価調書
Ⅱ 学ぶ力・生きる力を伸ばす教育環境づくり
❐本市の教育全般についてのビジョンを示すとともに、施策を総合的、体系的に位置
づけ、その実行によって本市教育の更なる振興を図るため、教育振興基本計画を策
定します。
❐授業のサポート体制として配置する「さやまっ子ティーチャー」の充実を図ります。
❐生徒の相談相手や若手職員の生徒指導に関する問題解決力の育成を図るため配置す
る「生徒指導サポーター」の活用を進めます。また、スクールカウンセラーやスク
―ルソーシャルワーカーを配置し、いじめ等子どもを取り巻く問題の防止や相談体
制の充実を図ります。
❐デジタル教科書などのデジタル教材を活用した授業を進めるため、プロジェクタな
どのICT機器の配置の充実を図ります。
❐中学校における英語指導の充実をめざし、ALTを増員します。
❐子どもの職業意識の向上と自尊感情の育成を図るため、キャリア教育を推進します。
❐家庭教育サポーターが家庭を個別訪問し、保護者や児童生徒への相談活動、学習支
援を行います。
❐子どものつまずきを早期に発見して、正確に素早く読む力をつけるMIM指導を市
内全小学校において実施し、発達障がいのある子どもたちに配慮した授業づくり・
集団づくりについて、文部科学省の指定を受けて研究します。人材活用の工夫をし、
個別指導の充実を図ります。
❐子どもが本に親しみ、読書の楽しさを知る中で、豊かな想像力を育むため、学校図書
館の蔵書の充実を図るとともに、全校に司書を配置します。
❐第三中学校の大規模改修工事に向け、実施設計を行い、快適な学習環境の整備を進め
ます。
❐第七小学校のトイレ改修工事を行い、快適な学習環境を整備します。
❐東小学校空調機器改修工事を向け、実施設計を行い、快適な環境の整備を進めます。
また、遊び場である屋内運動場の屋上を改修し、より良い学習環境を整備します。
❐西・南第二・南第三・第七小学校の支援教室に空調機を設置し、快適な学習環境を
整備します。
- 28 -
【主な事業】
1.教育振興基本計画策定事業(教育総務グループ)
2.学校施設大規模改造事業(第三中学校大規模改造事業)(教育総務グループ)
3.施設整備事業(第七小学校他トイレ改修工事)(教育総務グループ)
4.施設整備事業(東小学校空調機器改修工事)(教育総務グループ)
5.施設整備事業(東小学校屋内運動場広場改修工事)(教育総務グループ)
6.支援教育環境整備事業(空調機器設置工事)(教育総務グループ)
7.小学校特別教室空調改修事業(教育総務グループ)
8.小・中学校給食用エレベーター改修事業(教育総務グループ)
9.学力向上推進事業(学校教育グループ)
10.体力向上推進事業(学校教育グループ)
11.キャリア教育推進事業(学校教育グループ)
12.学校・評価支援事業(学校教育グループ)
13.読書eプラン推進事業(学校図書館地域開放事業)(学校教育グループ)
14.家庭教育支援事業(学校教育グループ)
15.安全・安心スクール事業(学校教育グループ)
16.支援学校事業(学校教育グループ)
17.発達障がい早期支援研究事業(学校教育グループ)
18.生徒指導支援事業(学校教育グループ)
19.ICT活用推進事業(学校教育グループ)
20.英語教育支援事業(学校教育グループ)
21.市立幼稚園整備事業(こども育成室)
- 29 -
Ⅱ−1
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
事 業 名
概
要
学ぶ力・生きる力を伸
ばす教育環境づくり
担当グループ
教育総務グループ
教育振興基本計画策定事業
教育基本法の改正により、平成25年に「大阪府教育振興基本計画」が策
定され、新たな教育行政の取り組みが進められている。
前年度から、教育振興基本計画策定委員会を設置し、今年度は、前年度に
実施した市民アンケート等を参考に、本市教育行政に対するニーズを把握し
たうえで、平成27年度から平成31年度までの5年間の今後のめざすべき
教育目標を明らかにするとともに、その達成に向けた取組を推進するための
「大阪狭山市教育振興基本計画」を策定する。
成果と評価
今後の課題
と目標
今年度は、教育振興基本計画策定委員会を7回開催した。そこで、計画の
土台となる基本理念・めざす子ども像、基本方針、さらに計画の骨格となる
重点目標や取組施策などについて、多様な意見交換が行われ、計画素案づく
りが進められた。12月に策定委員会から「大阪狭山市教育振興基本計画
(案)」の答申が提出され、答申に基づき、1月13日から2月3日までパ
ブリックコメントを実施し、計画の内容に反映させた。
計画策定後は、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の改正に伴
う制度改正等に柔軟に対応しながら、計画の進捗状況を確認しつつ、着実な
施策の実行に努める。
【課長コメント】
教育を取り巻くめまぐるしい変化に対応しながら、着実な施策の実行に努めていきたい。
- 30 -
Ⅱ−2
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
事 業 名
学ぶ力・生きる力を伸
ばす教育環境づくり
担当グループ
教育総務グループ
学校施設大規模改造事業(第三中学校大規模改造工事)
第三中学校は建築後25年以上が経過し、施設が老朽化している。また、
鉄筋コンクリート構造の建物は、適切な補修をすることによりライフサイク
ルコストを削減することができることから改修を行う。
平成26年度は、実施設計を行う。
概
要
【設計内容】
・屋上防水改修
・建具改修
・内装改修
・昇降機設備改修
成果と評価
ほか
設計が完了し、平成27年度に普通教室棟を改修する準備が整った。
工事については、授業への影響を最小限に抑える必要があり、夏季休業中
今後の課題
と目標
の限られた期間内で施工しなければならない。そのため、施工業者及び学校
関係者と十分な話し合いを行い、効率的な工事工程・施工計画を立案する必
要がある。
【課長コメント】
学校現場の要望等を確認しながら、設計が完了した。工事施工時は、学校運営に与える
影響を最小限に抑えられるようにしたい。
- 31 -
Ⅱ−3
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
事 業 名
学ぶ力・生きる力を伸
ばす教育環境づくり
担当グループ
教育総務グループ
施設整備事業(第七小学校他トイレ改修工事)
本市では、耐震補強工事と併せてトイレ改修工事を施工してきた。しかし、
第七小学校は新耐震基準で建設され耐震補強工事をする必要が無いことか
ら、トイレ改修工事は未施工である。
開校後20年以上が経過し、トイレの老朽化が進んでいる。さらに、学校
は災害時には避難所にもなることから、多目的トイレの設置及び便器の洋式
化を行う。
併せて未改修の南第一小学校の職員トイレの改修も同時に行う。
概
要
【工事内容】
・第七小学校
児童トイレ(1∼3階)
職員トイレ
屋外トイレ
多目的室トイレ(新設)
・南第一小学校 職員トイレ
成果と評価
今後の課題
と目標
トイレを改修することにより、教育環境の改善を図ることができた。また、
第七小学校に多目的トイレを設置したことにより、市内すべての小・中学校
に設置が完了した。
市内すべての小・中学校のトイレ改修が終了したが、今後は老朽化が進む
学校施設の大規模改修工事を行う必要がある。年次計画を立案し、計画的に
改修を行っていく。
【課長コメント】
第七小学校に多目的トイレを設置したことにより、市内すべての小・中学校に設置が完
了した。
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Ⅱ−4
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
事 業 名
学ぶ力・生きる力を伸
ばす教育環境づくり
担当グループ
教育総務グループ
施設整備事業(東小学校空調機改修工事)
東小学校東棟普通教室に設置している空調機は、保守部品の保存年限が経
過し、修理ができない状況である。また、設置している空調機は、交通騒音
対策として設置されており、空調機が故障した場合、学習環境が著しく悪化
することから改修を行う。
平成26年度は実施設計を行う。
概
要
成果と評価
今後の課題
と目標
【設計内容】
・普通教室:13教室
・特別教室: 5教室(図工室、コンピューター教室、図書室、通級教室、
カウンセリングルーム)
・保健室
・更衣室
工事の設計が完了し、平成27年度に施工する準備が整った。
工事については、授業への影響を最小限に抑える必要があり、夏季休業中
の限られた期間内で施工しなければならない。そのため、施工業者及び学校
関係者と十分な話し合いを行い、効率的な工事工程・施工計画を立案する必
要がある。
【課長コメント】
工事施工時は、学校運営に与える影響を最小限に抑えられるようにしたい。
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Ⅱ−5
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
事 業 名
学ぶ力・生きる力を伸
ばす教育環境づくり
担当グループ
教育総務グループ
施設整備事業(東小学校屋内運動場屋上広場改修工事)
東小学校は運動場が狭いため、屋内運動場屋上にゴムチップを吹き付け、
屋上広場を整備し、児童の遊び場を確保している。
整備後15年以上が経過し、経年劣化により一部コンクリートが露出して
おり危険なため、改修を行う。
概
要
屋上広場を全面人工芝で改修したことにより、快適な学習環境を確保する
ことができた。
成果と評価
今後は、老朽化が進む学校施設の大規模改修工事を行う必要がある。年次
計画を立案し、計画的に改修を行っていく。
今後の課題
と目標
【課長コメント】
屋上広場を全面人工芝で改修したことにより、快適な学習環境を確保することができた。
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Ⅱ−6
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
事 業 名
学ぶ力・生きる力を伸
ばす教育環境づくり
担当グループ
教育総務グループ
支援教育環境整備事業(空調機設置工事)
学校教育法施行令が改正され、一定基準以上の障がいを持つ児童生徒で
も、教育委員会・専門家の意見を踏まえ、地域の学校で受け入れることがで
きるようになった。
当該児童生徒が快適に学校生活を送れるようにするため、各小学校の支援
教室に空調機を設置する。
概
要
成果と評価
【工事内容】
・西小学校
・南第二小学校
・南第三小学校
・第七小学校
1室
1室
1室
1室
西・南第三・第七小学校の支援教室に空調機を設置したことにより、市内
すべての小中学校の支援教室に設置が完了した。
光熱費増加抑制のため、室温管理を徹底する等の対策を講じる必要があ
る。また、障害をもつ児童を受け入れる際には、一人ひとりの状況に応じた
環境整備を随時検討し、実施していく必要がある。
今後の課題
と目標
【課長コメント】
市内全ての小・中学校の支援教室(1教室)に設置が完了した。今後も、ニーズに合わ
せて、学習環境の整備に努めていきたい。
- 35 -
Ⅱ−7
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
事 業 名
学ぶ力・生きる力を伸
ばす教育環境づくり
担当グループ
教育総務グループ
小学校特別教室空調改修事業
第七小学校の特別教室に設置している空調機は、保守部品の保存年限が経
過し、修理ができない状況である。
音楽室等は、その性質上窓を開けての使用が難しく、空調機が停止した場
合、学習環境が著しく悪化することから改修を行う。
概
要
成果と評価
【工事個所】
・音楽室
・図書室
・保健室
・更衣室
空調機を改修したことにより、学習環境の改善を図ることができた。
光熱費増加抑制のため、室温管理を徹底する等の対策を講じる必要があ
る。また、第七小学校以外の学校の空調機について年次計画を立案し、古い
機器から順次改修していく必要がある。
今後の課題
と目標
【課長コメント】
第七小学校以外の空調機についても、保守部品の保存年限が経過し修理ができない機器
が一部ある。引き続き、計画的に教育環境の改善を図っていきたい。
- 36 -
Ⅱ−8
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
事 業 名
学ぶ力・生きる力を伸
ばす教育環境づくり
担当グループ
教育総務グループ
小・中学校給食用エレベーター改修事業
現在小・中学校に設置されている一部の給食用エレベーターは現在の建築
基準法に適合しておらず、既存不適格の状況にある。また、保守部品の保存
年限が経過しており、修理ができない状況である。
給食用エレベーターが使用不能に陥ると給食配膳が滞り、児童・生徒に多
大な影響が出ることから、実施設計及び改修を行う。
概
要
【工事内容】
・東小学校
・西小学校
・南第一小学校
1基
1基
1基
給食用エレベーターを改修したことにより、今まで通り給食配膳をスムー
ズに行うことができた。
成果と評価
市内小・中学校の一部では、まだ既存不適格の給食用エレベーターが利用
されている。年次計画を立案し、計画的に改修を行っていく。
今後の課題
と目標
(課長コメント)
今後も、計画的に既存不適格の給食用エレベーターを改修していきたい。
- 37 -
Ⅱ−9
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
事 業 名
学ぶ力・生きる力を
伸ばす教育環境づくり
担当グループ
学校教育グループ
学力向上推進事業
・子どもたちの学習のサポート体制を強化するために、
「さやまっ子ティーチャー」を
全校に配置し、個別指導やティームティーチング等により学習指導をよりきめ細かく
行い、学習への意欲を高め、学力向上を図る。
・全国学力・学習状況調査で継続的に上位の結果を保ち続けている先進地を視察し、
その取組みを積極的に取り入れることで、市全体の学力向上を推進する。
概
要
・手作り教材を作成し、家庭や学校の業間などで学習に継続的に取り組む。
・ICTの活用や学校を公開する「まるごとパック事業」などを通して、子どもが主
体的に活動する場面を豊かに取り入れた授業づくりについて、大阪府教育委員会や学
識経験者の指導助言を受ける機会を増やし、研究を推進する。
・大学生や退職教職員等の外部人材を「理科支援員」として小中学校の理科の授業で
活用することで、観察・実験の充実を図る。
項
目
さやまっ子
ティーチャー
成果と評価
先進地視察
授業改善
理科支援員の
配置
今後の課題
と目標
取組内容
成果
39 名の地域の方が各小・中学
校の授業に入り、子どもたち
の学習を支援する。
子どもたちが安心して学習活動に取り組むこと
ができ、学習への意欲が高まった。また、配慮
を要する中学生の心の安定を図ることに結びつ
いた。
管理職や学力向上担当者を対象として、報告会
では、視察してきた人の感動が伝えられ、つな
ぐことができた。
問題解決型の授業が広がってきた。学校公開や
校内研修を通して、改善が進むと共にICTの
活用も活発になってきた。
理科室の環境整備が進み、実験や観察を中心と
した授業を展開できた。
秋田県にかほ市の視察に
小・中学校の教員と市教委指
導主事が 15 名参加した。
子どもが主体の活用力の育
成に重点を置いた授業改善
に取り組む。
各校で支援員が、観察・実験
の支援・補助を行った。
・人材活用において、学校のニーズに応じた人材を確保していく。
・問題解決的学習に重点を置いた授業、一時間ごとの「めあて」や「振り返り」の
ある授業を確立し、小中学校で指導方法の系統性をもたせる。また、習熟度別授業
の実践の成果と課題について、各校の学力向上担当者会などを実施していく。
・手作り教材の活用事例も含めて、家庭教育・自学自習力の充実を図る。
【課長コメント】
「目標の提示」「振り返り活動」のある授業づくりを中心とした授業改善や、きめ細かな指導、
学習習慣の定着に向けた取組みの推進などに市全体で重点的に取り組む。また、先進地視察で学ん
だことを各学校で具体化するとともに、学校間の取組みの共有化を図る。
- 38 -
Ⅱ−10
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
学ぶ力・生きる力を
伸ばす教育環境づくり
事 業 名
体力向上推進事業
概
要
担当グループ
学校教育グループ
児童・生徒の体力・運動能力の向上をめざして小学校体育と中学校体育の
剣道の授業に体育指導支援員および剣道指導支援員を配置し、体育の指導の
充実を図る。
教職員による体力向上プロジェクトメンバーが、体力向上プランの作成を
通して、継続して取り組める運動について研究実践する。
子どもの健康づくりや体力づくりの場として、夏季休業中に学校プールを
開放する。
成果と評価
小学校体育指導支援員として、市内7小学校に16名を配置した。また、
市内3中学校に3名の剣道指導支援員を配置した。外部指導者の専門的な指
導支援により、きめ細かく安全な体育指導を行うことができた。
「体育の準備運動で継続的に取組む運動プログラムづくり」をテーマとし
て、大学准教授の指導助言を得ながら、本年度2回のプロジェクト会議と1
回の実技研修、2回の公開授業を実施し、各校の体力向上推進の取組みをサ
ポートした。各校の取組み成果は「体力向上プラン」として取りまとめ、市
全体で情報共有する予定である。
本年度は市立プールになる東小・西小以外の5小学校で、延べ16日間の
夏季休業中プール開放を行った。
今後の課題
と目標
小・中学校全校全学年で体力テストを実施し、全国水準と比較したところ、
依然として課題となる項目が見られる。一方で、経年比較による記録の伸び
率が国平均に迫ってきた項目もあり、今後も各校の体力の課題に応じた運動
プログラムを継続的に行うことで、本市の児童生徒の体力水準が全国平均に
近づいていくことが期待されている。また、今後は体力の基礎が培われる発
達段階である、小学校低学年からの運動意欲の向上の取組みをさらに推進し
ていきたいと考えている。
【課長コメント】
小学校入学前から運動に対する苦手意識をもつ児童が多い。学校園において、子どもの
状況に応じた日常的な取組みが必要である。また小・中学校における体育の授業の工夫を
進めていく。
- 39 -
Ⅱ−11
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
学ぶ力・生きる力を
伸ばす教育環境づくり
事 業 名
キャリア教育推進事業
概
・児童生徒が自信や自己有用感をもち、自らの生き方についての夢や希望を
育むことができる取組みを推進する。
・キャリア教育をテーマにしたタイムリー研修を実施し、中学校区の保幼小
中連携による実践発表会や講演会を通して教職員の資質の向上を図る。
要
成果と評価
今後の課題
と目標
担当グループ
学校教育グループ
全ての中学校区で作成しているキャリア教育全体指導計画をもとに取り
組みをすすめている。取組みについては、学校種間の段差や重複をなくし、
子どもたちが戸惑わないように配慮している。中学校区ごとに独自の研修や
担当者会を開催し、学校の取組を共有しながら進めることで小中の一貫した
見通しをもちながら進めることができた。
東小学校、北小学校ではこども盆栽(NPO法人)、西小学校、南第二小
学校、南第三小学校ではJAE(NPO法人)、南第一小学校、第七小学校
ではキャリアラボ(NPO法人)指導の下、国際交流や仕事しらべ、街しら
べなどの活動に取組んだ。
取組が進んでいく中で、児童生徒の取組を評価する方法を検討する必要が
ある。評価指標を定めて効果測定を行うことは、子ども個々へのふりかえり
や教職員のふりかえりが容易になるなどのメリットがあるので、今後の検討
課題である。
また、キャリア教育の具体的なプログラムに関しては、今後もNPO法人
をコーディネート団体として位置づけ、学校園と地域をつなげていくために
連携を深めていく。
【課長コメント】
各中学校区での保幼小中の連携が進み、各校園での実践の相互理解が深まってきている。
各校区で設定した「めざす子ども像」にそった系統的なキャリア教育プログラムの推進を
図っていく。
- 40 -
Ⅱ−12
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
学ぶ力・生きる力を
伸ばす教育環境づくり
事 業 名
学校・評価支援事業
概
要
成果と評価
今後の課題
と目標
担当グループ
学校教育グループ
学校運営に関する外部の専門家を中心とした評価者(第三者評価者)によ
り、自己評価や学校関係者評価の実施状況を踏まえつつ、教育活動その他の
学校運営の状況について、専門的視点から評価を受け、学校運営の改善と教
育水準の向上を図るために支援する。
今年度は第三中学校及び西小学校、第七小学校において、大学教授や校長
経験者が「学校づくり応援団」として授業や行事などを継続的に参観し、子
どもたちの様子や教職員の関わり方を直接把握することによって、管理職を
はじめ担当教員に対してアドバイスを行うことができた。
またその際、学校づくり応援団のメンバーがそれぞれ他市や他校の実践の
紹介や経験を踏まえた具体的なアドバイスを行うことで、学校がこれまでの
取組をふり返るとともに、改善していくたvめの支援ができた。
実施校においては、学校評価として課題を焦点化・具体化し、改善策を検
討する中で、学校づくりへの意識は管理職や各担当のリーダーだけにとどま
っているように感じられる。今後はすべての教職員の意識が高まるよう工夫
していきたい。
また、評価の公表をもっと活発にし、他校においてもPDCAサイクルを
確立させる際の参考となるようにする。
【課長コメント】
本年度までの3年間で、すべての学校を一巡した。学校の教育活動全体において、専門
家等による客観的な評価をうけることは、学校運営の改善と教育水準の向上を図るうえで
重要である。今後も継続実施し、充実を図る。
- 41 -
Ⅱ−13
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
事 業 名
学ぶ力・生きる力を
伸ばす教育環境づくり
担当グループ
学校教育グループ
読書eプラン推進事業(学校図書館地域開放事業)
読書感想画コンクール等の各種コンクールを実施し、発表や表彰の場を設定する。
子どもが本に親しみ読書の楽しさを知る中で、言葉を学び、感性を磨き、表現力を
概
要
高め、創造力を豊かなものにできるよう、全校に図書館司書を配置し、読書活動の充
実を図る。
夏季休業中などに学校図書館を地域に開放し、子どもが読書に親しむ機会の充実を
図る。
・平成22年度から実施の各コンクールには、今年度も数多くの応募があり、保幼小
中まで幅広く意欲の向上が図れた。
○読書感想文(小学生)
:2521作品 ○読書感想画(保幼小中):2200作品
○図書館を使った調べる学習(小・中)
:1250作品
・eプラン図書、絵本の学校園への貸し出しを実施した。ボランティアを活用した「ひ
ろば読み」は定着してきており、小学校では今年度も全校が実施した。幼稚園も4園
が実施、民間保育園も1園で行っており、子どもたちが意欲的に絵本に親しみ、楽し
成果と評価
む姿が顕著に見られている。
・図書館司書を小中全校に配置したことにより、図書室の環境が各段に向上した。平
成26年度の全国学力・学習状況調査では、平成21年度と比べて週に1回以上図書
館・室を訪れる児童・生徒の割合が小学校で5.3ポイント、中学校で0.9ポイン
ト増加し、平日の読書時間が30分以上の児童・生徒の割合も小学校で4.9ポイン
ト、中学校で0.6ポイント増加した。また、担当教諭と連携を図って児童・生徒の
委員会や係活動を支援することができた。
・図書館司書の交流会を年3回実施し、市立図書館との連携も深めることができた。
・学校図書館の機能をさらに高める。(図書館司書の役割の明確化)
今後の課題
と目標
・特色ある取組を通して子どもの読書活動の活性化を図る。
・教職員と連携して、学力向上につながる取組の検討をすすめる。
・各種コンクールの啓発をすすめ、参加者の増加を促す。
【課長コメント】
学校図書館司書の配置により、学校での読書環境の整備が進んできた。子どもたちの読書活動の
推進に結びつけ、言語活動の充実が図れるような取組みを進めていく。
- 42 -
Ⅱ−14
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
学ぶ力・生きる力を
伸ばす教育環境づくり
事 業 名
家庭教育支援事業
概
要
成果と評価
今後の課題
と目標
担当グループ
学校教育グループ
中学校区ごとに地域人材や学生等で支援チームを設置し、不登校や問題行
動など課題のある児童生徒をもつ保護者に対し、家庭教育サポーターが個別
訪問を通して、保護者や児童生徒への相談活動・学習支援を行う。
保護者との面談を担当する家庭教育サポーターリーダー(12月末現在で
174回活用)と、不登校児童生徒との関わりを担当する家庭教育サポータ
ー(12月末現在で95回活用)が連携して、相談活動及び学習支援を行っ
ている。
家庭教育サポーターリーダーは適応指導教室(フリースクールみ・ら・い)
と連携して不登校生徒を対象とした調理実習を行う等、自立支援に向けた取
組みにも積極的に取組んでいる。
また、要請に応じて各校のケース会議にも参加し、生徒指導担当教員やス
クールソーシャルワーカーと連携して課題解決に努めている。
親も子も人と関わる機会が減っており、学校生活や子育ての悩みを気軽に
相談できる相手を求めている児童生徒や保護者も少なくない。このような状
況から、家庭教育サポーターリーダーや家庭教育サポーターのニーズは依然
として高い状況であるが、サポーターの担い手である学生ボランティアが不
足しており、児童生徒の状況に対して十分な数のサポーターを確保できてお
らず、課題である。
【課長コメント】
核家族化や少子化、地域のつながりの希薄化など、家庭を取り巻く社会状況の変化の中
で、家庭の教育力の低下が指摘されており、家庭への支援の必要性は高まっている。サポ
ーターやリーダーなどが子どもや家庭の状況に早期に気づき、個に応じたきめ細かな家庭
支援ができるように取組みを推進していく。
- 43 -
Ⅱ−15
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
事 業 名
学ぶ力・生きる力を
伸ばす教育環境づくり
担当グループ
学校教育グループ
安全・安心スクール事業
地域防災の担い手となる中学生の防災意識と防災行動力の向上を目的に、
心肺蘇生法やAED等救命手当についての「普通救命講習」を実施し、中学
生が資格を取得できるよう取り組む。
概
要
各中学校の保健体育の授業等で行った救急救命についての学習を踏まえ、危機管理
グループ、消防救急グループ、市民協働・生涯学習推進グループとともに、全中学校
3年生を対象に「普通救命講習」を実施した。多くの生徒は心肺蘇生法やAED使用
法の指導を受けるのが初めてであったが、消防署員や安全安心推進リーダーの支援の
成果と評価
おかげで、参加者全員が実技指導に取り組むことができた。生徒たちも講習のねらい
である命を守ることの大切さをよく理解し、真剣に受講していた。
・狭山中学校: 6月 2日(月)
、 3日(火)実施 191名受講
・第三中学校:10月29日(水)
、30日(木)実施 190名受講
・南中学校 : 1月14日(水)
、15日(木)実施 169名受講
今後の課題
と目標
生徒はDVDを視聴しながら心肺蘇生法についての実技に取り組んだが、
視聴する場面と実技を行う場面の切り替えが難しかった。初めて心肺蘇生法
に取り組む生徒がほとんどだったため、いざ実技となると躊躇している生徒
も見られた。AEDの講習については、使用上の注意点にもう少し時間をか
けるようにしたい。
今後も安全安心推進リーダーの支援をお願いする。
【課長コメント】
「普通救命講習」の体験を通して、中学生も災害に立ち向える認識をもつことができる。
また「命の大切さ」について考える機会にもなる。災害時の地域防災の担い手として、継
続して実施していく。
- 44 -
Ⅱ−16
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
学ぶ力・生きる力を
伸ばす教育環境づくり
事 業 名
支援教育事業
概
要
成果と評価
今後の課題
と目標
担当グループ
学校教育グループ
・子ども理解のための教育相談・子どもの観察や発達検査結果に基づくアセ
スメント等を、各学校の担当者と連携しながら専門的に行う「子ども理解コ
ーディネーター」を配置する。
・発達検査(WISCⅣ)のできる教職員の育成を図る。
・子ども理解コーディネーターは、次の①∼③の活動を112回(H26.12
末まで)実施することができた。
① 学校現場への教育相談のアドバイザー
② 校内研修の講師
③ 通級指導教室のサポートと読みにつまずきのある児童への支援である
MIM指導の中心的な役割
・発達検査(WISCⅣ)については、検査の基本的な理解と子どものより
よい支援につながる活用について、研修を実施した。検査の結果に基づいた
具体的な支援の方向性を話し合うまでの力をつけた教員を育成することが
できた。
子ども理解コーディネーターの配置により、子ども一人ひとりへのきめ細
かな指導がより充実するとともに、低学年におけるMIMの指導が全小学校
で実施することができた。子どもの状態を適切に把握し、早期支援を展開で
きるようにしていく。
発達検査(WISCⅣ)については、検査自体は専門家や医療機関が行う
ことを基本としながらも、結果から得られる具体的な支援の方向性につい
て、学校現場でリーダーシップを発揮する教員のさらなる育成に継続して取
り組んでいく。
【課長コメント】
発達障がいを含むすべての障がいのある子どもの支援のため、一人ひとりの状況を把握
し、教育的ニーズに応じた支援ができるよう、ネットワーク体制を進める。通常学級での
特別支援教育の支援に立った指導も充実させ、授業の改善に取り組んでいく。
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Ⅱ−17
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
学ぶ力・生きる力を伸
ばす教育環境づくり
事 業 名
発達障がい早期支援研究事業
概
要
担当グループ
学校教育グループ
子どものつまずきを早期に発見して、正確に素早く読む力をつけるMIM
指導を市内全小学校において実施する。発達障がいのある子どもたちに配慮
した授業づくり・集団づくりについて、文部科学省の指定を受けて、大阪狭
山市発達障がい実践研究会を立ち上げて研究を推進している。
構成メンバー:大学教授2名、大阪狭山市教育委員会、大阪狭山市子ども理解コーデ
ィネーター、小学校校長代表、通級指導担当代表、支援教育コーディネーター代表
成果と評価
全ての小学校で、多層指導モデルMIMを導入。低学年を対象に読みの流
暢性を高めるMIM指導と、アセスメントであるPMを実施。読みの流暢性
が高まることで学習理解にも効果があり、PMは読みにつまずきのある児童
の早期支援に威力を発揮している。
発達障がい早期支援研究事業では、通級指導教室の設置されていない3つ
の小学校にも人材を配置して個別指導教室を立ち上げ、支援にあたってい
る。また、2年かけて小学校の全教室にタイムタイマーを設置し、見通しを
もって授業に取組むことができるよう配慮するなど環境整備にも力を入れ
ている。現在、各校ごとに決めた研究テーマに沿って、研究を進めている。
和歌山大学の小野教授からは、子どものしんどさにどう気づき支援していく
のか、梅花女子大学の伊丹教授からは、支援を受けている子どもの自尊感情
をどう高めるかについて助言をいただいている。
今後の課題
と目標
本事業で購入した教材・機器等について効果的な活用方法について研究を
深め、情報交換を図ることで、個々の児童に対応できる支援の手立てをふや
していきたい。また、通級指導教室や個別指導教室での実践を通常の学級に
フィードバックすることで授業のユニバーサルデザイン化を促進していき
たい。その際には、学識より頂いたさまざまな助言に基づき、支援の質を高
めていきたいと考えている。
研究の成果をわかりやすくまとめて発信し、共有するとともに、教職員の
意識をそろえていくことが大切であると考えている。
【課長コメント】
各小学校において、発達障がいに対する理解が進んできている。通級指導教室や個別指
導教室での実践が通常の学級で生かされるように各校での取組みを進めるとともに、市全
体で事業の成果の共有を図っていく。
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Ⅱ−18
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
学ぶ力・生きる力を
伸ばす教育環境づくり
事 業 名
生徒指導支援事業
概
要
担当グループ
学校教育グループ
子ども・保護者・教員の相談対応やいじめ等問題発生時に学校に出かけて
サポートする「生徒指導サポーター」を配置する。
子どもを取り巻く環境に注目して、関係機関との連携を図りながら子ども
の問題解決を図るスクールソーシャルワーカーを配置する。
中学校の通級指導教室とも連携し、個別指導をサポートする。
成果と評価
本年度、生徒指導サポーターは適応指導教室に常駐して学校からの相談に
対応するだけでなく、定期的に市内の小・中学校を訪問して直接教職員への
指導助言にあたる等、各校の生徒指導事案に積極的に関わっている。
また、様々な研修に助言者的な立場で参加し、若手教員や中堅教員に対し
て子ども理解や生徒指導に係るアドバイスを行っている。特に、女子児童生
徒に寄り添った生徒指導の方法について高いスキルを有しており、現場の教
職員に的確な助言を行うことができている。
本年度2名のスクールソーシャルワーカーを配置し、拠点校を中心とし
て、市内各小・中学校の要請に応じてケース会議や保護者相談に対応してい
る。学校教育上の課題に福祉の専門的な立場から指導・助言することにより、
児童・生徒や保護者の困り感に寄り添って、課題解決に向けて具体的な取組
を進めることができており、各校の派遣ニーズが高まってきている。
また、本年度1名のスクールカウンセラーを配置し、小学校を中心に巡回
訪問による児童の観察・面談や保護者面談、教職員との相談活動に取組み、
発達・心理の専門的立場から課題解決に向けた助言を行っている。
今後の課題
と目標
「生徒指導サポーター」
「スクールカウンセラー」
「スクールソーシャルワ
ーカー」は、各校のニーズは非常に高まってきている。今後も積極的な活用
に向けて校長会・教頭会・生徒指導担当者会等で周知を図っていきたい。
【課長コメント】
問題発生時だけでなく、未然防止の観点から、日常的に学校の相談に関わる生徒指導サ
ポーターの活動をさらに充実させる。スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカ
ーの配置と合わせ、チームでサポートする体制づくりを進める。
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Ⅱ−19
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
学ぶ力・生きる力を
伸ばす教育環境づくり
事 業 名
ICT活用推進事業
概
要
成果と評価
今後の課題
と目標
担当グループ 学校教育グループ
デジタル教科書などのデジタル教材とプロジェクタ、タブレット端末等を
配備し、授業における視覚支援など、子どもの学習意欲を高めるICT活用
についての研究を推進するとともに、市全体にその成果を伝え、ICTを効
果的に活用した授業を広める。
事業実施を希望する小学校7校、中学校1校にタブレット端末や液晶T
V、液晶プロジェクタ等を配備し、大学教授の助言を受けながら活用を進め
た。配備校は学校公開でも積極的にICTを活用した授業を展開しており、
市実践交流会における有効な活用方法の報告と合わせて、全校でICT機器
の効果的な活用方法について考えることができた。
ICTの活用により、教師は授業のねらいに迫るうえでICTが効果的で
あったこと、子どもたちの表現力等の力を高めることができたことなどを実
感している。また子どもたちは、ICTを活用する授業によって、学習に臨
む意欲をより高めたり、言語活動に積極的に取り組んだりしている。
ICTを活用した授業は大きく分けて、「子どもたちが使用する」スタイ
ルと「教員が使用するスタイル」の2つがある。コスト面も考慮し、どちら
を本市の主体にしていくかを考える必要がある。各校の取組みを継続的に交
流・情報交換する中で効果的な活用方法を考えていく必要がある。
【課長コメント】
ICTの活用は、児童の思考力・判断力・表現力だけでなく言語能力を伸ばすことにも
つながる。デジタル教材などの活用を進め、子どもたちの理解を深めながら、より効果的
な活用について研究を進める。
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Ⅱ−20
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
学ぶ力・生きる力を
伸ばす教育環境づくり
事 業 名
英語教育支援事業
概
要
成果と評価
今後の課題
と目標
担当グループ
学校教育グループ
市内小・中学校の児童・生徒の英語能力の向上と、実践的コミュニケーシ
ョン能力の基礎を養うため、小学校の5・6年の外国語活動および中学校の
英語科の授業において、教員の補助的役割を果たす外国人英語指導助手を活
用することにより、効果的な事業推進をめざす。
また小学校5・6年生の外国語活動をより充実したものにするために、大
阪狭山小学校英語活動支援の会に助成金を交付する。
本年度、派遣契約により小学校に外国人英語指導助手1名を前期3校・後
期4校へ配置し、中学校には外国人英語指導助手1名を前期1校・後期1校
へ配置している。外国人英語指導助手が英語担当教員と連携して授業を行う
ことにより、児童生徒の英語への興味・関心を高め、コミュニケーションす
る意欲を育むことができている。また、外国人英語指導助手が母国の文化を
紹介し、わが国の文化と比較することで、児童生徒の異文化理解を促進する
とともに、日本文化の良さに気づき、郷土愛を育むきっかけともなっている。
直接雇用により、外国人英語指導助手1名を中学校1校に通年配置してい
る。英語担当教員と連携し、指導者対生徒および生徒対生徒による、英語を
実際に使って活用する授業づくりの充実に努めている。また、英語でやりと
りしながら掃除する「英語清掃」の取組み等、学校生活の様々な場面で生徒
が英語に親しむことができるよう工夫している。
児童生徒にとって魅力ある授業づくりのためには、外国人英語指導助手と
英語担当教員の綿密な調整が必要であるが、十分な打ち合わせの時間を確保
することが難しい。業務の合間に、短時間で効率的に打ち合わせを行う工夫
が必要である。
【課長コメント】
小学校の外国語活動および中学校の英語の授業については、担当教員とALT等間でよ
り連携がとれ、充実した内容になるよう取り組む。また小学校と中学校英語教育との連携
が図れるよう取り組む。
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Ⅱ−21
平成 26 年度点検・評価調書
施 策 名
重点事業
概
要
策定成果と
評価
学ぶ力・生きる力を伸
ばす教育環境づくり
担当グループ
こども育成室
市立幼稚園整備事業
南第二幼稚園遊戯室の屋根防水補修工事
老朽化等により雨漏りがするため、幼児が安全で快適に過ごせるよう屋根
の防水補修工事を実施する
【工事場所】
・南第二幼稚園遊戯室の屋根
【工事内容】
・シルバークール屋根の防水補修工事
幼児が安全で快適な園生活を送れるよう、今後も施設の整備を行っていき
たい。
今後の課題
と目標
【課長コメント】
計画的に進めてきた各園の屋根防水補修工事もこれで最後となり、幼児が安全で快適
な園生活を送れるようになった。
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