小林監督が築いた 他を圧倒する組織力

懸聰核な が黎 いた
鑽をL援す る聰鰺鶉
20 12 年 、 東 海 地 区 の リ ト ル シ ニア
に初 め て全 国制 覇 の栄 冠 を も た ら し たず 小
林 監 督 率 いる豊 田 リト ル シ ニアは 、東 海 地
区 で特 別 な存 在 と 言 っても い い.
豊 田 リト ル シ エアを 語 る上 で欠 か せな い
のが ”組 織 力 “であ る. 小 林 監 督 は就 任 し
てか ら 、 約 5年 か け て現在 のテ ー ム の骨 組
みを 構 築 し て い った.
﹁最 初 は チ ー ムも バ ラ バ ラ で 一貫 性 が な
か った. そ こ で勤 務 先 のト コタ自 動 車 で学
”
ん だ マネ ー ジ メ ント を 応 用´
. 豊 田 シ エア
、 チ ー ムを 変 え て いこ
基 本 理念 “を 策 定 し
う と 考 え ま し た﹂
小 林 監 督 が ま ず 収 り か か った のは コー チ
ば、
夕
要 だつた
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暴
陣 の強 化 だ . ト ヨタ自 動 車 硬 式 野球 部 でプ
レ ー し て いた つな が り を 生 か し 、 O B を
コー チ に捐 いた。 あ る程 度 コー チ が集 ま っ
た ら今 度 は学 年 ご と に振 り 分 け る。
﹁
う ち は コー チ が 主 役 です ﹂ と 小 林 監 督
は胸 を 張 る.現在 、各 学 年 に ヘ ツド コー チ ・
豊 田 リ ト ルシ ニア監 督
継 続 して結 果 を
チームに ”
組 織力
量
コー チを 数 名 配置 し、 彼 ら が練 習 メ ニ ュー
にな る。 だ か ら選 手 の将 来 を 思 って。 実 力
この ﹁
勉 強会 ﹂ に は選 手 か ら 父 母 、事 務
・
洟
一
藁
襲
輩業
鶴
.
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・
・
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を 決 め て指 導 し て いる。 選手 は分 か ら な い
こと が あ れ ば担 当 の コー チ に聞 く のが 決 ま
り 。 これ で選手 も 迷 わ な い。
﹁考 え を 共 有 す る た め に コー チ と 頻 繁 に
ミー テ イ ングを し ま す 。 でも 、 ト ヨタ自 動
車 硬 式 野球 部 に在 籍 し て同 じ 野球 の理 論 を
学 ん でき た コー チ が多 いか ら 、意 思 の疎 通
は割 と 簡 単 。 だ か ら チ ー ム の方 向 性 は ぶれ
ま せ ん﹂
並行 し て事 務 局 も機 能 。 こ こ には会 長 や
0人 ほ
会 長 代 行 、 総務 部 長 に広 報 部 長 な ど 1
ど が在 籍 し 、 プ ロ野球 で例 え るな ら ば フ ロ
ント のよう な 役 割 を 果 た す 。
中 学 野球 で避 け て通 れ な い のは、 父母 か
ら生 ま れ る 不平 不 満 だ。 そ の声 に耳 を 貸 す
﹁父 母 の意 見 は 僕 た ち 監 督 ・コー チ の耳
のは父 母会 長 の役 割 。
に入 ら な いよう に し て いま す 。 意 見 があ る
な ら父 母会 長 ま で。 そう す る こと で監 督 や
コー チな ど 現場 サ イ ド が 野 球 に専 念 でき る
環境 が でき る ん です ﹂
主 義 の世 界 で生 き て いけ る選手 に育 っても
らう た め にも 、 今 のう ち か ら伝 え なく ち ゃ
局 の人 間 ま で全 員 が 参 加 す る。 そ の前 で
な ら な い﹂
小 林 監督 は実 力 主 義 で選 手 を 使 う 。 こ の
懃掬堂難 を聰げ る のは
ほ手 の掏県を患 って
点 に ついて、 入 団 時 に父 母 に対 し てき ち ん
﹁選 手 も 父 母 も 身 が 引 き 締 ま る し、 コー
コー チ 一人 ひと り が 順番 に思 いの丈 を 話 す
チ に は責 任 も やり が いも 生 ま れ る。 これ で
こと にな って いる。
﹁明 日 す ご い選 手 が 入 ってく れ ば す ぐ に
勉
と 説 明 す る。そ し て毎 年 8月 に開 か れ る ﹁
レギ ュラー に使う 。 学 年 も 関 係 な い。 完 全
よう やく 新 テ ー ムが 一つにな って始 動 す る
強 会 ﹂ で改 め て念 を 押 す 。
な 実 力 主義 です 。 そ の思 いが伝 わ ら な い父
こと が でき ま す ﹂
し て組 織 の厚 み。 豊 田 リ ト ルシ ニアは今 年
否 が応 でも 伝 わ ってく る規律 、 戦 略 、 そ
母 と は再 度 話 し合 いを持 ち 、 理解 し て いた
も 、 こ の先 も 、 強 い。
贅
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Eiandard憂
06■
だ く よう に伝 え ま す 。 厳 し い言 い方 に感 じ
てお か な いと 高 校 へ進 ん でか ら苦 し む こと
る かも し れま せ ん が、 選手 が これを 理 解 し
「減多に怒りませんJと 小林監督は笑うた 時折見せる厳しい眼差しは勝負師そのもの。
東海連 盟 のイ メージを変えた
豊 田 リト ルシ ニアの全 国制覇
改 め て ”リ ト ル シ エ ア “に つ い て説 明 し
てお き た い。 正 式 名 称 は ﹁日 本 リ ト ル シ ニ
ア中 学硬 式 野 球 協 会 ﹂と 言 い、中 学 生 を 対 象
と し た 少 年 硬 式 野 球 リ ー グ の 一つで、他 に
は 日本 少 年 野球 連 盟 ︵
通 称 、ボ ー イ ズ リ ー
グ︶や全 日本 少 年 硬 式 野球 連 盟 ︵
通称 、ヤ ン
グ リ ー グ︶な ど が あ る。 これ ら は 画 一的 な
練習 ・
指 導 を 行 う 学 校 の部 活 動 と は少 し 異
な り 、選 手 育 成 に特 化 し た組 織 と 言 っても
い いだ ろう 。 これま で に数 々 のプ ロ野球 選
手 を 輩 出 し 、日本 の野 球 の レ ベ ル向 上 お よ
び 維 持 す る土 台 と な って いる。 そ し て数 あ
る中 学 生 を 対 象 と した 少 年 硬 式 野球 リ ー グ
の中 で、も っと も 古 い歴 史 を 持 つ のが ”リ
ト ルシ ニア ‘だ 。
さ て、日本 リ ト ルシ エア中 学 硬 式 野球 協
会 東 海 連 盟 の水 谷 理事 長 、渡 辺 事 務 局 長 の
話 を 伺 いな が ら 、東 海 地 区 のリ ト ル シ エア
の立 ち位 置 に ついて考 え て いく 。
﹁も と も と リ ト ル シ エアは 関 東 地 区 が盛
ん で レ ベ ル が 高 い﹂と 水 谷 理 事 長 は 話 す 。
東 海 連 盟 に所 属 す るチ ー ムは、愛 知 や岐 阜 、
0チ ー ム
三重 の他 、北 陸 3県 を 合 わ せ て約 5
だ が 、関東 連 盟 と な ると 2 0 0 チ ー ム以 上 。
母数 が違 え ば 質 の高 い選 手 の数 に差 が出 て
く る のは当 然 で、﹁これ ま では全 国 大 会 で東
海 連 盟 のテ ー ムと当 た ると ﹃
よ し ︱﹄と喜 ぶ
声 は少 な か ら ず あ つた ﹂と 渡 辺事 務 局 長 も
そ のイ メー ジ を 変 え た のが 、小 林 監 督 率
認 め る。
いる豊 田 リ ト ルシ ニアだ 。 2 0 1 2年 に開
か れ た 、第 0 回 日本 リ ト ル シ ニア野球 選 手
4
︲ 回 の同 大 会 も 3位 と 、
権 大 会 で優 勝 。 第 4
AiCHI Sports magttinOo66
素 晴 ら し い成 績 を残 し た 。
実 際 、東 海 のレ ベ ルも かな り 上 が ってき
﹁
て いる﹂と 、水 谷 理事 長 、渡 辺事 務 局 長 は 回
を そ ろえ る。
つ い先 日、日本 選 手 権 大 会 で優 勝 し た ト
ヨタ自 動 車 硬 式 野 球 部 に代 表 さ れ る よう
に、東 海 地 区 は社 会 人 野球 が活 発 な 地 域 で
も あ る。 社 会 人 野球 を 経 験 し た 優秀 な選 手
が コー チと し て参 画 す る こと も 多 く 、彼 ら
の存 在 が レ ベ ル ア ップ に 一役 買 って いる。
そ し て今 回紹 介 し た よう な経 験 豊 富 な指 導
者 た ち も いる。
リ ト ルシ ニア の強豪 地 域 と し て発 展 し て
いく こと は も ち ろ んだ が、私 た ち の思 いと
し て は、﹁
全 日本 中 学 野 球 選 手 権 大 会 ジ ャ
イ ア ン ツカ ツプ ﹂で の優 勝 を 成 し 遂 げ ても
ら いた い。 こ れ は リト ル シ エアだ け でな く
ボ ーイズ リ ー グ や ヤ ング リ ー グな ど も参 加
す る、事 実 上 の硬 式 野 球 チ ー ム 日本 一決 定
戦 。 ま だ 、東 海 のチ ー ム の制 覇 は な い。 こ
の悲 願 を 達 成 す る チ ー ム が 現 れ る こと を 、
067Eondard目劇
我 々も 切 に願 う 。
釉畢
勒檄
豊 田 リトルシニア
創
邸
[■ 套 星 套
6回・日本 選 手 権 5回 出
場 し最 高 成 績 は春 選 抜
ベ スト4、 日本 選 手 権 優 勝
と全 国 の 強 豪 チ ー ム の
仲 間 入 りを果 たし、その伝
統 は今 でもDNAと して引
き継 が れ ている。本 年 度
チームは攻撃型で相手を圧倒 する力の反面諸さも
持ち合わせた荒削りでもある。春選抜出場も決定し
「春 日本一」を目指し練習に励む。
Q.何 に重きを置いて練習 していますか ?
体力以上の強固な練習はパランスを崩し成長を著し
く損なうので、成長期を迎え個 々の野球技術を向上
させていくのが理想です。 チームの基本は投手カ
を中心に守備力。 内・外野の連携プレーは徹底的
に納得いくまで練習をしています。
MEMBER
寿斗
洸太
甲斐
本平
加藤
竜大
川本
惇貴
杉本
曽我
ネし思
滝川
瑛斎
1
海斗
西村
賢人
谷
│・
尚希
2
内 外 外 投 外 内 内 内 内 投
大原
1大 鏡
川名
野崎
豊 南 ││
野 7E I康 生
林
剛志
梅坪 台
牧 の池
長 久手 北
上郷 ■■
逢妻
日進
‐
福冨
三浦
稜介
陽樹
2
内
■投
鈴木
高橋
三好丘
谷 ■ │=続 、
外
梅坪台
坂
冒士松
三好丘
藤 田 六朗 太
2
上郷
伊藤
1
逢妻
伊藤■lL貴
兼誠
投
■陽彦
=輪
山下 直也
補
投
優暉
外
逢妻
後藤
水谷
守山西
牧 ‐1 龍―
昴正
2
2
植田
投
投 外 明正
補・内 高針台
藤下
七原
康太
1輔
2
執
駿介
思 田竜乃介
黒木 │=勝
肉
高3t台
枷海外 藤森
内
皓平
桜山
内
依佐美
投 外 豊南
外
川名
大雅
111
船橋
佑太
鈴木
松井
悠大
1
1
1
投 内 高績 │
内
南山
投・外 梅坪台
投・外 梅坪 台
築鍋
歩夢 ││■
梅坪台
前日健 ―郎
風
投
猿投台
航大
田中
永桜
外
岡崎 北
松藤
山口
幸典
補・内 豊 南
=田
中神
成沢
達哉
投 外
高岡
巧馬
補
■進
投
三好
納富
隆成
外
朝 日ケ丘
捕・内 鳴海
橋詰
東
悠大
平山
勇希
豊南
土屋
内
新村
投 外 高橋
内
補・内 萩山
桂典
1
1
1
志 自岐侑大
祥平
内
岩津
橋・内 日進
外
平針
拓郎
内
日進 .│
投
春木
内
末野 原
11/8(土 〕
愛知西専用グラウンドにて