サイエンス基礎化学実験 1 巡目

サイエンス基礎化学実験 1 巡目
赤ワインの蒸留
目標 装置の組み立てとそのはたらきを理解する。
準備 【器具】□支持台(2)
,□枝付きフラスコ(1)
,□ゴム栓付温度計(1)
,□金網(1),
□リービッヒ冷却器(1),□アダプター(1),□三角フラスコ(1)
,□蒸発皿(1)
,
□マッチ,□ガスバーナー(1)
【試料】□赤ワイン 100mL,□沸騰石
実験操作
1. 下図の装置を組み,赤ワイン 100mL の蒸留を行う。このとき次のような点に注意する。
(1) 温度はリービッヒ冷却器にいく蒸気の温度をはかるのだから,
温度計の球部器は枝付きフラス
コの枝の付け根の高さにする。
(2) 温度が一定になる前に流出した液は捨てる(温度が一定になってから流出した液を集める)。
(3) リービッヒ冷却器に流す水は下から上に流すようにする。
(4) 三角フラスコとアダプターは,密栓しない。綿栓などを用いて自由に空気が流れるようにする。
(5) 枝付きフラスコに入れる液量は,フラスコの1/3以下が望ましい。また,フラスコには必ず
沸騰石を入れ,突沸しないようにし,火力を調節しておだやかに沸騰させる。
2. 三角フラスコに液が 10mL ほど溜まったら蒸発皿に移す。
3. 教室の電気を消し,蒸発皿の液体に点火する。色などを観察する。観察後,水を入れて消火する。
サイエンス基礎化学実験 1 巡目
考察
1. ワインの他に枝付きフラスコに入れておくべき物はなにか。その理由も書け。
⒉.温度計の球部の位置はどれが最も適当であるか,記号で答え,その理由も書け。
2. 冷却水を通すとき,どちらの方向から流し込むのが適当か。記号で答え,その理由も書け。
3. 枝付きフラスコに入れる溶液の分量は,どのくらいが適当か。その理由も書け。
4. 三角フラスコに集められる物は主に何か。
感想 改行せずに最後の行まで書くこと
(
)月(
)日(
)班 1 年(
)組(
)番 氏名(
)