町田高等学校 平成27年度 教科:地理歴史 科目:世界史B 年間授業計画

町田高等学校 平成27年度 教科:地理歴史 科目:世界史B 年間授業計画
教科:地理歴史
科目:世界史B
対象学年組
第 2 学年 1 組 ~ 7 組
教科担当者:
(1組:岡田) (2組:岡田) (3組:舩坂) (4組:舩坂) (5組:舩坂) (6組:岡田) (7組:舩坂)
使用教科書
『詳説 世界史B』(山川出版社)
使用教材
『NEW STAGE 世界史詳覧』(浜島書店)、『10分間テスト』(山川出版社)
指導内容
4
月
(
科目名 )の具体的な指導目標
単位数: 3 単位
評価の観点・方法
教科書 資料集 自作のICT教材
配当時数
2
序章 先史の世界
先史の世界
第1章 オリエントと
地中海世界
1 古代オリエント世界
古代オリエント世界
①大河の治水・灌漑がオリエントに最古の文明を生んだことを理解させる
2
②古代メソポタミア文明(シュメール、アッカド、バビロン第一王朝)について
特徴を理解させる。
特にハンムラビ法典について史料を用いて考察させる。
3
③古代エジプト文明
閉鎖的地形に展開し、3000年にわたり共通する古代エジプト文明の特
徴を理解する。
2
指導内容
(
科目名 )の具体的な指導目標
④古代オリエント統一(アッシリアとアケメネス朝ペルシア)
二つの王朝の共通点と相違点を考察させる。
第1章 オリエントと
地中海世界
2 ギリシア世界
5
月
評価の観点・方法
教科書 資料集 自作のICT教材
配当時数
2
⑤エーゲ文明とポリスの成立
オリエントの影響を受けつつ異なる風土に成立した地中海文明の独自性
を把握させる。
3
⑥アテネとスパルタ
代表的な2つのポリスの社会構成(市民と奴隷のありかた)を考察させ
る。
3
⑦アテネ民主制の発展
ドラコンからペリクレスまで民主制の発展に関わるできごと(ペルシア戦
争など)と
古代ギリシア民主制の特徴を理解する。
4
指導内容
(
科目名 )の具体的な指導目標
⑧ペロポネソス戦争 ポリスの変質 ヘレニズム時代
ペロポネソス戦争によりアテネ民主制が衆愚政治の陥る中、
マケドニア王国が台頭し、アレクサンドロスによりギリシア世界とオリエン
ト世界
第1章 オリエントと
地中海世界
6 3 ローマ世界
評価の観点・方法
教科書 資料集 自作のICT教材
配当時数
2
⑨ギリシア文化・ヘレニズム文化
ヨーロッパ文明の古典を知る。
3
⑩共和政ローマ 領土の拡大と民主制の進展が関連していることを理解
させる。
ポエニ戦争・内乱の1世紀・三頭政治の展開を把握する。
4
⑪帝政ローマ
アテネと異なり、ローマは君主制に変化したのはなぜか、考察させる。
4
月
指導内容
(
科目名 )の具体的な指導目標
⑫ローマ帝国とキリスト教
ヨーロッパ文明に大キナ影響を与え、最大の信徒をもつキリスト教がどの
ように成立し、ローマ帝国とどのように関わったのかを理解する。
第2章 アジア・アメリカ
の古代文明
7 1 インドの古典文明
月
評価の観点・方法
教科書 資料集 自作のICT教材
配当時数
2
⑬ローマ文化
文芸面ではギリシア文化の模倣に過ぎないといわれるが、土木・建築・法
律など実用文化に優れていたことを理解させる。
2
インダス文明、仏教・ジャイナ教、古代インドの諸王朝について理解する。
3
指導内容
8
月
(
科目名 )の具体的な指導目標
評価の観点・方法
配当時数
指導内容
9
月
(
科目名 )の具体的な指導目標
評価の観点・方法
教科書 資料集 自作のICT教材
配当時数
第2章 アジア・アメリカ
の古代文明
1東南アジアの諸文明
東南アジアの風土と古代諸文明について理解する。
とくにアンコール=ワットとボロブドゥールの2大遺跡について知る。
第2章 アジア・アメリカ
の古代文明
3 中国の古典文明
①古代中国文明の特徴を理解する。最古の王朝殷の神権政治、西周の封
建制度、春秋戦国時代の諸子百家の活躍など時代ごとの特徴を把握させ
る。
3
②前漢・新・後漢の政治史と文化について理解する。
とくに「項羽と劉邦」については漢文の授業でも習うので教科間の連携に配
慮する。
4
③遊牧民とオアシス民について、農耕社会との違いや歴史を理解する。
2
2
指導内容
(
科目名 )の具体的な指導目標
④魏晋南北朝の政治史について、時代名を把握し、変転する王朝の名称
を覚えさせる。
10
評価の観点・方法
教科書 資料集 自作のICT教材
配当時数
3
⑤魏晋南北朝の文化と社会について理解させる。政治が混乱する中、儒
学の影響力が弱まり、道教や仏教が隆盛したことや、北部では遊牧民的な
質実剛健な文化が生まれ、江南では貴族文化が花開いたことを理解させ
る。
4
⑥隋・唐の政治史について理解する。
4
⑦唐の文化史について理解する。漢文でも扱う唐詩など日本への影響についても触
れる。
3
月
指導内容
第4章 イスラーム世界の形成と発展
1イスラーム世界の形成
(
科目名 )の具体的な指導目標
①倫理で学んだイスラーム教の特徴を確認させ、イスラーム教がどのよう
に生まれ国家を形成していったかを学ぶ。
②イスラーム世界が西アジア・北アフリカ・中央アジアに拡大し、アラブ人以
第4章 イスラーム世界の形成と発展2
外に、イラン人やトルコ人やベルベル人が発展の担い手として登場したこと
イスラーム世界の発展
を理解させる。
第4章イスラーム世界の形成と発展3
11 インド・東南アジア・アフリカのイス ③イスラーム世界が、交易や神秘主義教団の活動を通じて、インドや東南
月
ラーム化
アジア、アフリカへも広がっていったことを理解させる。
評価の観点・方法
教科書 資料集 自作のICT教材
配当時数
3
5
4
指導内容
(
科目名 )の具体的な指導目標
④イスラーム文明は日本ではなじみがないようだが、古典・古代の文化は
第4章イスラーム世界の形成と発展 4
イスラーム世界で継承・発展し、ルネサンス期などにヨーロッパに伝わった
イスラーム文明の発展
ことを理解させる。
第5章 ヨーロッパ世界の形成と発展
1西ヨーロッパ世界の成立
①地中海文明崩壊後、イスラーム世界・西ヨーロッパ世界・東ヨーロッパ世
界が成立したことを理解させる。西ヨーロッパ世界の政治史と社会構造を
把握させる。
評価の観点・方法
教科書 資料集 自作のICT教材
配当時数
4
4
12
月
3
指導内容
(
科目名 )の具体的な指導目標
第5章 ヨーロッパ世界の形成と発展
1西ヨーロッパ世界の成立
①地中海文明崩壊後、イスラーム世界・西ヨーロッパ世界・東ヨーロッパ世
界が成立したことを理解させる。西ヨーロッパ世界の政治史と社会構造を
把握させる。
第5章 ヨーロッパ世界の形成と発展
2 東ヨーロッパ世界の成立
②ビザンツがローマ帝国の伝統と文化を受け継いだことを理解させる。ス
ラブ人がビザンツ文化の影響を受け、国家を形成し始めたことを把握させ
る。
評価の観点・方法
教科書 資料集 自作のICT教材
配当時数
3
1
月
6
指導内容
2
月
(
科目名 )の具体的な指導目標
第5章 ヨーロッパ世界の形成と発展
3西ヨーロッパ中世世界の変容
③十字軍以降、商業と都市が復活し、封建社会が崩壊に向かい、教皇権
も衰退し、中世西欧世界が変容して、主権国家体制が準備され、近代への
準備が始まったことを理解させる
第5章 ヨーロッパ世界の形成と発展
4西ヨーロッパ中世文化
④キリスト教を中心とする汎西欧的な性格をもつ中世ヨーロッパ文化につ
いて把握する。のちに学ぶルネサンスとの対比ができるようにその特質を
理解させる。
評価の観点・方法
教科書 資料集 自作のICT教材
配当時数
3
2
第6章 内陸アジア世界・東アジア世界の展 ①ユーラシア史に大きな影響を与えた内陸アジア世界において、10世紀以降、イス
開 1トルコ化とイスラーム化の進展
ラーム化とトルコ化が進んだことを理解させる。
4
指導内容
(
科目名 )の具体的な指導目標
②唐の崩壊後、中国周辺諸民族の活動が活発となり、契丹(遼)、女真
第6章 内陸アジア世界・東アジア世界
(金)、タングート(西夏)などの諸国家が形成されたことと、中国宋朝がこの
の展開 2東アジア諸地域世界の自立
ような国際状況のなか軍事的劣勢におかれ、かえって中国的な文化を発
化
展させたことを理解させる。
③遊牧民のモンゴルが、ユーラシア大陸の3分の2をしめる大帝国を形成したのはな
第6章 内陸アジア世界・東アジア世界の展
ぜか、考えさせる。モンゴル帝国の時代に東西文明の交流がさかんになったことを把
開 3モンゴルの大帝国
握する。
3
月
評価の観点・方法
配当時数
教科書 資料集 自作のICT教材
4