報告書

タスマニアの青い冬
香川県立高松桜井高等学校
普通科2年
福岡 陽菜
私は、タスマニア派遣の 2 週間、夢のような時間を過ごすことができました。大好きな
英語に毎日ドップリ浸かることができ、色々な事を学べたとともに、自分も一回り成長し
たような気がしています。
私は、小学 6 年生の頃から英語の塾に通っており、それがきっかけで英語に興味を持つ
ようになりました。知り合いの外国人、ALT の先生と話せば話す程、英語圏に行って、色々
な人と英語でコミュニケーションをとりたいと思っていました。だからタスマニアへの派
遣が決まった時、絶対にこの派遣事業で自分を変えようと思っていました。出発前から皆
が口を揃えて言っていたのは、オーストラリア独特のなまりに最初は耳が慣れず、コミュ
ニケーションが取れなくて落ち込む子が多いということでした。自分から積極的に声をか
けるようにと、前もって注意を受けていました。そのようなことを聞いていたこともあり、
進んでコミュニケーションをとることができ、多くの人と様々な話をすることが出来まし
た。リスニングは少々難しかったですが、自分の英語力を確かめられたことにより、これ
からの勉強の意欲に繋がりました。
また、タスマニアについて 1 番驚いたことは、その空気の綺麗さです。空港から外に出
た途端、「おいしい!!」と感じました。それもやはり、タスマニアの持っている素晴らし
い大自然のお陰なのだと思います。どこを見渡しても、山、緑、澄んだ空、生き生きとし
た動物たち。私が想像していた以上に素晴らしい自然環境でした。私はそんな自然環境の
中で、環境活動にどのように取り組んでいるのか学んで来ようと思っていました。なぜな
ら、タスマニアは香川と同じく、水不足で悩まされていると聞いていたからです。そのこ
とをホストファミリーに話したところ、かなり驚いた顔をされて、こう言われました―「水
不足ではない。逆に私達の住む地域には大きな川が流れていて、そこから水がきているか
ら幾ら使っても問題ない。」と。この言葉を聞き、とても驚きました。それと同時に、百聞
は一見に如かず、とはこのことなんだと少し感心もしました。ニュースやテレビ、人から
聞いたことは全てが正しい訳ではないのです。本当に知りたいことがあるなら、自分の目
で見て、確認すべきなのだと改めて実感しました。
このタスマニア派遣事業で私は、ここで述べたこと以外にも、本当に多くの事を学びま
した。たくさんの方々と出会い、たくさんの事を経験しました。この経験が無駄にならぬ
よう、日々の学習に精一杯務め、これからの糧にしていきます。一生忘れられないような
大切な思い出を作れたことに、本当に感謝しています。
▲動物保護施設にて