日本とオーストラリアの学校での発見 香川誠陵高等学校 普通科2年

日本とオーストラリアの学校での発見
香川誠陵高等学校
普通科2年
松下 遥紀
私は今回このオーストラリアタスマニア派遣事業に参加し、貴重な体験を得ることがで
きました。ホームステイ先では、ホストブラザーの通うプロスペクトハイスクールで現地
の生徒と同じ授業を受けたり、逆に日本文化や香川県の紹介を行い、文化交流を図ってき
ました。
所変われば、、、ではありませんが、やはりオーストラリアの学校と日本の学校では大い
に異なるものでした。そんな学校生活の中で、特に日本と違ったことで興味を持ったもの
について紹介したいと思います。
一つ目は授業の進め方について、現地の生徒は皆、社会や理科などの授業でノートパソ
コンを用い、調べながら授業に参加していました。これは、途中立ち寄った現地ガイドの
話によると、オーストラリアがあまりに広大なので、家と学校の距離が離れすぎて学校に
通えない子供の為に電子機器を利用した学習方法が発達した為だそうです。タスマニア島
はそれほど広大ではありませんが、オーストラリア全土で統一する為に同じような学習方
法になったのかも知れません。
次に、授業内容についてプロスペクトハイスクールには日本にもある国語(英語)、数学、
理科、社会の基本教科以外にも様々な教科があるということでした。例えば、パソコンを
使って作曲したり、生徒自身が演じる演劇の授業などがありました。これらの授業を受け
る生徒たちはすごく楽しそうでした。社会に出るまでに色々な体験をさせたいという考え
があるのだと思います。このオーストラリアの学校のように、社会に出るまでに知識だけ
でなく出来るだけ多種多様なことを経験する授業が日本の学校でも増えたらいいなと感じ
ました。
これらの 2 点だけを見ても、国それぞれの風土や特性に合わせた教育があると分かり、
もっと知りたくなりました。
いずれにせよ、この派遣事業で学んだことはとても価値ある体験だったので、私の胸の
中に秘めておくだけでなく、機会があれば知り得たことをどんどん発信していきたいです。
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