塩水選

米作りの第一歩~良い種を用意
良品選抜種~中身の充実した重い種=芽や根が力強く出てきて病気にもかかりにくい
JAより購入した種籾を更に塩水選で良品種を選抜
選抜方法は、塩水選によって行います
塩水選とは・・・
充実した種とそうでない種を分けるために、真水よりも塩水のほうが物を浮かす力が
大きくなることを利用し、充実していない軽い種が水面に浮くことを利用して選抜しま
す。うるち米(コシヒカリなどの普段口にするお米)は 1.13、もち米は 1.08 の比重液を
作り、選抜します。
準備
種籾の用意
~JA より購入した種籾~
~袋の中身~
種籾と種籾の保証書が入ってます
塩水選をする道具
うるち
もち
~比重計~
水温を 10℃以下にならないように注意します。
冷たい水に浸けると発芽が悪くなってしまいます。
塩水選計~比重 1.13
塩で比重を 1.13 にした塩水に浸けたらこれだけ種が浮いてきました
浮いた種籾を網などですくいます
ほぼすくい終わった状態です。
下に沈んでいる種籾が、充実した種籾で、芽や根が力強くでる選抜の種になります。
塩水選した種は、一度水で洗い流し、塩を取り除きます。
これで、良品の種籾の完成!
塩水選よって、これだけの種が除去されました。
用意した種籾コシヒカリ種子 45 ㎏
結果
塩水選によって浮いた種籾は・・・2.22kg
選抜種籾
約 43.kg
(塩水選によって分けられた籾は、次回の工程に移ります)
保証された種籾からさらに選抜した種を使用し、健苗育成と品質向上に繋げます!